進撃の巨人 雑誌掲載最新話

進撃の巨人 最新 127話 ネタバレ&感想 それぞれの蟠り 31巻続き

2020年3月9日発売の別冊少年マガジン 2020年4月号に連載されている

進撃の巨人 127話のネタバレ&感想になります。

 

第127話 終末の夜

内容ネタバレ

 

セントラルの一等地で

朝だろうと夜だろうと上等の酒をかっくらう。

 

嫁も子供も孫の代まで幸せに暮らせる権利は

命懸けで戦った俺達にはある。

この島には未来があるんだ・・・。

 

そんな万人が夢見るような生活を思い描きながら

ジャンは窓の外から自分を呼ぶハンジの声に耳を塞いでいた。

 

行くな、考えるな。

このままじっとしてればセントラルの一等地が手に入る。

このまま・・・。


そんなことを思っていたジャンが外へ向かうと

そこにはハンジとミカサの姿があった。

 

近くの誰もいない民家に入り

ジャン達はハンジから車力の巨人らマーレ残党と

手を組んだことを聞かされることに。

 

全てはエレンの止めるためであり

ミカサも皆殺しは間違っていると考えており

すぐさま参加することを決める。

 

ジャンはそれよりもエレンを止められたとして

どうするのかについて悩んでいた。

 

それはハンジも同様のようで

エレンがこうなったのは自分の不甲斐ない理想論のせいだと考えており

自分を責めていたがそれでも私は調査兵団の14代団長で

人類の自由の為に心臓を捧げた仲間達のためにも

エレンを止めようと考えていることを明かす。

 

この島だけに自由をもたらせばそれでいい、

そんなケチなことを言う仲間はいない、

虐殺を止めることが出来るのは今しかないのだという言葉に

ジャンも俺はまだ調査兵団ですと参加を決めるのだった。

 

そしてマーレ残党と焚火を囲むことになったジャン達だが

今まで敵対してきた者達が目的のためとはいえ

そうすんなり遺恨を忘れることなど出来ずギスギスしていた。

 

エレンの処遇を巡りミカサとアニが一瞬触発となったりしながらも

今の段階で諍いを起こしても何もならないことから

ハンジが中心となりこれからのことを話し合うことに。

 

ハンジは始祖の巨人に近づくためにも

港にある飛空艇を用いることを提案する。

 

それはアズマビト家が地鳴しの視察用に用意したものであり

それを使えば可能ではないかと。

 

燃料の関係から問題は始祖の巨人がどこにいるかであり

その手掛かりとして連れてこられたイェレナに話を聞くことになるが

それに答えるはずもなく・・・。


手詰まりとなった状況の中

マガトと車力の巨人からイェレナが

マーレ人であることが明かされることに。

 

マーレ人を憎むイェレナがマーレ人であったことに誰もが驚愕するが

イェレナはそれについて反論することなく一笑に付すと

ハンジ達がやろうとしていることについて嘲笑うかのように告げる。

世界を救うこれ以上に人を惹き付ける言葉があるでしょうか?と。

 

その上でこの場にいる者達に

少し思い出してみませんか?と語り掛ける。

 

ライナー達マーレがこれまでやってきたこと、

パラディ島の面々がマーレで起こした犠牲について

一つ一つ挙げ仲違いさせるように仕向けていた。

 

しかしジャンは全く気にすることなく

イェレナにお互いの蟠りを打ち明けて

心を整理させようとしてくれたんだなと礼を述べる。

 

しかしイェレナが続いて

彼の親友であったマルコの事を語ったその時状況は一変。

 

彼の死に関わったライナーとアニから

その当時の話を聞きどういう経緯で

どういう最期を迎えたのかまでは冷静に聞いていたジャン。

 

しかしライナーからマルコの

「俺達はまだ話し合ってない」最期の言葉を聞き

さらにそのライナーからマルコが巨人に食われるのを見ながら

なんでマルコが巨人に食われているんだと思ったこと。

 

そして怒りに任せてよくもマルコを・・・とその巨人を殺したことを聞き

ジャンは罪悪感でおかしくなってしまったんだろうと

もういいと話しを終えようとするが

ライナーが・・・すまないと口にした瞬間殴り掛かっていた。

 

そして馬乗りになって殴り続けるジャンを

アルミン達はなんとか引きはがそうとするが

ジャンの怒りは収まらずライナーを蹴り飛ばそうとするが

身体を張って庇おうとしたガビを蹴ってしまうことに。

 

その事で冷静さを取り戻したジャンだが

ガビは私達は世界から認めてもらうために

この島が悪魔が決めてなくなることを願い続けてきたと語る。

 

そしたらお父さんやお母さんが

レベリオの皆が決めてなくなることになったとして

ごめんなさいと謝り図々しいとはわかっていますが

皆さんの助けが必要だと頭を下げる。

 

ファルコからも地鳴らしを一緒に

止めてほしいと懇願されたジャンは

一人皆から離れ森の中へと姿を消すのだった。


翌朝、ジャンは一晩考えに考えて

彼らに協力することを決めたようで

昨晩の蟠りは表面上無くなっていた。

 

港へと向かう馬車の荷台でジャンは

ガビに蹴って悪かったと謝るが

ライナーに関しては許すことは出来ないらしく

ライナーもそれでいいと返していた。

 

マガトがアズマビトは本当に頼れるのかと

ハンジと話していた所

港の様子を見に行っていた車力の巨人が姿を見せる。

 

マガトは何かあったようだと

すぐさま馬車を止めさせ話を聞くことになるが

その内容は港が既にイェーガー派に

占拠されているというものだった。

 

おそらく機関車で先回りしたと思われ

対巨人用装備の兵士が数多く戦闘態勢を敷いており

我々が地鳴らしを阻止しようとする動きを察知して

迎え撃つつもりのようだと・・・。

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

特別展開が進んだ感じでもなく

みんなでエレンを止めるために頑張ろう!的な感じで

纏まった回でしたね。

 

正直なところ私自身がエレンの行為を

それほど悪いものと思ってないこともあって

あんまり感情移入できない感じなので

なんだかな~と。

 

もちろんエレンが世界中の人を踏みつぶそうとしているのが

決して良いことではないのは理解しているんですが

それでもそうせざるを得なくなったのは誰のせいなのかと

思ってしまうので。

 

まあ、でもジャンとミカサが参加するだろうことは

前回の流れからわかってましたので

特別思うところはないかなと。

 

それにしてもハンジも言っていましたが

エレンがこうなったのは私の不甲斐ない理想論だと。

 

私もそれに同意しますが気になるのは

結局のところどうするんだ?ということ。

 

そこをジャンがついて際には

調査兵団がなんやと言っていましたが

結局感情論で先送りって感じでしたし

そこを明確にしてくれないと。

 

虐殺を止めるには今しか無いのも理解できるんですが

そこをどうにかしないと結局失敗するしかない気がします。

 

それはハンジだけが考えることではなく

皆で考えなければならない事なんでしょうけど

舵を取るべき人がそのビジョンを持ってないと厳しいでしょうね・・・。

 

最終的にはエレンとも親交の深い

アルミンやミカサがなんとかしてくれるようにも思えますが

ん~なんともはっきりしない感じです。

 

それはそれとして次回は

イェーガー派との戦いになりそうですね。

 

数の上では明らかに劣勢ですが

ハンジ達の方が質という部分で圧倒的ですので

最終的にはハンジ達の勝ちとなりそう。

 

相手方にはフロックもいますが

なんていうか噛ませ犬っぽいというか

三流っぽいので・・・(苦笑)

 

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