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進撃の巨人 最新 108話 ネタバレ&感想 島内の不和

2018年8月9日発売の別冊少年マガジン 2018年9月号に連載されている

進撃の巨人 108話のネタバレ&感想になります。

 
第108話 正論

内容ネタバレ

 
夜、店に集まった憲兵団の面々は

義勇兵の拘束について色々話しあっていた。

 
ナイルは上手くいったとしてもここまで自分達に尽くしてくれた義勇兵に

遺恨を残すことになることに悲嘆していたが

卓を囲むローグという男はだからって連中を野放しにするわけにはいかないと語る。

 
それはエレンとジークが始祖の巨人の力を使えば全員の記憶をいじる事もできるという

事から端を発しており義勇兵を人質にすればそれに従うかどうかも分からなかった。

 
ローグはジークが島に着くなりヒストリア女王に食わせるべきだと提議しており

それがまさかガキ拵えるとはと嘲笑していた。

 
ナイルは女王にも選ぶ権利があると正論を語ったものの

ローグは懐妊のタイミングから誰かが女王に告げ口したんじゃないかと疑っており

それはイェレナではないかと考えているようで・・・。

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義勇兵たちが拘束されたという情報はアルミン達のもとへも届いていた。

まさかピクシス指令がそんな強硬策に出るなんてと話しつつも

そうせざるを得ないとも思っておりそれはジークの思惑が確定していない事、

ひいてはエレンが何故突然ジークの計画に乗ったのかわからない事が原因だった。

 
サシャが亡くなりコニーはエレンのことを信用できなくなっていることを明かし

俺達は奴を切る覚悟をしておく必要があるとまで語るが

ミカサはそんなことにはならないとして

一年前のあの時の事を思い出してほしいと告げる。

 
一年前、エレンの発案によりヒィズル国からの回答を待つ間

エレンたちは力仕事に従事していた。

 
そうした中、ハンジとリヴァイがヒィズル国からの報せをもって

訪れたもののヒィズル国はまったく取り合うことなく

それどころか世界はパラディ島が災いの種であることを望んでいるという

厳しい現実が待っていた。

 
それは結局地鳴らしに頼るしかなくヒストリアの犠牲は避けられないことを示しており

アルミンは世界は100年前に先祖がやった悪行を求めているのかと愕然としていたが

ミカサはそれは自分達が何者かわからないから恐れているのだと話し

ハンジはだから会いに行こう、わからないものがあれば理解しに行けばいい、

それが調査兵団だろと告げるのだった。

 
帰り道、マーレに拠点を作ることについて色々話していたエレンたちだが

エレンがそろそろ俺の巨人の力の継承者を決めなきゃならないと言い出す。

 
それぞれに自分が継承することを語り出したものの

エレンは俺はお前らに継承させるつもりが無いと告げ

お前らが誰よりも大事だから長生きしてほしいと告げるのだった。

 
その時の事を思い返しつつミカサは私たち以外の外部に対して

攻撃的になったのかもしれないと話すが

コニーはサシャが死んだと聞かされたエレンが笑ったことを許せないようで・・・。

 
そうした中、アルミンは自分とミカサとエレンの三人で話をさせてもらえるか

掛け合ってみると言い出す。

 
話し合ってどうするのかという問いに対しアルミンはかつてエレンが一度能力を発動させた際に

王家の地を引くダイナの巨人が食われたこと、

それはダイナの意志ではなくエレンがそう望んだからであると語る。

 
つまりダイナの巨人は始祖の巨人の力を呼び出す触媒であっても命令を下す方ではなく

この仕組みはエレンとジークにも当てはまるはずだと。

 
だとすればジークが何を企てていてもエレンが望まない限りそれは叶わず

決定権を持つエレンさえ僕らと同じ目的であれば

何も問題はないのだと。

 
それを聞いたジャンからジークと同じ目的だったらと問われたアルミンは

巨人化の薬を入手した兵団には選択肢があるとして

それは信頼できる他の誰かを巨人にして

エレンの始祖を継承させる選択だと告げるのだった・・・。

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夜通し走っていたファルコとガビは翌朝

川のほとりにて休んでいた。

 
ファルコはガビに腕にある腕章を目立つから外せと声をかけるが

ガビは何故ジークがマーレを裏切ったのか問いただしたいだけだとして

あんたは好きにすればいいと告げる。

 
ファルコはガビが何を言っても話にならない事から

だったら好きにさせてもらうとしてガビの腕章を取り外すが

その瞬間ガビは狂ったように返せ!と叫んでいた。

 
ガビは私は善良なエルディア人でありそれが無いと島の悪魔と同じになると叫び

おかしくなったのか!?とファルコに問いかけられたものの

じゃあほっといてよ!と腕章を手にし

なんであんたまで付いて来たの?あんたまで死ぬ事ないのにと告げるのだった。

 
そうした中、木陰から一人の女性が

こんな朝早くに君達どこから来たのかと声を掛けられることに。

 
ガビはやっと逃げてもう戻れないと口にしつつ

女性を排除しようと考えているのか後ろ手に石を手にするが

お腹すいたでしょ?近くに私の家があるから付いてきてと言われ・・・。

 
一方、その頃マーレではジャン達が召集され

マガトからジークが裏切ったことについて説明を受けていた。

 
マガトはジークの任期まで待つつもりはないとして

今から半年以内にパラディ島に世界連合軍による

焦土作戦を行うと宣言する。

 
しかしライナーはジークもそう考えるだろうとして

半年後に潰されるのを策もなしにただ待っている人でもないと語り

それを挫く為には世界連合軍の集結を待つのではなく

今すぐパラディ島を奇襲すべきであると告げるのだった。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
随分とパラディ島内でも不和が起こっているみたいですが

なんていうかもうちょっとなんとかならないものかと。

 
ぶっちゃけイマイチ真剣みが足りないというか

すぐにでも侵攻されるかもしれないということに

頭が回らないのかもしれませんがそれでももうちょっと・・・って感じです。

 
とりあえずすでにエレンが動いてしまった以上

ジークの思惑に乗る以外にないわけですし

そこに人質とか馬鹿じゃないの?と。

 
まあ、アルミンすらもエレンに話を聞いてとか言っている以上

まだ敵は来ないと思っているんでしょうけど。

 
それはそれとして気に入らないのが

ライナー達マーレにいるエルディア人について。

 
ライナーもそうですがどうしてあんな状況下にいるのに

マーレについているのかわからない。

 
どう考えてもエルディア人自体滅ぼされるだろうとしか思えないのに

まさかマーレに与すれば助かるとでも思ってるんでしょうか・・・。

 
これからもあんな風に奴隷以下の立場でいたいならば

それも手の内かもしれませんが

それにしたっていい加減現状になんとも思わないのかと。

 
まあ、全ては今さらとしか言いようがないんですが

全てはパラディ島に侵攻したマーレが悪いのであって

余計なことしなければ何も変わらずに済んだのにと思わざるを得ませんね。

 
いずれは島の資源を巡って何かしら起きたでしょうけど

それもかなり先になったと思いますしね。

 
とりあえずエレンと他の不和については

エレンが何を考えているのかわからない事に端を発しているので

そこを明らかにすれば多少なりとも解決するのではないかなと。

 
サシャの訃報を聞き笑った事に関しても

おそらくサシャではなく自分自身を嘲笑ったんでしょうし

その辺りを明かすことが出来ればという感じでしょうか。

 
なんにしてもすでに幕が上がった以上

パラディ島の面々も覚悟を決めないとどうしようもないので

上辺だけでも団結してほしいものです。

 
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