2021年4月22日発売の
週刊ヤングジャンプ 2021年21・22合併号に
掲載されているキングダム 677話の
ネタバレ&感想になります。
第677話 飛信隊の行方
内容ネタバレ
趙国王都邯鄲
そして青歌にある報せが届く。
その報せを聞いた者達は
歓喜していたが
李牧の表情は決して
明るいものではなく
じっと考えを巡らせていた・・・。
飛信隊の宿営地では
信を筆頭に指令がない状況に
苛立っていた。
それは玉鳳隊がいる桓騎軍が
初日から苦戦しているとの
情報がありさらに開戦から
すでに八日経っていたからだった。
桓騎軍対扈輒軍の戦いは
すでに八日目に突入し
伝わるのは桓騎軍苦戦の報
ばかりであった。
王翦軍本営本陣でも
その事について
色々話し合われていた。
その中には蒙恬もおり
王翦に対し飛信隊を
動かすべきだと進言するが
返ってきたのは
飛信隊は動かさぬという言葉だった。
王翦は桓騎から楽華はやるから
飛信隊は中間地に留めておけと
使いが来たからだと語る。
つまり飛信隊は
桓騎が”使う”のだと。
その頃飛信隊の宿営地に
桓騎からの伝令が届いていた。
六大将軍から飛信将軍に命令する。
今すぐ全軍で援軍に来い!
今すぐだ!!
そう居丈高に命令する伝令だが
戦局は決して良くないのか
焦っているのが明らかだった。
その指示を受け飛信隊は
すぐさま援軍に向かうべく動き出す。
飛信隊羌瘣隊合わせて計一万五千。
桓騎軍対扈輒軍の戦場に向けて出陣。
飛信隊が援軍に向かった事は
すぐさま王翦軍本陣にも伝わった。
主だった将から
どうせ使うなら早い方がよかった、
八万と二十四万の戦いに
一万五千が行っても無駄だと
様々な意見が出る中
王翦は蒙恬に問いかける。
お前は此度の桓騎は
何を考えていると思うかと。
その問いに対し蒙恬は
桓騎は綿密な策略家ではなく
感覚的に戦う男だが
実はあまり無意味なことは
しないと語る。
つまり桓騎は普通に扈輒の首を
取るつもりだと思うと。
そう語った蒙恬は
近くにいる伝者に
玉鳳隊について尋ねる。
そして左翼は玉鳳隊を含め
壊滅状態にあると聞き
王翦らに目を向けるも
将達はその事は既に知っていた。
若だからといって呼び戻せば
それこそ若を子供扱い
することになるぞと。
蒙恬はそんな事は分かっていると
言いつつも王翦達に
言わずには言われなかった。
王翦は咸陽で子供が生まれたばかりで
しかもまだその子の顔すら
見ていないのだと。
田里弥はよくあることだと言うが
蒙恬は王翦に告げる。
心配してやれって言ってるんだ!
家族だろ!と。
王翦はその言葉に対し
何も応える事はなく
蒙恬は楽華の方に
敵が動いたと知らせが入り
自身の隊へと戻ることに。
馬を走らせながら
蒙恬は祈るように
王賁の無事を願う。
そして信にもし出来るなら
王翦を援けろと・・・。
一方桓騎軍への援軍として
戦場に到着した信だが
その目の前には
驚きの光景が・・・!?
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
開戦から八日経ったわけですが
思っていた以上に
ヤバい状況にあるみたいですね。
八万対二十四万ということで
明らかに不利なのはわかってましたが
すでに王賁のいる左翼が
壊滅状態とか・・・。
厳しい状況にあるのは
ある予想していたものの
現状は最悪と言って良いかと。
詳しくは次回にでも
明らかになると思いますが
とりあえず気になるのは
玉鳳隊の現状について。
壊滅状態にあるとの情報は
入ってきていますが
将達については
情報が入っていないので
その辺り気になるところ。
まあ、全滅とは言われていないので
恐らく無事だとは思いますが
将の一人や二人やられていても
おかしくないかなと。
なんにしても飛信隊も
ようやく命令があって
動けるようになったので
これからが本番でしょうね。
桓騎が一体何を考えているのかは
まだ定かではありませんが
何かしら狙いがあるんでしょうし
それに期待したいところです。