2020年7月29日発売の
週刊少年サンデー 2020年35号に掲載されている
葬送のフリーレン 第12話のネタバレ&感想になります。
第12話 北方の関所
内容ネタバレ
勇者ヒンメルの死から28年後。
中央諸国バクル峡谷 城塞都市ヴァ―ル。
アイゼンの弟子・シュタルクを仲間に加え
北を目指していたフリーレン一行だが
どうやら北側諸国は魔物の動きが活発らしく
足止めを食らっていた。
通れるようになるのもいつになるかわからず
戸惑うフェルンだがフリーレンは
久々にゆっくり魔法の研究が出来ると喜んでいた。
とりあえず解散することになり
それぞれ自由に行動することになる中
フェルンは街を歩いて情報を集めるも
関所が開くのは早くても2年は先とのことで・・・。
皆と別行動をとることになったシュタルクは
前にアイゼンと一緒に訪れた酒場へ。
そこのマスターとは顔見知りだったようで
師匠であるアイゼンの話を懐かし気に話していた所
フェルンが姿を見せる。
フェルンからこのままだと
この街で2年以上待つことになるかもしれないと聞き
二人は関所をどうにかして越えられないかと
色々街を探し回ることに。
しかし北側は余程危険な状況なのか
越える方法はなく闇市や盗賊ギルドも当たってみたものの
結局良い方法は思いつかずにいた。
そうした中、フェルンは思っていた以上に
シュタルクが協力的で自分以上に必死なように見えたことから
その理由について尋ねたところ
北側が見渡せる城壁の上にてその理由が明かされることに。
シュタルクは北側に広がる森を眺めながら
小さい頃師匠に連れられてここに来たと語る。
その際に勇者一行はこの街から北側諸国に旅立ったのだと聞き
どんな旅立ったのか尋ねたところ
師匠は普段自分の事を何も話さないくせに
勇者一行の冒険を楽しそうに語った。
師匠は長い人生の中のたった十年の冒険を
何よりも大切にしていたと。
師匠はもう旅ができる歳じゃなく
そんな師匠が俺を連れてけってお前達に言った。
だから俺は師匠の代わりにくだらなくて楽しい旅を沢山経験して
土産話をたっぷり持ち帰らないと駄目なんだと。
俺に出来る恩返しはこのくらいで
あんまりのんびりしていると師匠が死んじまうと言い
それを聞いたフェルンはならばこんなところで
足止めはいけませんねと優し気に笑みを浮かべるのだった。
その後二人が何かないかと街を歩いていた所
家の物陰に隠れているフリーレンを発見する。
どういうわけかフリーレンは
街の衛兵たちに追われているらしく
シュタルクに何やらかしたんだど言われるも
フリーレンにもその理由が分からずにいた。
そうこうしている内に
衛兵隊長と城の城代を務める男に見つかってしまうが
突然申し訳ありませんでしたと頭を下げられることに。
どうやらフリーレンが勇者一行の一人だったとバレたようで
のんびりしたいと思っていたフリーレンの思惑をよそに
北側諸国は今魔王残党との紛争が絶えず
その現状を憂いてのことでしょうと。
その志正に英雄の如しであると称賛され
思わぬ形で関所を通る許可を得ることに。
その後フリーレン一行は街の人達総出で見送られることになり
フリーレンはこういうのあまり好きじゃないと語るが
シュタルクは師匠もこんな感じで北側に旅立ったんだなと
どこか嬉しそうに辺りを見回していた。
フリーレンもヒンメル達と一緒に
此処を通ったことを思い出し、
そうだねと返すも門を通り抜けたところで
あー魔法の研究したかったなぁ~と
残念そうに零すのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回は巻頭カラーということで
何か予期せぬことが起こるかと思ってましたが
特にそんなことはなく
ゆったりした回でしたね。
最初に関所が通れなくて
何か問題が起きてそれを解決しないと
先に進めないのかとも思いましたが
それも違いましたしね。
まあ北側で魔物の動きが活発とのことですので
次回からは多少なりとも
バトルシーンも入ってくるとは思いますが
どういう形にせよそちらも楽しみです。
それはそれとして私としては
この作品が巻頭カラーだったことが
本当に良かったです。
私が推している作品ということもそうですが
新しく始まった作品って
なんだかんだで打ち切りも多いので。
巻頭カラーに持ってくるくらいには
人気も出ているみたいですし
流石にすぐ終わりという感じではないかなと。
それに8/18には第1巻が発売とのことですし
これからもずっと順調にいってほしいものです。
ちなみにコミックスについてはこちら!