宇宙兄弟 280話のネタバレ＆感想になります。
第２８０話 空白の時間に
内容ネタバレ
二体並べた人形越しに見える地球を見ながらエディは
交信をオフにすると昔ブライアンと一緒に遊んだ時のように
「こちらエディ＆ブライアン、ここから地球が見えます、俺たちの目のように青いです」
と呟いていた。
そうしてブライアンとの約束をようやく果たすことができたエディは
色々思うところがあったのか丘の上に二体の人形が並んでいるのを見ながら
その場を後にするのだった。
そして用事が済んだことを六太に通信しそっちに向かっていることを報せる一方、
六太もまた何かしていたようで・・・。
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合流し基地へと向かう道中、エディは六太に改めて約束を果たせたことの礼を述べると共に
あの丘でのことについて話していた。
エディはあの丘に立ってブライアン人形の横に自分のを置いてみたときに
なぜブライアンがあの丘を選んだのか、なぜ一人になったのか
なんとなくだが色々見えてきたものがあったと語る。
その時、一つ思い出した事があると話したのは
ブライアンがあの場所に立ってた時にヒューストンの音声記録に残った
「素晴らし過ぎて・・・泣けてくるねぇ・・・この眺め」という言葉だった。
そしてその言葉を言った後に空白の時間が1分40秒ほどあったようで
その間ブライアンは交信を切っていたのだと語る。
エディはブライアンと同じ場所から地球を見ていた時にその事を思い出したようで
ブライアンはあの場所で”一人っきり”になって何か呟いていたんじゃないかと
いうことに気づいたのだと。
その時ブライアンが何を呟いたのかは誰にもわからないが
知らなかったブライアンの姿を見られた気がするとして
改めて来てよかったと話すのだった。
そうしているうちに基地に到着した二人は
心配するクルーたちに迎えられ、エディの治療を行うと
休むようにと言われ横になることに。
そうして横になり休む六太だったが
別行動をしていた際にエディと同じような体験をしていた。
月では真空無風のためかまるで写真に写したみたいに残っているのがあり
谷底から上がってきた日々人の足跡もその一つだった。
そんな弟の足跡を見つけた六太は
その足跡を見て弟がどんな思いでここを歩いていたのかを知ることに。
それはダミアンを寝かせた後フラフラと谷の淵へ向かって歩き
谷へ降りて死のうとしていたがその谷の淵で方向を変え
丘の方へ歩いて行ったあの時の日々人の葛藤や苦悩を現すかのような足跡だった。
そんな自分が知らない日々人を見せてくれた足跡、
日々人が丘へ向かった第一歩の隣に六太は”記念の足跡”として
自身の足跡を残すと共に日々人と自分の名をその場所に刻むのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
こういう回を見ると改めてブライアンとエディ揃って
月に並んでいるところを見たかったなと切に思いますね。
まあ、それは叶わないからこその感傷だとはわかっていますが
それでも見たかったなというのが本音です。
とりあえず南波兄弟に関してはまだその可能性がないわけじゃないので
なんとかして叶えて欲しいとは思いますが
それが叶う時には最終回っぽいので何とも言えないところです。
なんにしても無事に基地まで辿り着くことが出来たようですので
一安心ですがあとは太陽フレアによる磁気嵐によって
どれくらいの被害が出るかと言ったところでしょうか。
とりあえず基地内にいればそれほど深刻なことにはならないとは思いますが
その規模が想定内に収まるかどうかもわからない以上
やっぱり注意が必要になるかなと。
この漫画の流れ的に一難去ってまた一難というのが当たり前になってますので
深刻な事にならなければいいなと思いつつも
なんらかのトラブル発生は避けられないだろうなとも思ってますけどね。
そういえば次回に関してですが
予告に次回は43号掲載とありましたので
続きはかなり先になりそうです。
9/23に新刊である29巻が出るのでそれ関係かなと思いますが
再開もその辺りになるかと思いますので
気長に待つのがいいかなと。
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