君は008 第31話のネタバレ＆感想になります。
第３１話 正義の心
内容ネタバレ
アイスマンからの命令を破り
あやめを助けるため安全な車外から飛び出したエイト。
圧倒的な実力差を前に倒れ伏すあやめは
エイトでは太刀打ちできないとして
すぐさま車の中へ戻るように叫んでいた。
しかし傷ついたあやめの姿を前にエイトは
仲間は絶対に見捨てない！と改めて立ち向かう覚悟を決めるが
そんなエイトに刺客からの攻撃が襲い掛かり！？
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誰もがこの一撃で終わりかと思われたエイトだが
予想に反し相手の一撃を防ぐことに成功していた。
それは訓練で沖田先生の拘束の太刀筋を見ていたから
出来た芸当であったが続く刺客の複雑な動きを見て
二撃目は無理だと感じていた。
襲い掛かる二撃目に対し身を翻し
車を盾とする事で防いだエイトは
その場から離れるため駆けだしながらも
相手の武器の射程距離が約4ｍであることに気付く。
とにかく距離を稼ごうと走り続けるものの
相手はさらに速いようで懸命に駆けるが
その先には壁が迫っていた。
追い込まれたエイトに刺客から止めとばかりに攻撃が繰り出され
あやめ達もこれはマズいと声をあげた瞬間、
エイトは装備していたガジェットの力で壁を駆けあがっていた。
それを見た英雄が今日習ったばかりのガジェットを
すでに実戦で使いこなしている事に驚愕する中
エイトは頭上から刺客へと襲い掛かる。
それと同時に今が好機と立ち上がったあやめも
タイミングを合わせるかのように剣を向ける中
刺客の男は一本取られたと笑いながらも
良い画が撮れたと告げた次の瞬間刺客のマントが変化し
二人に襲い掛かっていた。
敵の行動を前にエイトはあのマントもナノゼイロンだったことに気付き
自身の失策を悟ったものの敵の攻撃はすでに目前へと迫っていた。
そしてエイトとあやめが敵の攻撃を前に絶体絶命の窮地に陥った瞬間
間一髪のところで割って入ったアイスマンによって
ギリギリのところで命を拾うことに。
頼りになる先生の登場に安堵するあやめ達だが
アイスマンの腕には敵の刃が突き刺さっていた。
全員無事かね？と問われ言葉を返すエイトだったが
その傷が自分を庇ってできたものであることに気づく。
そして生徒の窮地を救ったアイスマンは刺客に対し
うちの生徒に危害を加えたな？と指を向けると
覚悟したまえ！！と告げ剣を向けるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
アイスマンの登場で全部持ってかれた感じではありますが思っていた以上にエイトはがんばってましたね。
正直あやめをも圧倒する敵に対し
素人同然のエイトがどうするのかと思っていましたが
自分の出来る事を精一杯発揮していたのではないかと。
敵の攻撃を一撃でも防ぐことが出来たのは
沖田先生との訓練の成果でしょうし
壁を登って追撃を一時躱したのは
授業で習ったガジェットのおかげですからね。
どちらも同じことをもう一回やれと言われて
出来るかどうかは怪しいですが
少なくとも敵に斬りかからなかっただけでも大したものだと思います。
壁を登ってからの攻撃については
エイトなりに考えた結果なんでしょうけど
結局攻撃に転じた瞬間命を失いかけてましたからね。
まあ、敵のマントがナノゼイロンだということに
気付いていなかったのもありますので
攻撃に転じたのも分からないでもないんですが。
ともあれ自身を庇ったアイスマンが大怪我したのはともかくとして
エイトの奮闘がなければあのままあやめが命を落としていた可能性が高いですし
命令違反ではありますがその成果は出せたんじゃないかなと。
とりあえず今回でエイトたち生徒の戦いは終わり
あとはアイスマンに任せるしかないでしょうね。
エイトを庇った際の腕の怪我がどこまで影響をもたらすかはわかりませんが
生徒を傷つけられ憤るアイスマンとドグラ・マグラの刺客との戦いは
この漫画始まって以来の本格的な実力者同士の戦いになるでしょうし
どんな戦いが繰り広げられるのか楽しみです。
今までにもウサギ先生と大河といった激しい戦いがありましたが
なんだかんだで教師と生徒でしたし
明確な敵相手というわけではなかったですしね。
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