雑誌掲載最新話 魔法使いの嫁

魔法使いの嫁 最新 18話 ネタバレ&感想 杖の完成とネヴィンの助言

5月2日発売のコミックガーデン6月号に連載されている

魔法使いの嫁 18話のネタバレ&感想になります。

 

第18篇 Better to ask the way than go astray.

内容ネタバレ

 

見せかけの弟子でよかった。

人間でない自分にまで次の世代を育てろと小言が飛んできたことから

人間の思考に興味もあって適当に買って観察するだけだったが

その子は珍しい質だったようで以外にも懐いてくれた。

 

でも彼女があまり喋らず、口を開きかけてつぐんだりしている様子を見てると

説明できない感覚がふたつ・・・。

スポンサーリンク

杖作りの作業しながら寝てしまっていたチセだったが

起きてすぐ手元にある杖が完成していることに気づく。

 

そしてチセが寝ているときに来ていたらしいリンデルから

作業中に眠くなっていたのは知らず知らず魔力を使っていたからだと聞かされる。

 

さらに体内の魔力は体力と同等であり魔法使いはあたりに散らばる魔力を集めて使うため

本来なら体調に悩むことは無いのだと苦言を呈し

魔法についてエリアスに聞けないチセを窘めるのだった。

 

その後杖が完成したことでリンデルは仕上げとしてチセの髪の毛と

知人にもらったという宝石のような石を使い

なにかの歌を唄うとチセの髪の毛が杖を纏うように広がり

そこには綺麗な夕日の色へと変わったチセの杖の姿が。

 

仕上げ終わった杖を受けとったチセだったが

次の瞬間、どこか別の場所へと意識が飛ばされてしまったようで

そこにはネヴィンの姿が。

 

ネヴィンは自分の枝を杖にしたことの礼を述べ

この場所が境目であり決して交わらぬものが交錯を許される道だと語る。

 

ネヴィンはチセがいつも浮かない顔をしていることから

ここには自分しかいないのだから独り言でも吐き出してみればと伝えると

チセは自分が今思っていること、感じていることを吐き出すように話し始める。

 

自分はいつ放り出されてもいいと思っていたこと、

エリアスが自分の事をどうとも思っていないことで安心できたこと、

見せかけでも家族と言ってくれたこと、

でもいつの間にかエリアスが話してくれないのが不満になっていたことを語る。

 

話しを聞いていたネヴィンは独り言に返すのは無粋だと言った上で

放りだされないかと不安に思っているチセに対し

エリアスは突然そんなことをするヒトなのかと問いかけ、

そうでないならそういうことを心配するだけ無駄だと告げる。

 

自分の母親に関連することだからかそれでも不安に駆られるチセに対し

ネヴィンは自分はチセの両親に感謝していると告げ、

チセの母親がチセの首から手を離したのは何故なのかと問いかけた上で

自分を含めチセのおかげで救われた人や獣たちがいたのだと語り

自分をそんな風に低く見るのは我々をどうでもいいものと言っているのと同じであると。

 

そう言われたチセがうろたえる中、

ネヴィンはチセに「君は自由だ」と告げる。

 

呪いを抱えて生きても堕ちても全て自由だが

私は誰かのためでなくチセ自身がどうしたいのかを考えて欲しいと。

 

そして霧が出てきたことでネヴィンはそろそろ道が閉じると伝えた上で

チセも自分もリンデルもエリアスもなにもかもがここに繋がっており

全ては等しくここへ戻りまた旅に出ると語る。

 

そしてチセに言いたいことも聞きたいことも口にした方がいいとの助言を最後に・・・。

 

境目から意識が戻ったチセは心配するリンデルにネヴィンと会ったことを伝え

すぐに帰らなければならなくなったと話し、杖と寝床に関しての礼を述べる。

 

いきなりのことで戸惑うリンデルだったが

折角背中を押してもらったのでがんばってみようかなと聞かされ

納得したのか帰るための竜を呼んで来ようとしたところ

チセは造ったばかりの杖を使い、妖精の力を借りると

自身を火の鳥へと姿を変えエリアスのもとへと・・・。

 

その頃、夏らしいいい天気でありながらも

エリアスの気分はすぐれないらしく何もする気が起きないようで

庭を散歩していた。

 

散歩しながらチセはいつ帰ってくるのかと気にしたり

リンデルが一体何をしゃべったのかと考えていたところ

エリアスの傍に火の鳥が姿を現す。

 

そして次の瞬間、火の鳥はチセへと姿を変え

エリアスによって抱えられていた。

 

いきなりの事で驚いたエリアスから今の魔法について聞かれたチセだったが

チセの思惑とは違い妖精たちによるものだったようで・・・。

 

そしてそんなチセにエリアスは「おかえり」と伝え

チセもまた「ただいま帰りました」と告げていた。

 

その後竜の国からここまで飛んできたことで魔力を使いすぎたのか

ふらついてしまうチセは言いたいことがあるのにと思いながらも

エリアスの腕の中で寝息を立てていた。

 

そしてそんなチセを抱きながらエリアスは

チセが帰って来た実感を感じたのか温かさを感じていた。

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

なんていうかようやくエリアスのもとへチセが帰ってきたことで

なんか安心というかやっぱりこうじゃないとっていう感じです。

 

チセがいない間、学院からの話しとかはあったようですが

エリアス自身もシルキーも家の空気も寂しい感じでしたので

これでようやく次回からは平常運転になりそうです。

 

まあ、それもチセが学校に行く行かないによって

変わってくるだろうとは思いますけどね。

 

それにしてもネヴィンの樹の枝を使ったわけですから

彼とまた会うのは分からないでもないですが

なんていうかネヴィンとチセの関係が良い感じでしたね。

 

なんていったらいいかはわかりませんが

祖父が孫の相談を受けているみたいな?

 

話している内容自体は結構シリアスでしたが

長年生きたヒトの言葉はチセにとって良い影響を与えたのは間違いないと思います。

 

チセの問題もかなり根深いようですのであの会話だけで全てが解決とはいかないでしょうけど

それでもとっかかりにはなったのではないかと。

 

少なくともエリアスとのぎこちない感じは

次回か次々回で解消されることになりそうですし。

 

私としては二人のぎこちない感じを見てニヨニヨしていたところがあるので

ちょっと残念ではありますが(笑)

 

次回の展開についてですが

とりあえず帰ってきた早々眠ってしまったチセとエリアスが

以前よりも踏み込んだ内容の会話をすることになるかなと。

 

というかそれくらいしないとリンデルとネヴィンの助言が

無駄になっちゃいますしね。

 

他には学院関係の問題も改めて考えなくてはいけなくなるでしょうし

また新たに問題が出てくることも考えられるかなと。

 

どちらにしても私としては

エリアスとチセの新たな関係というかより深くなった関係を見て

ニヨニヨ出来れば満足ですね(笑)

 

第17話へ

第19話へ

-雑誌掲載最新話, 魔法使いの嫁
-,

© 2024 オススメ漫画ネタバレ情報局