葬送のフリーレン 雑誌掲載最新話

葬送のフリーレン 最新 第25話 ネタバレ&感想 勇者の剣

2020年11月4日発売の

週刊少年サンデー 2020年49号

に掲載されている

葬送のフリーレン 第25話

ネタバレ&感想になります。

 

第25話 剣の里

内容ネタバレ

 

在りし日の冒険の始まり。

王様と謁見し魔王を討伐する旅に

出発した勇者一行。

 

今まで多くの勇者が旅立ったものの

魔王の討伐に失敗してきたからか

銅貨10枚しか貰えず・・・。

 

フリーレンはケチだと不満を零すが

ヒンメルは地道に討伐依頼を熟して

路銀を稼ぐのもいいじゃないか

冒険らしいと笑みを浮かべていた。

 

ハイターもそれに同意する中

フリーレンはヒンメルの持つ剣が

”勇者の剣”である事に気付く。

 

それは偽物だったようで

ヒンメルによると昔村に来た行商人を

魔物から助けた時に

未来の勇者にと貰ったとのことだった。

 

フリーレンはそのことが

勇者になったきっかけなのかと尋ねるが

ヒンメルは否定した上で

その時の事を語る。

 

村の孤児院にハイターって

ムカつく奴がいたが

偽物の剣しか持ってないから

偽物の勇者にしかなれないと僕に言った。

 

じゃあ本物になってやろうじゃないか、

そう思ったんだと。

 

そういったヒンメルは

笑みを浮かべ宣言する。

 

僕はいつか本物の

”勇者の剣”を手に入れて

魔王を打ち倒すと。


勇者ヒンメルの死から29年後。

北側諸国シュヴェア山脈。

 

フェルンに背負われながら

目を覚ましたフリーレン。

 

吹雪で前が見えない状況に

既視感があるとして

まだ夢の中だと現実逃避しようとするが

そうもいかず目的地の集落がある

北に進むようにと指示。

 

そして吹雪がだいぶ落ち着いてきた頃

目的地である集落に到着した

一行を出迎えたのは

49代目の里長と名乗る

まだ幼い少女だった。

 

「ようこそ剣の里へ」

そう言って歓迎する里長の案内で

集落を歩く一行。

 

シュタルクは剣の里という

名前を知っていたようで

勇者の剣を守っていた里だと語る。

 

この里の近くの聖域には

女神さまが授けたとされる

勇者の剣が刺さっていた。

 

その剣は歴史上どんな英雄達が

引き抜こうとしても

微動だにせしなかった。

80年前まではなと。

 

勇者の剣を引き抜けるのは

この世界を滅ぼす

大いなる禍を撃ち払う勇者のみ。

 

そんな言い伝えがあると聞かされつつ

里長が案内する家へと向かうことに。


暖炉に火を入れ温まったところで

里長は先々代の遺言を

フリーレンに告げる。

 

半世紀後にまた来てもらう約束だったのに

温厚な私でも流石にブチギレですよと。

 

どんな遺言なんだと

言いたげなものだったが

どうやらフリーレンはお役目として

魔物退治をしなければならないらしく

早速明日から始めることに。

 

集まった魔物の数は多かったものの

苦戦する相手ではなかったようで

次々と魔物を倒していくフリーレン達。

 

それでもその数は多くフェルンは

こんな状況なのにどうして他の冒険者に

討伐依頼を出さなかったのかと

疑問に思い尋ねる。

 

里長は出したいのは山々だと話すが

フリーレンからは

ヒンメルは英雄だからとの言葉が。

 

その言葉の意味が分からず

首を傾げるフェルンだが

シュタルクが洞窟の前に

魔物が沢山集まっているのに気づく。

 

そこには主と呼ばれる巨大な魔物もいたが

三人を相手にするのは力不足だったようで

最後はフリーレンの魔法によって

止めを刺されていた。

 

主を倒したことでお役目も終わった

フリーレンだがシュタルクは

洞窟の中に勇者の剣があることに気づく。

 

こいつはどういうことだと聞かれ

フリーレンは魔物が集まっていたのは

そいつのせいだと語る。

 

聖域は強力な結界で入れないのに

魔物はそれを破壊する衝動を

抑えられないのだと。

 

そういうことじゃなくてと話す

シュタルクにフリーレンは

里長と一瞬目を合わせて語る。

 

ヒンメルはこの剣を

抜けなかったんだと。


勇者の剣が抜けず立ち尽くすヒンメルに

フリーレン達は心配そうに声をかける。

 

ヒンメルはその声を聞き

笑みを浮かべて告げる。

 

いいじゃないか偽物の勇者で。

僕は魔王を倒して

世界の平和を取り戻す。

 

そうすれば偽物だろうが

本物だろうが関係ないと。

 

その時の事を思い出しながら

フリーレンは誇らしげに

ヒンメルは成し遂げたんだと語る。

 

あんな剣は無くたって

世界を救って見せた、

本物の勇者だと。

 

その事実を隠しているのは

ヒンメルを英雄にしたがった

連中の仕業であると。

 

その上でフリーレンは

英雄というのはどうしても後世の連中が

勝手に美化していくと語る。

 

そしてそのうち

原型すら無くなってしまうのだと。

 

フリーレン様なら

やってくれると信じていました。

マジ感謝。

 

里長からそんな先々代の遺言を聞かされ

シュタルクが思わずツッコミを入れる中

じゃあまた半世紀後にと言い残し

フリーレン達は里を出るのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

魔王を倒すには

勇者の剣が必要である。

 

そんな先入観が私にもありましたが

ヒンメルが勇者の剣を

引き抜けなかったとは驚きました。

 

魔王を倒す男でも

抜けない剣とは・・・。

 

魔王が言い伝えにあるように

この世界を滅ぼす大いなる禍

ではなかったのかも。

 

言ってみれば魔王ではなく

邪神とかそういう存在なら

抜けるのかも。

 

それになにより

勇者の剣を抜かずに

魔王を倒したという事実が凄い!

 

この世界がどういう基準で

勇者を選定しているかはわかりませんが

実際に倒しているわけですからね。

 

ヒンメルが例え勇者じゃなくても

世界を救った英雄なのは間違いないかと。

 

思わぬ真実が判明した今回ですが

あの里長はなかなかに

良いキャラでしたね。

 

実際にはその先々代かもしれませんが

またどこかのタイミングで

出てきてほしいものです。

 

そんなわけで今回も前回に続き

寄り道っぽい回でしたが

次回は本来の目的地である

オイサーストに向かうことになるかと。

 

フリーレンの立場からして

色々面倒に巻き込まれそうなので

どんな事が起こるのか楽しみです。

 

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