2026年2月11日発売の
週刊少年サンデー 11号に掲載されている
界変の魔法使い 第36話の
ネタバレ&感想になります。
其の三十六 帝国の魔法使い
内容ネタバレ
子鵬と別れた世無一行は
蒼国の帝都・青陽に向け出発する。
青陽に向かう途中には様々な名所があり
王子は目を輝かせて旅を満喫していた。
そして入国してから何日か経った夜
世無一行は蒼国南部の町・夜里で宿を取っていた。
部屋にて鬼壱から受けた呪いを
確認する世無だがすでに数字は「四」となり
その呪いは掌から肘辺りまで広がっていた。
世無から痛みは?と聞かれた王子は
強くなってきてますが手はよく動きますと返し
このまま全身に呪いが回る感じですかね?と訊ねる。
それに対し世無は王子の呪いを
確認しながら語る。
その可能性もあるが――この進み方だと・・・
期日までに心臓を握る・・・位の感じかもなと。
それを聞き王子は顔をしかめつつ
呪いに目を向け口を開く。
心臓を握った所で記録を獲りに来るんですか?
おそろしいやり方ですね・・・と。
世無は鬼壱だったらそんな所だろうとして
呪いってのは嫌らしければ嫌らしいほど
よく効くんだよと語る。
その上でムダだと思うがと
少しでも進行が遅れればもうけものだと
王子の腕に時法符を巻いていた。
その様子を見ながら王子は語る。
僕・・・旅に出てから本当に毎日楽しくて・・・
正直十三日じゃ全然足りないなって・・・
でも国の――僕の国の人々は
もうどこへもいけないのだと
考えるようにもなりましたと。
そう口にした王子に世無は生き残った者が
罪の意識にかられることはあると語る。
でも死者を悼むのと、死者の心を
勝手に推し量るのは違うよ。
自分ばかり楽しんではいけないとか
呪いや痛みくらい引き受けて
当然とかないからなと。
そんな世無の言葉に対し王子は
工房に行った時に聞いたことを語り始め・・・
~回想~
杖のデザインを決める際に火漣は言った。
杖の形状的に石を入れるのは
この辺だけど・・・やっぱ隠しておこうか。
浮揚石は皆欲しがるから
見えないように組み込む方が安全だよと。
へえーと関心しつつ王子は語る。
でも僕、この石の色すごく好きなんですよね。
僕の・・・一番大事な人の
右眼の色によく似てるんですと。
それを聞いた火漣はロマンチックだね。
天青眼かな?と口にし
王子に天青眼について説明する。
天青眼は空の雫
飛ぶのに最も長けた魔眼だと。
~回想終わり~
火漣と話したことを語った王子は
その上で世無に語る。
思えば櫟江は僕よりずっと身軽で
天井を歩いたりもしてたんですが・・・
そういう術があるのだと思っていたんです。
でも、櫟江は生まれながらの飛べる人で・・・
そういう人が、僕のために
離宮に閉じ込められていたんだって――
王子の言葉を聞いた世無が
それは――と口を開こうとするも
王子は言葉を続ける。
だから僕は絶対に飛べるようになります。
何一つ諦めません。
櫟江だけじゃないんです、おそらく父上や兄上も・・・
民でさえ国のための呪いに縛りつけられていた・・・
僕は、その呪いの結晶ですから――
すべての呪いの思い通りにならないように進みます。
このくらいで弱音など吐いてやりませんと。
口にはしなかったものの
王子は決意していた。
そしていつか必ず、再び櫟江を――と。
そんな事を考えているなど
気づいているのかいないのか
世無はただそうかと返す。
復讐心というのは最も強い呪いだよ。
そこだけ気をつけろと。
あくる日、帝都を目指し再び旅立った世無一行は
ついに海へと到着する。
初めての海に王子のテンションは上がり
実際に海に入ったりしていたが
日が暮れ始める頃にはロキの背の上で
眠りそうになっていた。
そんな王子に世無は声をかける。
降りるぞ小僧。帝都だと。
帝都の入り口には巨大な門がそびえ立ち
口を開けて門を見上げる王子を先導しながら
世無は注意した方がいい事を教える。
帝都は決まった入口を使わないと
侵入者扱いされる。飛行禁止区域も多い。
あちこち建ってる尖塔より
上を飛行するとすぐに捕まるぞと。
だが入るのに手間も金も
とられないのは悪くないと
世無に続いて帝都へと足を踏み入れた瞬間
王子はゾワっとしたものを感じていた。
一体今のは何なのかと戸惑う王子に
呆れた様子で世無は捕捉されたなと語る。
隠者の石を身につけていても
逃れられないのは中々エグい・・・
もういい歳のハズなんだが
衰えというものを知らんのかあいつはと。
ロキは軽く撫でられた程度にしか
感じられなかったようで
世無は近くできる者は限られると語る。
ともかくここから先は完全なる奴の縄張りだ。
気に入らん振る舞いをすれば
遠距離でも四肢を断つぐらいのことはできる。
小僧にはこれがどういう類の力か
見当がつくはずだよと。
そう言われ思い当たることがあったのか
王子が訪問のお相手って・・・と口にすると
世無は先程までの表情を一変させ告げる。
帝都青陽は奴の能力上の縄張りだ。
実際的には――この巨大な蒼の国を一代で築き
支配者として君臨している。
色んな意味でお前のお仲間と言えるだろう――
三大神脈の一つ「空間」に特化した神眼・・・
”界王眼”を持つ実に癖の強い女だよと。
そんな風に世無が話していることを
すでに認識しているのかしていないのか
蒼国皇帝・阿魏利はようやく来たかと
口元に笑みを浮かべるのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
最後の皇帝の登場で一気に
持ってかれた感はありますが
王子は随分と楽しんでいるようですね。
今までもそうでしたが見るもの全てが
王子にとって初めてということもあって
存分に旅を満喫出来ているみたいです。
色々な名所を巡って楽しんでいる姿から
始まった今回ですが思っていたよりも
海に来た時の描写が少なかった気が・・・
前回のラストにあれだけ期待させておいて
3ページほどしか描かれなかったのは
ちょっと残念な気もします。
まあ、あくまでも帝都に行くついでなので
それも仕方ないかもしれませんが・・・
ともあれ無事帝都である青陽に
到着したわけですが
まさか帝国のトップが王子と同じ
神眼持ちだったとは驚きました。
青陽に入った時点で気づかれるのは
ほぼ分かっていたと思いますので
王子を会わせるために来たのかも。
そうでないならば神眼持ちを連れて
わざわざ来ないと思いますし。
なんにしても皇帝もようやく来たかと
笑みを浮かべていることから
前もって世無から連絡があったのかも。
世無の言うようにある意味お仲間である
神眼持ちの皇帝と王子が邂逅を果たすことで
どんな影響があるかはわかりませんが
王子にとっても大きな出来事だと思いますし
それが何をもたらすのか楽しみです。
そして気になる続きについてですが
次回からは長期休載に入り
再開は夏頃に予定されているとのこと。
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