2020年10月14日発売のモーニング 2020年46号に連載されている
宇宙兄弟 363話のネタバレ&感想になります。
第363話 月に行く前に
内容ネタバレ
月ミッションを控えたある日
マクシムとユルはフランツが住む
マンションを訪れていた。
どうやら今日はここでホームパーティーが行われるらしく
フランツとその妻マルタが色々準備する間
マクシム達は家の中を見て回っていた。
そうした中、マクシムはフランツが
結婚式を挙げた時の写真を発見。
その写真に写るフランツは今と変わりはないが
その隣にいる奥さんは随分と変わったようで
今ではふくよかな体型になっており
思わずマクシムがフランツにあの写真の嫁さんは
加工か?それとも別人か?と尋ねる程だった。
そうこうしている間に
吾妻一家も訪れホームパーティーが始まるも
その場には日々人の姿はないようで・・・。
一方その頃、最後の連休で
ちょっと行きたいところがあると
パーティーを欠席した日々人はロシアを離れ
アメリカ・ヒューストンへ訪れていた。
どうやら日々人は月に行く前に
ずっとモヤモヤ気になっていたことを
スッキリさせようと思ったようで
出迎えてくれたJAXAの小林と合流しNASAへ。
そこには室長であるバトラーやジェニファーの姿もあり
互いに久々の再会を喜んでいた。
その後室長室へと案内された日々人は
ジェニファー達に見守られながら
バトラーと初めてここでブライアンの
控えクルーとして任命された時のことを語り合うことに。
バトラーはあの判断はかなりの冒険だったが
間違っていなかったと言い
君にはブライアンの意志が引き継がれていると語る。
だからこそ日々人を次のミッションに
任命できなかったことを悔やんでおり
許して欲しいと頭を下げていた。
日々人もまた突然いなくなったことは
非常識だったと思うと頭を下げると共に
最後までバトラー室長の判断は
間違っていませんでしたと責めることはなかった。
その上で日々人は許してもらいたいのは
俺の方で今日はその気持ちを伝えに
ヒューストンに来ましたと告げるのだった。
その日の夜、日々人は月面任務を共にした
CES-51クルーの面々と再会を果たす。
日々人は逃げるようにNASAを去った事
そして世話になったNASAを裏切るように
勝手にロシアの宇宙飛行士になったことが
ずっと心に残っていた。
月に行く前にこの気持ちにケリをつけたいと思って
ヒューストンに戻ってきたとのことで
その事を聞かされた面々だが
彼らは誰一人日々人を責めることはなかった。
それどころかその決断は当然だと思っており
日々人が再び月に行けることを
心から喜んでいた。
日々人もその反応に見て
自身の気持ちにケリが着いたのか
やっぱ会いに来てよかったと
旧交を温め合うのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回に引き続き日々人メインの話でしたが
まさか月に行く前に古巣のNASAを
訪れるとは・・・。
それだけ日々人にとって
ずっと心に残っていたんでしょうけど
誰も怒ることなく月行きを喜んでくれたことで
それも解消できたのではないかなと。
正直自分だったら・・・と考えると
この状況でNASAに行くこと自体
かなり不安というか恐怖だったと思います。
結果としては誰も責めることはなかったですが
そうじゃない可能性もあったわけですしね。
なのでNASAで彼らに会うことを決めた
日々人の決断は称賛できるものだと思いますし
そんな彼の月行きを喜んでくれる人達もまた
本当に良い仲間達だなと改めて思います。
なんにしてもこれで日々人の心残りもなくなり
あとは月に行くだけですね。
最後の連休と言っていましたので
おそらくその時は遠くないと思いますが
月で六太と肩を並べる瞬間が待ち遠しいです。
気になる続きについてですが
予告では10/29発売の48号とのこと。
追記:48号には掲載されていなかったので
49か50号になるかも。