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キングダム 最新 610話 ネタバレ&感想 王賁vs尭雲決着

2019年8月8日発売の週刊ヤングジャンプ 2019年36・37合併号に連載されている

キングダム 610話のネタバレ&感想になります。

 

第610話 藺相如の遺言

内容ネタバレ

 

互いに手負いでありながらも相対した王賁と尭雲。

そして一騎討ちが始まり矛を振りかぶった瞬間

尭雲は主である藺相如が息を引き取った時の事を思い出していた。

 

藺相如から二人にはまだ役割が残っていると

そして中華を頼むと言われた時のことを・・・。


そんな思いと共に振り上げた矛の一撃は

王賁よりも早かった。

 

しかし王賁は止められるはずがないその一撃を

自らの腕と馬の脚を犠牲に受け止めていた。

 

そして尭雲の矛を弾き返した次の瞬間

飛び込むように放たれた王賁の一撃は

尭雲の身体を見事に貫いていた。

 

明らかに致命傷となるその一撃を受け

尭雲が口から血を流す中

全ての力を込めた一撃を放った王賁も落馬し

動けずにいた。

 

尭雲の配下の者たちは涙を流しつつ

主の仇である王賁へと襲い掛かるが

それを防いだのは割って入った信だった。

 

それでも配下の者たちは主の仇を取るため二人へと襲い掛かるが

それを止めたのはあと幾ばくも持たないとみられる尭雲だった。

 

尭雲は逝く前にその二人には伝えておかねばならぬことがあるとして

信と王賁に対し主・藺相如から

お前達に向けて預かっていた言葉があると告げる。

 

お前達が本当に中華を一つにする刃足らんと願うならば

胸に深く刻んでおけと亡き主の姿を脳裏に浮かべながら

尭雲は告げる。

 

何があろうと必ず

振り上げた刃は必ず最後まで振り下ろせと。

 

一体何の話をしているのかわからず困惑する信だが

尭雲は王賁の槍を引き抜きながら

中華の応えに近づく日が来ることがあれば

意味がわかる、多くの・・・と語る。

 

本当は藺相如様こそがその応えを導くお方であり

そのためならこの命真っ先に燃やし尽くす覚悟であったが

結果として我が主には誰よりも長く仕えることになったと。

 

そして尭雲は主である藺相如と過ごした日々を思い返しながら

それはそれで・・・とどこか満足げに息を引き取るのだった。

 

”旧三大天 藺相如が十傑 最後の一人 尭雲”

”朱海平原 十五日目の戦いにて戦死”

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

王賁と尭雲の再戦ですが

思いのほかあっさり決まりましたね。

 

王賁がここでやられるとは思っていなかったので

その勝利を窺ってはいなかったものの

結構すんなり決着したなというのが正直なところ。

 

まあ、それでも愛馬を失い

片腕もすぐには復帰できないほどのダメージを受けたでしょうし

かなりギリギリの勝利だったのも間違いないですけどね。

 

ともあれ信が岳嬰、趙峩龍を討ち

王賁が尭雲を討ったことで

二人揃って将軍への道が開いたのではないかと。

 

まだ戦いが終わったわけではないので

ちょっと早いかもしれませんが

これで最低限の戦功は挙げられたのではないかと思います。

 

とりあえず信達に関してはあと馬南慈軍がいるとはいえ

優勢なのは変わらないと思いますが

気になるのは蒙恬達左翼のこと。

 

副官をやられている以上冷静に見えても蒙恬は内心

怒り狂っているでしょうしね。

 

そこにその元凶である龐煖が現れるかどうかは

正直なんとも言えないところではありますが

何も起こらないとも思えないので

何かしら事態が動くことになるのではないかなと。

 

まあ、信のいる右翼のほうに現れても

それはそれで面白くはあるんですが

信にしても王賁にしても体が万全とは言えないので

出来るならば万全の状態の戦いが見たいものです。

 

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