地上へ・・・ 雑誌掲載最新話

地上へ・・・ 最新 第4話 ネタバレ&感想 地上での戦い!?

2025年2月5日発売の

週刊少年サンデー 10号で連載中の

地上そらへ・・・ 第4話

ネタバレ&感想になります。

 

第4話 正義の光

内容ネタバレ

 

地上に逃げた超人を確保するために

特殊部隊を派遣する。

 

総理からそう報告を受けた局長は

つまりどうあっても我らの準備が

整うまで待てないと?と聞き返すが

総理の考えは変わらなかった。

 

地上の安全のために

一刻も早く”超人”を連れ戻す!と。

 

その言葉を受け局長は告げる。

どうしてもやるなら

「連れ戻す」など言わず「始末」なさい。

 

超人の戦闘力を

どこまで甘く見ているのか!!?と。

 

ヒートアップする二人を

なんとかなだめながらも

スーツの男は総理に声をかける。

 

ただ本気で超人とやりあう気なら・・・

最新鋭の兵器フル装備でおやんなさいと。


”愛”を学べる場所として

結の家に案内されたヒイロは

ゴクリと唾をのみこんでいた。

 

シオンが地上にあると言っていた

”愛”という謎の力・・・

それがここに・・・

 

ヒイロは礼を言うです。行こう”変なひと”と

早速中に入ろうとするが結は

ヒイロに結よと声をかける。

 

私の名は綾瀬 結よ!

結って呼んで!と。

 

家の前で改めて名乗った結と共に

早速中へ入ったヒイロは

ドキドキしながら事態を静観していた。

 

結はヒイロから教えてもらった通りに説明し

ヒイロを今日からうちに住んでもいいかなと

確認を取るがその相手こそが

目の前に座る結の父だった。

 

・・・これがこの”家”の

構成員の一人という・・・父の人!

 

ヒイロがその鋭い眼光に唾を飲み込むが

結の父はお茶を飲み考える。

 

私は弁護士という仕事の性質上

人を見る目はあるつもりだ。

 

どんなに取り繕っていても人は

その生き様を全身に”オーラ”のように

纏っているものだ。

 

そして、この少年から漂う”オーラ”は・・・

「やばい」とかそういうレベルのもんじゃないっス!

まさに危険の化身だぜこいつあ~!!!

 

なになにい、一体どんな環境で育てばこの若さで・・・

いや”人の子”がこれ程すさまじいオーラを

身に纏うっていうんだい?

 

そんなことを考えているとは露知らず

どうしていいかわからないヒイロ達だが

結の父はとにかく家族を守らねばと

娘をヒイロから引き離そうと

結にちょっと来なさいと手招きする。

 

しかし結からなんで?と言われたことで

その試みも失敗に終わってしまい・・・


思い通りにいかず内心焦る結の父だが

それで諦める気などさらさらなく

別の方法を模索し始める。

 

私は・・・世が世なら

軍師になるのが夢だった・・・

 

だが平和な世に生まれたので

弁護士になったのだ。

 

そう、この国は法治国家。

法治国家では”法”が力だ!

 

我が家のこのピンチ、乗り越えてみせる!

いでよ国家権力、おまわりさ~ん!

 

と後ろ手で110番する結の父だが

ヒイロからなんか電波が出てるですと言ったことで

刺激してはいけないと取りやめる。

 

そして落ち着け・・・私!と

改めてヒイロに声をかけるが

その瞬間焦ったヒイロの手から

お茶の入った湯呑が落ちてしまう。

 

しかし次の瞬間ヒイロが

こぼれそうになったお茶を空中で戻すという

常人にはありえない事をしたのを見て

絶対刺激はいかんな・・・と改めて思っていた。

 

結はそんな父の危惧などまるで考えにないのか

ヒイロの行動を見て嬉しそうに拍手した上で

彼が超人であることを信じさせようとするが

まるで父の反応がないことから

どうすれば信用させればいいのか考える。

 

その結果、直接”力”をみせてあげればいいと

思い至ったようでヒイロの手を取ると

実際に力を見せるべく家が壊れないよう

外に出てほしいと二人に声をかける。

 

父はや・・・やられると

ぎくしゃくしつつ後をついていくが

ヒイロがぼそっと父に呟く。

 

巻き込んでしまってごめんです。

ここには住めないみたいですね・・・と。

 

その言葉を聞いた父は私の心を

見透かしたのかと内心驚きながらも思う。

 

この少年一体・・・

なぜだろうまだ幼さの残るこの少年からは

危険なオーラと共に、ある種の風格すら感じる!と。


そんな事を考えていた父だが

結があの公園がいいね!と

向かった先には見回りをしているのか

二人の警察官がおりそれを見た瞬間

だが今は家族の安全が第一だ!と結を抱き上げ走る。

 

そしておまわりさ~ん!と呼びかけ

警察官二人もそれに応じようとするが

次の瞬間パス パスという音がし

警察官二人はその場で倒れこんでしまう。

 

父は倒れた警察官が麻痺しているのを見て

不意に周りに目を向けるが

その姿は確認できなかった。

 

しかしそれでも何かの気配は感じているらしく

ヒイロと言葉が被る。囲まれたと。

 

その瞬間ヒイロの背後から

パパパという音と銃弾らしきものが放たれ

それにいち早く気づいた結が

ヒイロ後ろ!と声を上げる。

 

しかしヒイロはすでに気づいていたのか

放たれた銃弾を両手で受け流していた。

 

四方八方から放たれる銃弾を

全て受け流すヒイロを見て父は驚愕するが

弾かれた銃弾が結の近くに着弾したことで

父はとっさに結をその場から連れ出し告げる。

 

結、もしお前たちの言うことが本当なら

地上へ逃れた危険な存在を

政府が放っておくと思うか?

 

そう、地上への被害を

最小限に抑えるためならば・・・

どんな手でも使うだろう!と。

 

その言葉が正しかったことを

裏付けるかのように

ヒイロの背後に戦車が姿を見せていた。

 

今にも放たれようとしている

戦車の主砲をかわそうとするヒイロだが

その直線上には結達がいることに気づき

逃げることなく戦車の真正面に。

 

それを見た父はヒイロが自分たちを

庇っていることに気づくが

次の瞬間ヒイロは主砲の一撃を

受け流すことなく受け止め!?


そして受け止めた砲弾を

気合と共に粉砕させたヒイロは

腕から血を流しながら呟く。

戦いは・・・下の世界だけで十分ですと。

 

その言葉が聞こえたのか

それとも今の戦力では叶わないと判断したのか

戦車はそのまま反転して撤退していき

結はそのことを喜ぶが父は驚愕していた。

 

この状況で一人も傷付けることなく

戦いを収めるとは!!と。

 

そんな彼らの戦いを

隠れてみていたスーツの男は

笑みを浮かべながら零す。

 

やはり最新鋭の兵器でもだめか。

まあ、もとよりその兵器の効かぬ相手と

戦うために作られたのが超人だ、当然か・・・

 

やはり超人と渡り合えるもの・・・

それは超人のみ!と。

 

戦いが終わり結に大丈夫か?と

声をかけながら父はヒイロに目を向け思う。

 

我らをかばって砲弾を

まっこうから受け止めるとは・・・

 

その時、私は弁護士になった

もう一つの理由を思い出していた。

 

そう、それは

「弱き人々を守るための正義の力が欲しかった」から・・・

そして彼の目に、同じ光を見たのだ。

 

それを見たことで父は

まずい・・・まずいなあ~

非常にまずいことになったぞ・・・と零す。

 

結からなにがそんなにまずいの?と聞かれ

複雑な心の内を語る。

 

う~む。どうやら父さん・・・

少々あの子を気に入ってしまったらしいと。

 

その言葉を聞いた結は

嬉しそうに笑みを浮かべ・・・

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

結の家に住むにあたり

一番の障害となるのが結の父だと思ってましたが

今のところそれは正しかったようですね。

 

結の父が弁護士だとは知りませんでしたが

見た目は前作のコウチョウそっくりなのに

内心はビビりっぱなしとは・・・

 

まあでも、その心の内というか

信念はコウチョウに通ずるものがあるので

一般人としてはかなりの人格者かと。

 

家族の安全を第一に考えてましたが

娘が連れて来た少年が危険だと判断した以上

そういう風に考えるのも当然でしょうね。

 

一見普通の少年にしか見えないヒイロを

その外見に惑わされることなく

普通ではないと看破したことから見ても

只者でないのは明らかだと思いますし。

 

とまあ、そんな父だからこそ

恐らくヒイロが住むのは反対していたでしょうけど

特殊部隊の襲撃もあって

何やらいい方向に向かっている感じが。

 

ああいう場に遭遇したからこそ

ヒイロがどんな少年なのか

多少なりともわかったことで

全面的に認めるかどうかは別として

多少前向きになったんじゃないかなと。

 

何にしても初回から怪しすぎる

スーツの男も再登場して

何やら不穏な気配もしてきたことですし

どんどん物語が動くのは間違いないかと。

 

”超人”という存在をメインに据えた以上

戦いは避けられないとは思いますが

これからどうなるかが大事だと思いますので

今後どうなっていくのか楽しみです。

 

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