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ヴィンランド・サガ 最新 第163話 内容ネタバレ&感想 シグルドとハトルガルド

2019年7月25日発売のアフタヌーン 2019年9月号に連載されている

ヴィンランド・サガ 163話のネタバレ&感想になります。

 

第163話 シグやんとハトちゃん

内容ネタバレ

 

幼い頃シグルドはハーフダンの息子であることから

強くなりたいと懸命に訓練に勤しんでいた。

 

その相手をしていたのが当時大きな子よりも強かった

ハトちゃんことハトルガルドであり

将来彼の第2夫人の座につくことになる女の子だった。

 

男ってしょーがねーなァーホント!と言いながら

その訓練に付き合っていたハトルガルド。

 

そして今彼女は昔と同じように

ホンットしょうがない・・・と呟きつつ

いくつになっても手がかかるんだから・・・と

シグルドのもとへと向かうのだった。


あれからハーブダンらの手により

ハーフダン農場にある屋敷にて

捕らえられたシグルドとその仲間たち。

 

仲間たちはシグルドのいる屋敷の前でそれぞれ縄で縛られており

あんなに怒ったハーフダンさんは初めて見たと

改めてその恐怖について色々話していた。

 

そうした中、姿を見せたのは彼らもよく知るハトルガルドであり

彼女は監視を前もって酒で眠らせたようで

捕まったシグルドのもとへやってきたのだった。

 

そして屋敷の中に鎖で雁字搦めにされた

シグルドのもとへやってきたハトルガルドは

遅くなってごめんなさいと謝りつつも

仲間たちはすでに解放したことを伝え鎖を解き始める。

 

その鎖には沢山の錠がついており

鍵をとってきたハトルガルドも手を焼く代物だった。

 

鎖を解く間、シグルドはハトルガルドが助けにくるとは思っていなかったのか

なんでオレがこんなところに閉じ込められているのか

聞いてないのかと尋ねるがハトルガルドは

シグルドがハーフダンに農場を去ると言ったことも知っており

それでも彼を助けにやってきたのだった。

 

もう農場を継ぐ気はなくオレを助けたところで一文にもならないことを

改めて口にするシグルドに対しハトルガルドは

あんなにもお義父様を尊敬していたのに何故心変わりしたのかと尋ねていた。

 

シグルドは尊敬はしてるしそれは変わらないと答えると共に

グズリーズのことを話し始める。

 

彼女が「一緒にアイスランドに帰る」って言ったこと、

いやオレがそれを言わせたのだと。

 

しかしその瞬間イヤな気分になり

グズリーズを連れ帰るのをオレ自身が望んでいないことに気づいた。

あいつはアジサシだと。

 

渡り鳥を鎖につないだらみじめであり

自由に飛ばしてやるのがいいのだと。

 

その話を聞いたハトルガルドの機嫌が悪くなっているのに気づかず

シグルドはあいつは父上の鎖をちぎって逃げた大した奴だ、

それをうらやましいと思ったのだと語る。


しみじみとグズリーズのことを語っていたシグルドだが

ようやく目の前にいるハトルガルドの機嫌が悪いことに気づいた時には

ハトルガルドはすでにブチ切れていた。

 

シグルドをおいチョビヒゲと呼んだハトルガルドは

あんたのピンチに駆けつけて今助けようとしているのは誰だ!?と

指を突きつけると共にあんたのたったひとりの妻は誰だ!!

言って見ろ!と怒鳴り飛ばす。

 

シグルドの口からハトちゃんと自分の名が出ると

ハトルガルドはそうアタシ!聡明で!頼れる女ハトルガルドだと言い

二度とあの女の話をするなと念を押されることに。

 

その剣幕にただ従うしかないシグルドは二度としないと応え

ハトルガルドから言えるかな?シグやん「君だけを一生大切にします」と言われ

その言葉を言われた通りに口にしたところで

ようやくハトルガルドの機嫌は元に戻るのだった。

 

それからシグルドと共に屋敷を出たハトルガルドは

自身も一緒に行くつもりらしく

出航準備をしている仲間のもとへ向かうことに。

 

しかしその行動はバレていたらしく

港には正座させられた仲間たちとハーフダンの姿が。

 

遅かったな、バカ息子とこちらに顔を向けるハーフダンの表情は

ハトルガルドも冷や汗を掻く程怖いものであり

再びその表情を見たシグルドはあまりの恐怖に背筋をまっすぐに

その顔にはおびただしい程の冷や汗が・・・!?

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

前回のラストはハーフダンがブチ切れたところで終わりましたが

あのまま捕まってしまったみたいですね。

 

あの時のハーフダンはかなり恐ろしいものがありましたし

その部下たちも大勢いたので仕方なかったのかも。

 

それにしても今回のラストにあった一文が

めっちゃ笑わせてもらいました。

 

ハトちゃん(嫁)1回。

ハーフダン(父)2回。

北欧一キレられる男、シグやんピンチ。

 

まさにその通りというか

やっぱりシグやん面白いなと(笑)

 

まあ、でもシグやんの気持ちはすでに決まっているみたいですし

ハーフダンがとやかくいってもそれは変わらないでしょうね。

 

もちろんハーフダンとしても一人息子でしょうし

跡取りとして簡単には認めないでしょうけど

それでも最終的には行かせるのではないかと。

 

私的にはシグルドの子に継がせることにした上で

今は旅立ちを認めるのではないかと思っていますが

あとはハーフダンの判断次第でしょうね。

 

それはそれとしてハトちゃんについてですが

思っていた以上にシグやんにベタ惚れだったみたいですね。

 

あれだけ惚れているならシグやんの口からグズリーズの話が出た際に

あれだけブチ切れるのもわからなくないなと。

 

どう考えても将来的にというか今も尻に敷かれているのが

目に見えていますがあの二人にとってはそれが一番なのかもしれませんね。

 

ともあれあとは先程も言ったように

シグルドの決意にハーフダンがどう応えるかですので

シグやんの漢っぷりに全てが掛かっているかと。

頑張れ!シグやん!

 

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