雑誌掲載最新話 アルスラーン戦記

アルスラーン戦記 漫画最新 39話 ネタバレ&感想 ヒルメスとの初邂逅とシンドゥラからの侵攻

9月9日発売の別冊少年マガジン 10月号に連載されている

アルスラーン戦記 39話のネタバレ&感想になります。

 
第39章 王家の血

内容ネタバレ

 
見張りの兵士が殺されていることが判明したことで城内が慌ただしさを増し

エラムを含めた皆が手分けして不審者からアルスラーンを守るべくその行方を捜し始めた頃

アルスラーンはこの騒ぎを起こしたヒルメスと対峙していた。

 
ヒルメスからアンドラゴラスの小せがれかと問われたアルスラーンは

目の前の男に対し背筋が凍る思いを感じながらも名乗り

そちらも名乗れと告げるが返ってきたのは王太子と名乗ったことに対する

怒りの感情を込めた言葉だった。

 
そしてヒルメスは剣を抜き自身の恨み募った十六年の辛苦の全てをぶつけるかのように

アンドラゴラスの子として生を受けたのが貴様の罪だ、恨むなら父を恨めと

斬りかかるのだった。

 
その攻撃を持っていた剣で辛うじて受けたアルスラーンだったが

受けた剣は折れ、誰か助けを呼ぼうとするがそれすらも許されず

痛めつけられてしまうことに。

 
そんな状況の中、武器を失ったアルスラーンは何か武器はないかと周りを見渡し

手探りの状態で掴んだ篝火をヒルメスへと倒したところ

何故かヒルメスがその火を怖がるような素振りを見せていることに気づく。

 
火を怖がっていることに気づいたアルスラーンがすぐさままだ火のついている松明を手にし

ヒルメスと膠着した状態で対峙していたところヒルメスを追いかけていた

キシュワードらがようやく合流し絶体絶命の危機から脱することに成功するが・・・。

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周りを囲まれたヒルメスに対しキシュワードが

この男は俺に譲ってもらおうと自身の城に侵入した輩に対し

斬りかかろうとしたその時、息を切らせ現れたバフマンから

その方を殺せばパルス王家の正統の血は絶えてしまうぞ!!殺してはならぬとの言葉が。

 
その言葉を聞いた皆が驚愕のあまり動けずにいたが

ヒルメスはこの状況をチャンスだと判断したのかキシュワードへと斬りかかるものの

すんでのところで反応され、さらにギーヴやダリューンらも参戦したことで

己の不利を悟ったのか城壁の上から下の濠へと身を投げるのだった。

 
ヒルメスが逃げおおしたことでようやく戦闘が終わったものの

バフマンの言葉によってアルスラーンが正統の血をひいていないことが明らかになったことで

皆がその後の動向を窺っていた。

 
そして思いもよらぬことを聞かされたアルスラーンは

震えながらもどういう意味なのかとバフマンに問いかけるが

バフマンから返ってきたのはお許しくだされと言う謝罪の言葉だけだった。

 
そんなバフマンに対しナルサスが斬っておくべきだったかと後悔し

アルスラーンが呆然となっている状況の中やって来た一大事だと慌てる兵士から

シンドゥラの軍勢数万が夜の闇に乗じて国境を突破しつつあるとの報せが!?

 
そしてその軍勢を束ねる男は一蹴されたガーデーヴィを戦が下手過ぎるとこき下ろし

シンドゥラ国の歴史に不滅の名を刻みこむのはこのラジェンドラだと

不敵な笑みを見せるのだった。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
やっとというかついにアルスラーンに知られたくなかった事実が

語られてしまったわけですが正直今のアルスラーンは悲痛過ぎてみていられないですね・・・。

 
ぶっちゃけナルサスの思った通りに余計な事を言う前にバフマンを

ヤッテおけばヒルメスも逃がすこともなかったのではと。

 
まあ、でもこの物語の主人公らしい苦境や真実ですし

これを乗り越えてこそ主人公という感じもありますので

仕方がなかったのかも。

 
というよりもう言っちゃったもんはどうしようもないですし

無かったことにも出来ませんのであとは立ち直るのを待つしかないかなと。

 
まあ、なんていうかナイスタイミングでシンドゥラ軍が攻めてきていることですし

色々落ち込んでいるヒマがないのは間違いないですので

一先ずさっきのバフマンの言葉は忘れて対応するしかないかなと。

 
とりあえず今回の敵はヒルメスと違って誰から見ても敵としか思えない連中ですので

その点だけは気が楽ではないかなと。

 
もちろんあのラジェンドラがどれほどのものなのかはわかりませんので

なんともいえませんが味方にはあのナルサスほかキシュワードもダリューンも

いるわけですからどうにでもなりそうな気がしますしね。

 
なんにしてもバフマンのバカ野郎のせいでえらい厄介な事態になっていますが

まずは攻めてきている敵をどうにかするしかないので

この戦いを機に少しでも立ち直って欲しいと願ってます。

 
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