キングダム 499話のネタバレ＆感想になります。
第４９９話 手にする想い
内容ネタバレ
大歓声に見送られながら趙へと出陣する連合軍。
その歓声の中、壁に声をかけられた貂は
この連合軍戦についてお互い意見を交わしていた。
二人はこの連合軍戦の規模などについて話していたが
壁は今回の総大将が王翦で本当に大丈夫なのかと不安に思っているようで
貂はそんな壁に昌平君もその人間性には疑念を抱いているが
王翦にはその不安をおして余る秘めた力があるのだと語るのだった。
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貂は信や王賁、蒙恬らが集められた際に昌平君から
六将胡傷が王翦を認めていたという話を聞いていた。
胡傷は武勇を誇る他の五人とは違い頭だけで六将の一角に登り詰めた軍略の天才であり
その胡傷こそ昌平君の軍略の師であると。
そんな胡傷が王翦はその”軍略の才”だけで六将の席に割り込んでこれる逸材だと
話していたのだと。
そのことを壁に話したところ、
壁はそれ程までに評価されていることに驚きながらも
そんなに前からその才を認められていたのなら
今の王翦はどれほどのものなのかとその実力に戦慄していた。
そして壁が貂と分かれそれぞれに行軍を再開した頃
王翦と共に連合軍の行軍を見下ろしていた昌平君は
授けた鄴攻めの攻略は戦局の流れによっては捨てていいと王翦に告げていた。
適宜判断を任せると言われた王翦はそれを了承した上で
昌平君に出陣前に頼んでおきたいことがあると言い出し・・・。
そしてその行軍の最中、信は政に言ってある物を運んで来てもらっていた。
それはかの大将軍が信に残し、使えるようになるまで政に預けていた
王騎の矛だった。
ようやくその矛を手にした信に対し
当時から参戦している古参の隊員達は思わず歓声を挙げ涙を流していた。
政に王騎の矛を手にしてみてどうだと聞かれた信は
あの時は色々なことが押し寄せていたせいかこの矛のことまで分からなかったが
今改めて持ってその重みとかなりに熱さを感じていた。
そして後ろが詰まり始めたことから行軍を再開しようとする信に対し
政はいつも通り勝報を待つぞと告げ
信もこの矛で李牧の首をぶっ飛ばしてくると応え
飛信隊に号令をかけるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
ついに王騎将軍の矛が実装されたわけですが
なんていうか古参の隊員達と同じく
いろいろ感慨深いものがありますね・・・。
当然ながらあの当時の王騎にはまだまだ追いついてはいませんが
それでもあの矛を使おうと決意するレベルまで達したことは
素直に称賛できる事実ではないかと。
今回は騰達は参戦していないようですが
あの矛を持つ信を見たらどう思うのか楽しみですし
宿敵である龐煖がそれを見たらと思うと笑みがこぼれます。
なんにしてもあの矛を持った以上これまで以上に頑張らないといけませんので
この戦いでそれなりの戦功を詰めることを祈るだけですね。
そして今回のもう一つのメインとなる王翦に関してですが
正直言葉も無いくらいの評価を受けているようですね。
それは今までの戦いからもある程度想像できたことではありますが
六将の一人が当時の王翦にああまでいう訳ですから
今の王翦はまさしく六将以上の実力者なのかも。
とりあえず現段階において味方である以上
これほど心強いこともないですし
その実力はこの対趙戦で心置きなく発揮してほしいものです。
そんな感じの今回でしたが次回の予告では攻める秦ではなく
攻められる趙に視点が変わるみたいですね。
あちらの総大将はほぼ間違いなく李牧が務めることになるでしょうから
その李牧が昌平君の狙いに気づけるかどうか気になるところです。
普通だったらまず気づかないんですがあの李牧ですから油断は出来ないかなと。
そういえば今号にキングダム連載500回直前と言う事で
4コマしおりが付いてましたが正直バカ受けしましたので必見です。
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