2020年10月1日発売のモーニング 2020年44号に連載されている
宇宙兄弟 362話のネタバレ&感想になります。
第362話 みんなの沈黙に
内容ネタバレ
実際に月で着ることになる
船外用宇宙服を着て試験を終えた日々人。
そんな彼にマクシムら仲間達は
何も言わずただ日々人の肩をポンポンと叩く。
何故皆が無言でそうしてきたのかわからない日々人だが
この日の訓練後スタッフ全員何故か妙に静かで・・・。
あくる日、ラジオにマクシムとフランツが
ゲストとして呼ばれていた。
月に向かうマクシム4はかなり話題になっているらしく
リスナーからもたくさんのメールが届き
その中には「お二人は宇宙人を見たことありますか?」という
宇宙飛行士がよく聞かれる質問も。
フランツは見た事ないけど宇宙のどこかには
絶対いると思っていると話すが
マクシムは俺は見たことあると言い出す。
クルーの一人である日々人は
多分宇宙人であると。
マクシムが日々人の事について色々話す中
日々人はそんな彼らのラジオを聞きながら
吾妻とキャッチボールしていた。
二人はラジオを聞き笑い声をあげ
互いにボールを投げ合い言葉少ないながらも
相手が何を言いたいのか分かっているのか
口元に笑みを浮かべ・・・。
あくる日、マクシム4として
番組に出演することになった日々人達。
訓練の際に撮られていた映像を見ながら
フランツがミスしたや吾妻が参加した際の話など
多岐にわたって話していた。
そして司会者から皆が訓練で一番印象に残っている出来事は?
と聞かれたマクシムらは全員日々人へと目を向ける。
どうやら皆が同じことを考えていたようで
フランツから月で実際に使う
本番用の船外宇宙服を着て動作試験をやった時の話が。
日々人はそれを聞き自分が宇宙服を着ると
パニックの発作を起こしてしまう
時期があったことを明かし司会者らを驚かすが
当の本人は大勢に知っといてもらう報が気が楽だと
気にすることなく話していた。
フランツはもし発作が出てしまったら
”メンバーの入れ替え”なんて事態もあり得ることから
試験中は自分達を含め周りのスタッフ全員に
緊張感が漂っていたと語る。
そんな中”着脱試験”も”動作試験”も
全部日々人がダントツの好成績だったと。
マクシムはだけど”本番”ではないから
誰も祝福しなかったと話し
日々人もあれには驚いたと笑みを浮かべていた。
司会者によるとロシアでは
”前祝い”はタブーとのことで物事の前に祝って喜ぶと
それが実現しなくなるという迷信があるらしく
日々人も後からフランツにその事を教えてもらっていた。
祝福しない”ゲン担ぎ”なんだよ。
みんな素っ気なく見えたかもしれないけど
実は心の中では拍手してるから。
そうフランツから聞いた日々人は
みんなの”沈黙”にただただ感謝するのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
月でのルナランダー関連や
天文台関連の話も一段落して
ようやく日々人sideの話になりましたね。
六太も見たあの記者会見からその後
詳しい状況は分かりませんでしたが
今回の話を読む限り順調のようです。
マクシム4の仲も相変わらずみたいですし
日々人もパニックの発作が出ることなく
無事に訓練をこなしているようなので
とりあえず問題らしい問題はないかと。
まあ、でも全てが順調行くとは思えないので
問題が出るとしたらこれからなのかもしれませんが。
なんにしてもあとどれくらいで
月に向かうかは定かではありませんが
その時はかなり近づいているのは間違いないので
二人が月で再会するその時が楽しみですね。
気になる続きについては
予告では10/15発売の46号にて掲載とのこと。