雑誌掲載最新話 界変の魔法使い

界変の魔法使い 最新 第18話 ネタバレ&感想 試験を乗り越えるために

2025年4月16日発売の

週刊少年サンデー 20号に掲載されている

界変の魔法使い 第18話

ネタバレ&感想になります。

 

其の十八 魔法使いの城の仲間たち

内容ネタバレ

 

神眼を使ってロキの猛追を躱した王子は

城内を通り莿天城の下層にいた。

 

そして浮揚石を使い上へと上がり

さて、ここからだなと考える。

 

浮揚石のおかげで上への移動は

楽になったけど、ロキさんの機動力を

凌駕する程ではないだろう・・・

 

もう神眼で魔力当てて

変身させるのは難しいかな・・・

 

でもこれで無闇に仕掛けては

来なくなるかも・・・

 

やっぱり夜明けまで

逃げ切るつもりでやろう。

 

反則負けを期待するようでは

外に出た所でお荷物だと。


ロキが舌打ちしながら

においを追っていた頃

王子はウコンに協力を持ちかけていた。

 

試験中だという王子にウコンが

協力的だったことから

王子はロキについて知っていることを訊ね

対応策を色々話し合うことに。

 

そうして新しい服と装備を手に入れ

さらに他の住人に協力を持ちかけた王子は

ライチから城で一番鼻がいいのはシマオだから

うまく使うといいぞ!との助言を受け

シマオの元へ。

 

シマオはその鼻でロキの居場所を掴んでおり

王子は彼がいる場所とは反対方向へ向かうと共に

ヨウゼンの居場所を尋ね・・・。

 

一方、ロキはにおいを頼りに

王子の行方を探りながら

城内をまわっていた。

 

しかし城の住民から何故か

よく話しかけられてしまい

知らず知らず時間が経ちつつあった。

 

そうした中、ロキは強いバラのにおいに気づき

急ぎそちらへ向かうとそこには

バラを手にしたヨウゼンの姿が・・・。


やたらバラのにおいがすると思ったらお前か・・・と

訝しむような眼を向けるロキに対し

ヨウゼンは笑いをこらえられない様子で声をかける。

 

王子くん、うまく逃げてるじゃないか。

楽しそうだね、鬼ごっこと。

 

楽しくないと否定したロキは

ヨウゼンに尋ねる。

 

・・・お前は小僧の味方なのか?ヨウゼン。

あれを外に出すべきではないのは分かるだろうと。

 

ロキの問いかけに対し

ヨウゼンは語る。

 

私がどうこう言えることじゃないさ。

私もお前も結局、世無の選択に

巻き込まれるだけの身の上だと。

 

ロキは・・・一生出すなと言ってる訳じゃないと

切り口を変えるもヨウゼンはあっさり告げる。

 

そういう周りの判断で

色々我慢してきた子って辺りだろうね。

 

諦めろよ。お前の主は他人の望みを叶えてる内に

ここまで来ちまったような奴なんだから。

 

ホントばかだよなぁ。

本人は一人先細りながら

消えゆくことを望んでるのに

すーぐ他人の人生引き受けちまうと。


ヨウゼンの言葉に思うところがあったのか

ロキは一瞬目線を下げながら告げる。

 

もうすぐ夜になる。

この先は私の時間だ。

 

悪いが私が勝って

小僧には主と契約してもらう。

 

そう言いその場を後にしようとしたロキに

ヨウゼンは今日、色んなやつに

話しかけられたんじゃないか?と声をかける。

 

言っている意味が分からず

振り返るロキにヨウゼンは語る。

 

王子くん、城の住人に手当たり次第

助けを求めてるんだ。

 

泣けるね。それだけ外に出てみたいのさ。

他者の力を借りつくしてでも逃げ切る・・・

 

分かるかい?たとえばこの会話も・・・・・・・・・

時間稼ぎの一環という訳だと。

 

言っている意味が分かったのか

絶句するロキにヨウゼンは

笑みを浮かべながら言葉を続ける。

 

お前がたった一人で真面目に追ってる間に

王子くんは味方増やして幾つも道を探ってるよ!

 

あの子さぁ、他人の手を借りるのに

躊躇が無いよね。お前と違って。

 

交渉もするし、コミュニケーション能力っていうの?

お前にゃできない芸当だよねぇ!

 

お前の弱点聞かれたから

妖魔のくせに生真面目すぎるって

言っといたぞ、合ってる?

 

そう笑い声をあげるヨウゼンに

ロキは怒りに体を震わせ・・・

 

一方王子はもらったリンゴをかじりながら

夜は打てる手立てが少なくなるなぁと考えていた。

シマオも寝ちゃうみたいだし・・・と。

 

そんな事を考えていた王子だが

突然近くにあった城壁が爆発し

そこには怒り狂ったロキの姿が・・・!?

 

城内から何かを壊すような

大きな音が鳴り響く中

世無は遠い目をしながら思う。

城を壊すなって言うの忘れたな・・・と。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

前回に引き続き王子とロキによる

鬼ごっこが再開されたわけですが

王子は中々に賢いなと。

 

ロキが住人たちと交流せずに動くのに対し

王子はそんな住人たちを味方につけて

ロキの足を引っ張るとは大したものです。

 

住人たちはあくまで手助けレベルではありますが

それでも一癖も二癖もある人達ですからね。

 

小賢しいともいえる王子の手ですが

時間制限がある以上

かなり有効なのは間違いないかと。

 

ただ夜が来てロキの本領が

発揮できる時間となったことで

王子にとってかなりマズイ時間が・・・。

 

ロキ以上に鼻が利くシマオも

すでに眠りについている以上

ここからは王子自身の能力が大事になってくるかと。

 

まだ王子も修行してレベルアップした

結界を使っていないので

どうなるかは何とも言えませんが

それが通用するかしないかで

結果が変わってくる気がします。

 

なんにしてもまだまだ夜明けまでは

時間がありそうですので

ここからが本番でしょうね。

 

王子の結界が通用するのか

それとも別の対策があるのかは

正直なんとも言えませんが

王子があっさり捕まるとは思えませんし

これからどうなるのか楽しみです。

 

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