宇宙兄弟 281話のネタバレ&感想になります。
第281話 語らずともそこにいてくれればいい
内容ネタバレ
CES-66クルー打ち上げ前
ハガードはバトラーからエディが月行きを決めた理由について話を聞いていた。
リッテンディンガー横の岩の上に置かれた人形を映した画像を見せたバトラーは
ミッションを優先するのは当然だがうまくここに行かせるように隙を見て
エディにプレゼントしてほしいと頼んでいた。
それを聞いたハガードは自分が思うに
こちらから与えずとも本人が勝手にうまくやるのではないかと話し
あの男の兄貴だぞと笑顔を見せ・・・。
CES-66クルー滞在22日目太陽フレア発生
僅かに繋がった基地から”SHARON”運搬の為エディと六太が
EVAに出ようとしていたがメディカルオフィサーは反対し中止を求めていた。
そんな状況の中、ヒューストンに10分前の映像が届き
自身のバッグを見て笑みを浮かべている様子を見てとったハガードは
あの人形のことを思い出しながら”SHARON”のためにEVAは必要だとして
その説得に向かうのだった。
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そしてエディたちが太陽フレアが到着する前になんとか間に合い
基地で休息をとっていた頃、出社したハガードは夜間担当フライド・ディレクターである
ロバート・マコーネルから”SHARON”は無事基地内に収容されたが
予定していた時間よりも遅く二人にトラブルが重なっていたようだと報告を受けていた。
まだ本人からの話しは効いていないが二人の宇宙服に搭載されたカメラの映像が
送られてきていたようでそこから二人の身に起きたトラブルを知ることに。
そしてトラブルをなんとか潜り抜けた先でエディがブライアン人形の隣に
持ってきた人形を並べている映像が映っており
それを見たハガードは笑みを浮かべながら大体の事はわかったとして
2人をしばらく休ませるように話し
語らずともそこにいてくれればいい、彼らはよくやったと告げるのだった。
それから六太やエディが目を覚ましおなじみのラジオを聞きながら食事を取っている頃
目に見えない放射線が今も大量に降り注いでいたが
本当に注意しなければならないのは2日後にやって来る磁気嵐の方だった。
その頃、ロシアでは一人の男が街中を自転車で疾走していた。
男は店で誰かと待ち合わせをしていたらしく
その店の中へ入るとそこにはイヴァンの姿が。
息を切らせ入って来た男にまさか本当にチャリで来たのかと声をかけるイヴァンに対し
”星の街”からここまで32kmだと答えた男がそのくらいなら近所だとして
被っていた帽子を脱ぐとそこにはロシアで宇宙飛行士の訓練を受けているあの男の姿が!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回はトラブルを潜り抜けた六太やエディではなく
その頃のヒューストンの様子がメインに描かれた回でしたが
異なる視点で見ることが出来るのは私的にかなり良かったですね。
ハガードの視点からのものでしたが
あの時ヒューストンではどういう反応だったのか
責任者ともいえるハガードがどう考えていたのかを知れたのは良かったのではないかと。
まあ、それもこれもなんとか無事に基地に辿り着けたから言えることだとは思いますが
改めて基地に戻れて良かったと思いましたね。
そんな感じの話がメインでしたが
今回の最後の最後に出てきた男に全て持ってかれた感があるのも事実で
ついにあの男のことが語られる時が来たみたいですね。
あえてあらすじでは誰かは明言しませんでしたが
ロシアで宇宙飛行士の訓練をしているというだけで
粗方の人は誰の事を言っているのかわかったのではないかと。
ここでもあえて男が誰なのかは明言しませんが
あの男の動向が気になっていたのは私だけじゃないと思いますので
今どういう状況なのかも含めて色々語られるのといいなと。
あそこまで引っ張っておいてあの男の事を語らないなんてことは無いと思いますが
待ちに待った情報なだけに次回がかなり待ち遠しいですね。
ちなみに次回は連続掲載の予定らしく最近の傾向であった2週に1回ではなく
続きは次号である44号とのことですのでお間違えの無いように。
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