宇宙兄弟 296話のネタバレ&感想になります。
第296話 仕事だ
内容ネタバレ
仕事を辞めJAXAの書類選考を通ったものの
未だ燻っていた六太はシャロンから
「今のあなたにとって一番金ピカなことは何?」と言われ・・・。
CTV-28クルーがISSに乗り込んでから3ヵ月、
せりか達は引継ぎのCTV-29クルーと合流を果たそうとしていた。
せりかがハッチの向こうに待つクルーとの合流に
人に会えるってだけなのにワクワクしていた頃
月では六太達によるEVAが再開されようとしていた。
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停電騒動が治まってから10日経ったこの日
せりか達ISSクルーは予定より4日遅れで引き継ぎのクルーであるローリーたちと合流し
彼女たちの旅は終盤を迎えていた。
そして六太達がシャロン天文台の完成を目指しEVAを再開した頃
地球ではモリソン博士らにもシャロン天文台再始動の報が届いていた。
彼らとバトラー室長との話し合いの中
次のCES-67ミッションには月面天文台のバックアップ訓練が
組み込まれていないことに加え、打ち上げの延期も決定してしまったことから
今回中に建設が間に合わなかった場合かなり先延ばしになると不安の声が。
それを聞いたバトラーは改めて彼らの強い希望も天文台の価値も重々承知しているとして
我々の手に余る事態が起こり得る宇宙というものを相手に熱意が保てるかが問題だが
この点に関してはこのシャロン天文台に誰よりも強い熱い気持ちを持っているものが
今月面にいる宇宙飛行士であると自身を持って応えるのだった。
「さあ、仕事だ!」と早速EVAへと臨む六太とフィリップだったが
外に出た直後まるで生きているかのように纏わりつく
レゴリスに驚愕していた。
ヒューストンによるとそれはどうやらレゴリスが静電気を帯びているから発生したものであり
今回のCMEが原因とのことで作業自体は問題ないとのことだった。
何故かロボットなのに砂を気にするブギーをさておき
資材を積み太陽パネルの設置地点へと向かう途中
六太はフィリップに光学望遠鏡を抱えながら
昔シャロンと約束した時の思い出を話していた。
シャロンがみたいものや深宇宙の姿、亡くした旦那さんが発見した小惑星の姿
見せてあげるという無謀な約束のことを。
六太は途中諦めていたことから約束の事を忘れててくれないかなと思っていたが
シャロンはしっかりと覚えていたこと、
そして昔想像してたのとはずいぶん違ったなと話しながらも
こんなので小惑星が見れるんだ、この”金ピカ”でと
手に持った光学望遠鏡を見ながら感慨深そうな表情を浮かべるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
せりかさんたちがISSに乗り込んでから
3か月経つらしいですが
なんていうかあっという間って感じです。
まあ、あっという間とはいったものの
その中身はかなり濃いですけどね。
あのネット関係やら結晶化成功やら大変でしたし。
ぶっちゃけローリーがISSの引継ぎ要員だったのも驚きましたが
そのTシャツにI♡無重力って・・・(苦笑)
以前とまるで変わらない姿にちょっと安心しましたけどね。
それはそれとして六太達もEVAを再開したわけですが
とりあえず今のところ問題はなさそうな感じですね。
太陽フレアが発生したことによって大幅に予定が変わっているのは仕方ないとしても
このまま順調にいけば天文台完成も可能みたいですし
ここまで来たらなんとしても完成にこぎつけて欲しいものです。
というかここまでシャロンについて推し進めておいて
完成しないなんてことになったらぶっちゃけ暴動ものですしね(苦笑)
いざ完成してシャロンにその報が届いた瞬間
おそらく涙が止まらなくなるだろうことは予想していますので
その瞬間が待ち遠しいです。
それはそれとして次回に関してですが
予告では6/15発売の29号とのことですので
お間違えのないように。
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