3月のライオン 150話のネタバレ&感想になります。
第150話 秋の風景③ 11号掲載(2018)
内容ネタバレ
職団戦が始まり零の通う駒橋高校は
一回戦4勝1敗、二回戦3勝2敗と
なんとか勝ち進みあと一つ勝てばベスト8、
次回からBクラスというところまで来ていた。
どうやら二回戦の相手はかなりの強敵だったらしく
ぎりぎりのところで勝利した駒橋メンバーは
かなり疲労していた。
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そんな彼らに対し褒めているんだかよくわからないながらも
称賛した零はお弁当をもらってきたりと色々面倒を見ていた。
そうした中、次の相手が藤原デザインというデザイン事務所の相手だと
説明する零だがそれを聞いた駒橋メンバーは何故か
呼吸するかの如くきっとイケすかないファッション棋士だと
僻み根性満載でダークサイドへ墜ちていた。
そんな彼らの様子に零はちょっと飲み物買ってきますねと
そそくさとこの場を離れ自販機へと向かったところ
ふとどこからか駒橋高校のことを話す声を耳にする。
それはどうやら次の対戦相手である藤原デザインチームだったようで
彼らは校長らの戦績からその得意戦法等々
様々な視点から分析しており
さらには零がその高校に通っていることから
レッスンを受けている可能性があるとまで予想していた。
飲み物を買い終えた零はこれはヤバいと急ぎ
駒橋メンバーのもとへ向かい知らせようとするものの
ふと何を言ったらいいのかわからなくなっていた。
相手がこっちを研究済だからといって
今から出来る事はなくここまで来たら持てる物だけで戦うしかないことに気づき
言えるとしたら焦らず落ち着いてと声をかけるしかないと思い至り
メンバーのもとへ戻ってきたがちょうど彼らも
次の相手の事を色々話し合っていた。
その話し合いの中、校長の口から相手あっての事で100%正解なんて無くて当然、
そんときは誰が相手でも全力でぶつかればいい、
俺達は桐山六段に稽古つけてもらってきたのだと言葉が。
その言葉を耳にした零は感動したのか何も言えずにいたが
次の校長の言葉で表情を一転させていた。
校長の正論ばかり振りかざすあの融通の一切きかない神の子にという言葉に端を発し
他のメンバーからも零に対して次々と愚痴が口をついて出ていた。
そしてこうなったら俺達の力だけで勝利して神の子の鼻っ柱を圧し折ってやると
次戦に向けて決意を露わにする彼らを見た零は
物凄い表情を浮かべながら伝えるのやーめたと
買って来た飲み物も本部に差し入れようとスタスタとこの場を離れるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
校長たちせっかくいいセリフを言って
彼らもやっぱり零に色々感謝しているんだなと感心したのに
次の瞬間にはあれですからね・・・。
せっかく零もそんな風に思ってくれていたんだと
感激しているような表情を浮かべていたのに
一気にダークサイドへ墜ちるとは正直言葉もないです。
まあ、彼らの言い分もわからなくはないんですが
それでもあの様を見るとなんていったらいいか・・・。
それにしても三回戦の相手となる藤原デザインですが
かなり強敵みたいですね。
あの分析力もさることながら
作者様の前作ハチクロに関わる事務所ということもありますし
正直どっちが勝つか読めないです。
どちらもベスト8、Bクラス入りがかかっていることもあって
今まで以上に気合入っているでしょうしね。
私としてはあれだけ零のレッスンを受けている以上
なんとか駒橋高校に買って欲しいとは思っていますが
相手が相手なだけにおそらく最終戦までもつれ込むんじゃないかなと。
とりあえず校長か林田先生かはわかりませんが
他のメンバーの勝敗が2勝2敗となって
その二人のどちらかにかかってくるのではないかと予想しています。
まあ、あっさりどちらかの圧勝でケリがつく可能性もありますが
それをしてしまってはここまで引っ張ってきた意味がありませんし
白熱した戦いになるのではないかと。
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