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魔法使いの嫁 最新 35話 ネタバレ&感想 竜の暴走

2017年1月5日発売のコミックガーデン 2017年2月号に連載されている

魔法使いの嫁 35話のネタバレ&感想になります。

 
第35篇 Any port in a storm.Ⅲ

内容ネタバレ

 
オークションが行われる中、竜の雛はもう一頭の竜がカルタフィルスによって

つちにもいしにもなれずに切り刻まれている場面を思い返していた。

 
そして自分もああいう風にされてしまうのではないか考え

いやだ、こわいと恐怖の感情が心を占め

それが限界を超えたのか竜の身体はその声に応えるかのように変貌し

その力に耐え切れなかったのか彼を捕えていた呪縛式ごと檻は破られ・・・。

 
枷が無くなった竜の出現に会場はパニックに陥る中

チセがなにか空気が薄いように感じたその時

レンフレッド達魔術師は何か異常が起こったのか蹲ってしまっていた。

 
それはどうやら竜が周囲にある空気中の魔力を使い

急成長したことに関係するようで

彼らの魔力もまたその対象となったために

体から魔力が奪われていると言うものだった。

 
そんな中でストラウトだけが魔術師の中でも問題なく動けていたが

彼曰くそれは魔力を作る部分がポンコツで

ほとんど一般人みたいなものという理由からだった。

 
正気を喪った竜を前に現状を話し合うチセたちだが

そうした中、チセは竜の雛の声を聞いていた。

 
いやだ、こわい、しらないこわい、みんなのところへ帰りたいと

泣き叫ぶ竜の声を聞いたチセはその感情に引っ張られたのか

気付くと目には涙が溢れていた。

 
そんなチセを宥めるエリアスだったが

突如竜は口から火を吐き・・・!?

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席を盾に隠れることでなんとか竜の火を凌いだチセ達だが

退化して吐けないはずの火を吐いたことで

まさしくおとぎ話の竜だとぞっとしない思いを感じていた。

 
そうした中、泣き止んだチセはエリアスに

あの子はまだ帰れます、帰りたがっています、帰る場所がありますと訴えかけ

やり方を教えてくださいと頼み込んでいた。

 
それを聞いたエリアスは苦笑いを浮かべながら元の姿へと戻ると

チセの頭に手を置き、君のわがままはいつも君自身のためじゃないなと言いながらも

もとからそのためにここにいるとその願いを受け入れるのだった。

 
エリアスはまず竜に触れる必要があると言った上で

チセは腕輪によって力を大幅に制限されているものの

魔法使いは竜と同じように魔力を吸収出来ることから

意志を持って触れれば竜の余分な魔力を吸いとれるはずだと語る。

 
そしてそれがチセの身体を巡る前に自分が吸いとることで

チセの身体を壊れないようにするのだと説明。

 
アリス達もチセの話に乗るようで

チセを竜に触れさせるために囮を買って出ることになり

そこへ今まで隠れていた海豹人(セルキー)のメリトゥーリも加わることに。

 
彼らの奮戦によってエリアスに抱えられながら竜の上に乗ることに成功したチセだが

竜は突如暴れ始めたことで気を喪ってしまい

気付くとチセを乗せたまま竜は外へと出てきてしまっていた。

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外へ出たことでエリアス達も魔法を使うことが可能になるものの

次の瞬間、チセ達に竜の火が向けられ

チセを庇ったエリアスが落ちてしまうことに。

 
火に包まれながら落下していったエリアスのもとへルツを生かせたチセだったが

竜はそのまま大空へと羽ばたいていた。

 
チセが竜の魔力を吸収しようとするものの逆に吸われてしまうという状況の中

ルツからエリアスは無事だとの報せが入る。

 
もうすぐ川だという所で急ぎこちらへ向かうと伝えるルツだったが

チセは皆を連れて迎えに来てと告げ

自身の力を制限している腕輪を外していた。

 
そして大丈夫、一緒に帰ろうと伝えると

竜の首元に手を当て魔力を吸収し始める。

 
竜は急激に魔力を吸いとられたためか

意識を喪いそのまま川へと墜落してしまい

チセも竜と共に沈んでいってしまうがそこへルツが姿を見せ・・・。

 
その後エリアス達はルツに指定された場所に到着し

そこで意識を喪ったチセと竜を発見するものの

チセの身体には竜の魔力が巡ってしまった影響が出ているようで

その腕は異形へと変わり果てていたのだった・・・。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
なんか一気に進んでいってしまった印象でしたが

とりあえず竜助けたけどチセピンチって感じですかね。

 
それにしても雛から急成長した竜ですが

やっぱり竜はカッコいいですね!

 
ああいう風な理由と場所じゃなければ

もっと素直に称賛できただけに残念です。

 
それにしてもトーリーらが言ってましたが

どうやら今の竜は基本火を吐けないみたいですね。

 
退化して吐けなくなったとのことですので

それが必要ではなくなったからか種として劣化したのかは分かりませんが

竜と言えばブレスなのでちょっと残念と言うか寂しいですね。

 
まあ、チセと遊んでいた雛たちを見れば

竜のイメージ自体随分と変わるんですがそれはそれで。

 
そういえば今回の話の初め、竜の雛がカルタフィルスが行なっていたことを

思い返す場面がありましたがあれってやっぱりもう一体の雛なんですかね?

 
とりあえず私はそう言う風に思えたのであらすじではそうしたんですが

前回の話の初めのカルタフィルスのいる所に

檻みたいなのが見えていたのが気になります。

 
もしあの中にいたのがもう一頭の竜の雛だったら

もしかしたらまだ生きている可能性もあるかも。

 
それに竜の雛が見ていた場面でカルタフィルスに切り刻まれたのは

竜の雛ではないかもしれませんしね。

 
私的にはあらすじには書いたもののそうであってほしいと願ってますが

相手が相手なだけに何とも言えないところです。

 
まあ、そればっかりは次回以降に期待するしかないとして

今回チセの腕がめっちゃ変貌してしまってましたが

あれって治るんですかね・・・。

 
まあ、竜の魔力を体に巡らせて生きているだけ良かったのかもしれませんが

それにしたってあの腕を何とかしないと普通の生活を送るのは難しいそうです。

 
魔法使いと言う事もありエリアスみたいな連中も多くいるでしょうし

そっちの世界ではなんとでもなりそうですが

チセはやっぱり普通の生活も送ってもらいたいですし

ここはやっぱりエリアスに期待するしかないかなと。

 
それに竜の雛が関わっていることもありますし

リンデルの助けも借りられ

さらにレンフレッドらも手伝ってくれるでしょうから

なんとかなりそうな気もしますしね。

 
なにはともあれ異形の腕になってしまったものの

竜共々命には別状なさそうですし

生きているだけ良かったのかも。

 
チセの身体については次回以降に期待するしかなさそうですし

あとは出来るならばもう一頭の雛が無事だったらいいなと願うだけです。

 
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