宇宙兄弟 331話のネタバレ＆感想になります。
第３３１話 ロシアの決断
内容ネタバレ
固唾を呑みながら行われたオリオンの軌道修正だが
計算通りに無事成功したようで皆が歓声を上げていた。
ハガードも安堵の息を吐きながら
ドッキングができない65オリオンはほぼ使い物にならないが
それでもこの朗報が月面クルーの士気を繋ぐのだと考えていた。
スポンサーリンク
一方、月面基地内では六太とフィリップが運動しながら
六太が地球でいつも聴いていたラジオで盛り上がっていた。
どうやらフィリップが投稿した質問が読み上げられたらしく
思っていた答えではなかったものの楽しんでいた。
そしていつものようにカール君の質問が終わったところで
ブギーが突然このラジオのDJの声に聞き覚えがないかと言い出し
そのDJは一体誰なのか話そうとした瞬間
ヒューストンからの通信が。
ビンスによるとソユーズは順調に向かっているらしく
あと46時間ほどで月上空に到達するとの知らせが。
その上で65オリオンは軌道修正して上空で待機中だが
クランプの問題は未解決のため
ソユーズでの帰還が濃厚になったとのことだった。
ー1ヵ月前ーロシア
プールにて進むのが遅いにも関わらず
辺りに水しぶきを飛ばしまくりながら泳いでいたイヴァン。
どうやら彼はこの後先約が入っているらしく
着替えてタクシーに乗りながら前に行われた会議のことを思い出していた。
その会議では今、月に人を送るのは危険と判断したNASAが
CES-67ミッションを延期すると決定したことから
ロシアはどう動くべきかを話し合うものだった。
過去最大レベルのフレアが起こり
月面クルーへの健康被害・物質不足・生命維持機器の故障など
様々なことが起こるであろうと説明した上で
ボルシェマンは我々はアクセルを踏むことにしたと語る。
そして計画内容は再構成し
予定の月面3DP・R（プリンターロボ）計画は続行するが
そこに”レスキューミッション”を追加すると。
「月面のアストロノーツ」を「ロシアのコスモノーツが救う」。
ボルシェマンはそれが何を意味するかと前置きした上で
”活躍する者”は英雄になれるが”救った者”は
さらにその上をいくのだと語るのだった。
イヴァンがタクシーに乗り向かったのは
ビリヤードが楽しめるバーだった。
イヴァンはそこで待ち合わせていた人物とビリヤードをしながら
今回のミッションについて説明。
どうやらその人物もまたボルシェマンから
レスキューミッションをやるから手を貸してほしいと
依頼があったとのことだった。
それを聞いたイヴァンが相変わらずボルシェマンの伝え方は
言葉足らずだなと言いつつ
手を貸してほしいどころではなく参加してほしい、
君の力が必要なのだと改めてその真意を伝えたのは
誰よりも”生きる覚悟”を知る日本のレジェンド吾妻だった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
オリオンでの帰還が無理なのは薄々わかっていたことなので
驚きはしませんでしたが
ここにきて吾妻さんが六太達の救出に関わってくるとは思いませんでした。
なんだかんだでレジェンドといわれるくらいの人ですから
よくよく考えてみればそれもありだと思えますが
ここにきてこの人か！と。
六太とも縁がある彼のことですから
おそらく断ることはないとは思いますが
正直面白い人選だなと。
そこで気になるのが日々人についてなんですが
やっぱり彼は今回月へは行けそうにないみたいですね。
元々イヴァン達のバックアップクルーとしての抜擢だったこともあり
何かあれば彼が代わりになることもあるのかなと思っていましたが
ここに吾妻さんが参加したなら今回は無いかなと。
もちろん吾妻さんが参加するのもクルーとしてではなく
アドバイザー的な感じだとは思いますが
それでも流れ的になさそうな気がします。
それはそれとしてあのカール君の質問でお馴染みなあのラジオについてですが
あのDJの正体は一体誰なんでしょうね？
その正体がついに明らかになるというところで
ヒューストンからの通信が入ったので
結局誰なのかわからずじまいでしたし・・・。
ブギーがわざわざ調べたくらいですので
誰か有名な人だったりするのかもしれませんが
これから先明らかになる時がくるのか微妙な感じが・・・。
ちなみに次回についてですが
予告には11号とありましたので
続きは2/14になるかと。
第３３０話へ