アルスラーン戦記 48話のネタバレ&感想になります。
第48章 轟音の戦象部隊
内容ネタバレ
戦象部隊に苦しむラジェンドラのもとに駆け付けたアルスラーンが
ヤシャスィーン!の号令と共に突撃する中
ナルサスは唖然とするラジェンドラに何故ここに来ることが出来たのかを説明する。
グジャラート城前のガーデーヴィ軍は今頃空の城を前に勝手に持久戦をしており
それは占拠した時に捕まえた城兵を解放した際に
パルス軍はこのクジャラートヲ退去するぞという
うわさをわざと耳にいれさせたとのだと語る。
そのうわさは城を見張るガーデーヴィ軍に伝わり
実際かなりの数のパルス軍が城を出て見せた事もあってか
空になったと判断し突入するも城壁上に隠れていたパルス軍に針鼠にされ
大きな損害を被ったガーデーヴィ軍は城から逃げ出し城の南方にて持久戦に。
そこでアルスラーン率いるパルス軍は全軍夜のうちに北門から出て
街道を避け山間部へ進み
ガーデーヴィ軍本体へ横から奇襲をかけたとのことだった。
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思いもしないパルス軍の登場に側面が崩される中
ガーデーヴィは憤りながら戦象部隊を差し向けるが
戦象部隊は薬のせいか言う事を聞かず
味方に損害を与えながらもパルス軍へと突撃を開始。
戦象部隊が向かった先にはバフマンの姿があり
彼はその脅威に恐れをなしたかのようにその場を退き
それを戦象たちが追いかけるが
それはパルス軍による作戦だったようで
引きつけられた先にはナルサス率いる部隊が。
その部隊は対・戦象部隊として毒やり発射装置が装備されており
矢のように槍が放たれ、さらにその槍に毒が塗ってあった事で
次々と戦象たちが倒れ前線は大混乱に。
アルスラーンはその隙をついてダリューンを中へと突入させると共に
ギーヴとファランギースにダリューンを補佐するように指示。
突入したダリューンはギーヴが補佐がいるのかねと思わず口に出してしまうほど
圧倒的であり戦象部隊の攻撃を掻い潜り
敵の大将であるガーデーヴィのもとへと迫っていた。
そしていざガーデーヴィの乗る白象へと近づいたダリューンだったが
一瞬の油断からか象によって方天戟が壊されてしまうことに。
武器を失ったダリューンを包囲するべく戦象たちが動き出し
危機に陥ってしまうもののギーヴとファランギースが
弓で白象の目を射抜いたことでガーデーヴィは輿ごと地面に落下してしまう。
悲鳴を上げながら地面へと投げ出されたガーデーヴィだったが
その身は無事だったらしくなんとか立ち上がろうとするものの
その目の前には剣を抜いたダリューンの姿が・・・!?
一方、その頃ウライユールではサリーマが
未だ意識が戻らないカリカーラ国王のもとへ見舞いに訪れていた。
サリーマがカリカーラの近くまでいき
現在の状況について話し、神はどちらをお選びになるのかと呟いた
次の瞬間カリカーラの目が開き・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ついにパルス軍参戦でアツい戦いが繰り広げられたわけですが
ぶっちゃけ戦象もガーデーヴィに使われなければ
もっと活躍できたのにと思わずにはいられませんね。
まあ、こういった特殊な部隊は対抗策が練られるのも当然ではありますが
それにしたってもうちょっと使い方があるだろうと。
それにしてもあの毒やり発射装置についてですが
あれって大型の連弩みたいですが
やられたほうはたまったもんじゃないでしょうね・・・。
おそらくナルサス発案によるものだとは思いますが
ああいう武器が出てきた以上
戦象部隊自体にも変革の時が来たのかも。
戦争の歴史というのはそういうものですので
遅かれ早かれ同様のことが起こったでしょうね。
それはともかくいきなりガーデーヴィ王手が掛かっているわけですが
流石にこのまま討たれるということはないかと。
いくらなんでもここでガーデーヴィが討ち取られるなり
捕えられたりというのはちょっとね・・・。
おそらくジャスワントか誰かが間一髪のところで助けに来るのではないかと。
ともあれ現時点においてアルスラーン&ラジェンドラ連合軍が
圧倒的に優位に立ったのは間違いなさそうですので
ここからガーデーヴィがどう動くのかに期待したいですね。
まさかほとんどいいところを見せずに総大将がやられるなんてことはないでしょうし
ここからのガーデーヴィの活躍が楽しみです(苦笑)
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