2021年4月22日発売の
週刊ヤングジャンプ2021年21・22合併号で
連載中の真・群青戦記 12話の
ネタバレ&感想になります。
第12話 生まれながらにして
内容ネタバレ
弁丸への忠義を尽くし
水沢に勝利した惣兵衛だが
背後から赤岡に斬りかかられ
傷を負ってしまうことに。
その様子を見て一場が
赤岡へと向かう中
ミチロウは赤岡に斬られた
武士のもとへ。
しかしすでに息は無く
悔しがりながらも
倒れる水沢に目を向ける。
出血がひどくこのままでは危ないと
判断したミチロウは
刑務官に声をかける。
水沢を医務室に連れて行くから
手を貸して欲しいと。
しかし刑務官は
相手が犯罪者だからか
躊躇い目を逸らしていた。
そして今も戦い続ける
赤岡はどうするのかと尋ねるが
ミチロウは告げる。
だからって目の前に
人が死にかけてるのを
見殺しに出来るか・・・と。
その言葉に刑務官は
キミの言う通りだと謝るが
一方赤岡は一場との戦いで
体に傷を負っていた。
赤岡は斬られた傷に手をやり
これを待ってたんだと
歓喜の声をあげる。
そして斬りかかってくる一場と
鍔迫り合いしつつ
戦国(ここ)が俺の居場所だ!と
狂気の笑みを浮かべていた。
倒れた水沢の手が少し
動いたことに気づいたミチロウは
刑務官と共に声をかける。
医務室はすぐそこだ!
しっかりしろ!と声をかけつつ
ミチロウは水沢の状態を確認する。
脇差の分傷が浅かったのか
まだ間に合うと判断し
刑務官と共に肩を貸し立ち上がり
医務室へ向かうため歩き出す。
水沢は声には出さなかったものの
やめてくれ・・・と何度も思っていた。
なぜおれなんかを助けようとする・・・
これじゃ・・・家族すら守れなかった
自分が益々惨めになる・・・と。
ミチロウは今も戦い続ける
赤岡たちにどいてくれ!と叫ぶ。
こいつを医務室に運ぶ!
今ならまだ間に合う!と。
一場は水沢の手当てを
しようとしているのを見て
そやつは敵だろ!?と声をあげるが
ミチロウは敵なんていないと告げる。
そんなミチロウに対し
刀を向けた赤岡は問いかける。
なぜ水沢を助けるのかと。
一瞬触発の状況の中
ミチロウは語る。
おれの弟は未決囚として
拘置所に入っていた・・・。
弟は罪を犯したのかもしれない。
だけど悪人じゃない。
本当はそう信じてやりたいんだ
昔はあんなに可愛かったから・・・。
生まれながらにして
悪人なんていない。
境遇とか環境・・・不運が原因で
道を誤っただけだと。
俺の弟もあんたらも
そう思っている・・・。
そう語ったミチロウを
赤岡は刀で斬りつける。
目の上を斬られたミチロウだが
その痛みに声をあげることなく
赤岡に通してくれと
じっと目を合わせていた。
赤岡からお前はどうしたいんだ?
と聞かれ息も絶え絶えな様子で
水沢は語る。
おれは平凡な人間で
九能のように・・・
無慈悲にはなれない・・・と。
その上で赤岡に
あんたもそうだろ?
任侠を貫いて拘置所に入った・・・。
もうやめにしよう・・・。
そう語った水沢の目には
涙が浮かんでいた。
赤岡は白けたと舌打ちしつつ
刀を向けるのをやめ
行けよと告げる。
水沢はそんな赤岡に礼を言い
ミチロウは急ぐぞと
医務室へと歩き出すが
その頃医務室には
すでに九能たちが・・・!?
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
赤岡たちとの戦いは
一先ず終わったみたいですね。
とりあえず赤岡と水沢については
決して善人ではないですが
根っからの悪人というわけでも
なさそうな感じ。
特に水沢に関しては
恐らくミチロウに対して
敵意を向けることはないかなと。
味方になるかは
なんとも言えないところですが
こういう形で序盤に
敵から味方になった場合って
命を落とすことも多いので
その点がちょっと心配。
ミチロウの命を救うために
盾になったり足止めしたりとか
ありそうですし・・・。
ともあれ赤岡たちについては
まだ生きている以上
これからも関わることになるかと。
それはさておき九能たち別動隊が
すでに医務室に
到着しているみたいですね。
ビビりまくっている弁丸に
一緒に来てくれと
狂気的な表情で言ってましたが
あれはどうみても悪人だろうなと。
彼の根幹にあるのが宗教なのか
それとも生来の異常性なのかは
今のところわかりませんが
あの表情を見る限り
ヤバい男なのは間違いないかと。
先に弁丸に接触された以上
後手に回るのは致し方ないですが
すんなり連れ去られるとも思えませんし
これからどう展開していくのか
続きが楽しみです。
ちなみに予告で
”正義”が立ち上がる!?
とありましたので
新キャラ登場するかも?