2019年11月20日発売の週刊少年サンデー 2019年51号に連載されている
君は008 第86話のネタバレ＆感想になります。
第８６話 囚われの少女
内容ネタバレ
姿を見せたノヴァク博士が
あの写真通りの小さな子供だったことに
驚くエイトと野原。
博士になにか？とちょっと疑わしく思われたものの
ノヴァク博士のファンであると誤魔化し
なんとか事なきを得ることに。
案内役の男から彼女について
僅か11歳にして天才的な頭脳を持つポーランド人であり
レーザー物理回に現れた奇跡の天使だと
嬉しそうに語られるエイトをよそに
野原は小さい女の子に話しかけるようにノヴァク博士に声をかけていた。
しかし突然かけていた眼鏡を上にずらされたかと思いきや
靴を踏まれその場に倒れ込んでしまうことに。
野原は思わず紛うことなきただのクソガキじゃないか！と
口走っていたものの次の瞬間ノヴァク博士が
何事もなかったことのように起動させたシステムを目の当たりにし
開いた口が塞がらないほど驚くのだった。
男はノヴァク博士は我らの組織の考えに心より賛同していると
嬉しそうに語るがエイトは彼女の目を見て
それが嘘で彼女が怯えていることに気づくのだった。
同じように組織に雇われた人たちとの顔合わせを終え
自室に戻りベッドに横になるエイトと野原。
夜が更け辺りが静まり返る中、パチっと目を開けたエイトは
ガジェット”フェイク・ビジョン”を用い
そそくさと自室の監視カメラを誤魔化していた。
そしてこんな状況でも爆睡していた野原を叩き起こすと
彼にバックアップを任せエイトは単身ノヴァク博士救出の為に動き出す。
見回りの兵達から見つからないように
なんとかノヴァク博士のいる部屋へと辿り着くが
そこは外側から厳重に錠がしてある酷い場所だった。
彼女がそんな環境に置かれていることに
憤りながらも錠を外し中へと入ったエイトだが
声をかけようとした瞬間
彼女が侵入者用に用意していたのか
トラップに引っかかってしまうことに。
タイブレードでなんとかトラップを破壊したものの
ノヴァク博士は言葉がわからないのか
エイトの呼びかけにも恐怖で逃げまどっていた。
その姿にエイトはこんな所に閉じ込められて
身を守るのに必死だったことに気づき
警戒を解くためにその場で折り鶴を作り
ノヴァク博士へと渡すことに。
そんなエイトの行動は功を奏したようで
ノヴァク博士は続けて折られる動物たちを見て
顔を輝かせていた。
エイトはそんな子供らしい姿に
いくら天才とはいえやっぱり普通の女の子なんだと安心しつつ
ジェスチャーでここから逃がそうとしていることを伝えることに。
イマイチ伝わっているのかわからない状況に
エイトは野原にポーランド語の翻訳プログラムを頼み
改めて声をかけるがそのプログラムはエイトの思っていることが
言語化されてしまうらしく中々に上手くいかずにいた。
そんな状況にもういい！とメガネのガジェットを解除したエイトは
日本語で俺達は君の味方だ！君をここから出してあげると語り掛けていた。
少しだけ日本語がわかるというノヴァク博士は
エイトの思いを理解したらしく
エイトはすぐさま彼女を連れて逃げようとするが
彼女からポーランド語で言葉をかけられることに。
「Nie.」
「Tata został schwytany.」
「więc nie mogę uciec」
ガジェットを外していたエイトは
いきなりポーランド語で話しかけられたことで
何を言っているのか分からず慌ててガジェットをつけるが
その瞬間野原から後ろだ！逃げて！との声が。
いきなりのことに対応が遅れてしまったエイトは
背後から迫っていた兵士に貴様何をしている！と殴られてしまい・・・！？
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
とりあえず感想の前に
最後の方でノヴァク博士が言った言葉についてですが
おそらく「お父さんが捕まっているから逃げられない」といった
感じの言葉だと思います。
あくまでもネット翻訳なので違うかもしれませんが
話の流れからそう間違っていないかと。
それにあれだけの天才児が逃げることもしないわけですから
父親が人質として捕まっているというのは
こう言っては変ですが良くあることですしね。
とまあ、なんとなくノヴァク博士の現状について
分かってきましたが結構厄介な感じですね。
捕らえられていると言う父親も一緒でなければ
ノヴァク博士は逃げようとしないでしょうし
彼女の父親も救出しなくてはならない状況に。
その父親がこの島の施設のどこかにいるのか
それも別の場所にいるのかはわかりませんが
それ次第で今後の展開が変わってくるのかなと。
まあ、でもとりあえず見事にバレてしまったみたいですので
まずはこの窮地をどう脱するのかになりそうですけどね。
いきなり背後から殴られたということもあって
かなりというかめっちゃ不利な状況ではありますが
どうみても圧倒的な強者には見えないので
今のエイトなら気絶させられてないなら
なんとでもなるのではないかと。
それに今は護るべき少女と一緒にいるわけですし
相手がドグラ・マグラの構成員レベルでなければ
大丈夫だと思いますしね。
ただこの施設にドグラ・マグラが関わっているかどうかは
今のところわからないのでもし関わっているのだとすれば
最終的にそういった手練れと戦うことになるのかもしれませんし
その時がこのミッションの山場になるかと。