2020年7月30日発売のモーニング 2020年35号に連載されている
宇宙兄弟 359話のネタバレ＆感想になります。
第３５９話 ファーストフリンジ
内容ネタバレ
六太がまだ子どもの頃
シャロンに調整された望遠鏡で
初めて土星を目にした六太と日々人。
子ども心にもその光景は興奮するものだったようで
そんな二人の様子をシャロンがカメラに収めていた。
月面にいる六太の下にシャロンからメールが届き
そのメールには当時の二人の写真が添付されており
それを見た六太は当時の事を思い出したのか
懐かし気な表情を浮かべ・・・。
無事にルナランダーから荷物を受け取ったこともあり
基地にてその中身を開封する様子を撮影することに。
その中には様々な種類の食糧を始め
衣類も詰め込まれており
さらには3Ｄフードプリンターも入っていた。
これでスシやピザも食べられると
興奮を隠せない二人だが
続いて開けたケースの中には
頭部がないロボットのようなものが。
ビンスによるとこれは月面での技術実証用に送られた
新型のロボノートとのことで
ＥＶＡはもちろん基地内での二人の作業も
遠隔操作やＡＩで人間のようにサポート出来るとのことだった。
ブギーより役立つなと新たな仲間を歓迎する二人だが
どうやら頭はブギーの頭部を接続するらしく
私にもとうとう人間の体が！とブギーは大興奮。
頭部を取り付けられたブギーが二足歩行に感動していた頃
国立天文台”ＳＨＡＲＯＮ棟”では
五月蝿たちが作業に勤しんでいた。
どうやら何らかの成果が出たらしく
それを見届けた五月蝿は
その成果を月にいる六太にも伝えていた。
彼ら曰く綺麗なグラフが出ることを
”フリンジ”と言うらしく
初めて”フリンジ”でた時の記念写真が送られるが
六太の目には黒い点々が見えるだけで
良くわからないものだった。
五月蝿もグラフ見ても良くわからんだろ？と笑っていたが
それがどういうものなのかはファーストフリンジを囲む
皆の嬉しそうな表情から良く伝わってきていた。
五月蝿によると夜までみんな頑張っているおかげで
もうちょっとでアンテナの検証が8割を超えるらしく
そうしたらいよいよシャロン天文台で捉えた
宇宙の姿を世界に発表できるとのことで
六太もそれを楽しみにしていると伝えていた。
通信を終えた六太は
ファーストフリンジの記念写真を見ながら思う。
このグラフの”凄さ”はぱっと見
私にはわからなかったが
この表情になる出来事なんだと。
シャロンから送られた子供の頃の写真。
望遠鏡越しに見た土星に興奮していた
幼い自分と日々人の表情と同じ。
きっとそういうことだろうと。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
前回ルナランダーミッションを終え
そして今回ですが運んできた中身が
色々明らかになりましたね。
食糧や衣類については当然のこと
驚いたのは3Ｄフードプリンターとロボノートについて。
この作品は今よりもさらに未来の話なので
現在そういうものがあるかどうかはわかりませんが
中々に夢があるものですよね。
今でも3Ｄプリンターと呼ばれるものがありますが
それを進化させたものなんだろうなと。
そういう研究がどこかで行われているかはわかりませんが
なんとも夢のあるものなのは間違いないので
いずれそういった物が見られればいいなと思います。
そしてロボノートについてですが
ついにブギーが自らの体を得たみたいですね（苦笑）
あの子憎たらしい表情を見るに
本当にブギーでいいのかは微妙な気もしますが
めっちゃ嬉しそうにしていましたし
これからはあれで六太達の助けることになるのかも。
それと今回のメインである
ファーストフリンジについてですが
ぶっちゃけ素人にはそれがどれだけの物なのか
全く理解できない代物でした。
それでも六太の言うように周りの皆の表情を見て
それが素晴らしいものであることは理解できたので
それでいいのかも。
欄外で宇宙に魅せられた者同士、だから分かる。
とありましたがまさにその通りなんだろうなと。
ともあれシャロン天文台が上手くいっているのは
おそらく間違いないのでそれだけ理解すればいいと思います。
私もそんな感じですので（苦笑）
気になる続きについてですが
次回は8/20発売の38号にて掲載とのこと。