葬送のフリーレン 雑誌掲載最新話

葬送のフリーレン 最新 第57話 ネタバレ&感想 異例の試験

2021年7月7日発売の

週刊少年サンデー 2021年32号に

掲載されている

葬送のフリーレン 第57話

ネタバレ&感想になります。

 

第57話 第三次試験

内容ネタバレ

 

普段滅多に人前に出てこない

ゼーリエだったが

今回試験官たちの前に

姿を見せていた。

 

その理由は第二試験の

合格者が12名と

異例の合格者数だったためである。

 

ゼーリエは全員協力型の試験は

大いに結構だと言いつつも

その中にあってはならない程の

実力を持った者

フリーレンがいたと語る。

 

お陰で実力に見合わない者まで

大勢合格してしまい

従来通りの第三次試験では

そいつらは全員死ぬことになると。


それはゼンゼの望みとは

かけ離れたものであり

当然ゼーリエもそこまでの

無駄死には望んでいなかった。

 

ゼーリエは全てフリーレンが

悪いと言った上で

異例には異例をと第三次試験を

自分が担当すると告げる。

 

従来の担当者である

レルネンも反対することなく

それを受け入れた上で語る。

 

私はフリーレン様を

試すような器ではなく

一目見てわかりました。

 

彼女は魔力を制限しており

ゼーリエ様に匹敵するほど

絶大な魔力を持っていると。

 

ゼーリエはその事に気付いた

レルネンを面白そうに見て

その事を認めた上で語る。

 

魔力を制限するのは

通常実用的ではない技術だが

フリーレンは魔族を欺くため

その生涯を捧げた。

 

魔族は私達人類よりも

遥かに魔力に敏感であり

生まれ持った才覚でも無ければ

百年や二百年制限したところで

欺けるものではない。

 

正に時間の無駄でその時間を

他の鍛錬に使えば

何倍も強くなれると。

 

非効率極まりないが

その非効率が相手の隙を

産み出すこともある。

 

現にフリーレンは歳の割に

技術の甘い魔法使いだが

そうやって魔族を打ち倒してきた。

 

それほどまでにあの子の

魔力制限は洗練されている。

 

私の知る限りたった一目で

見破ったのは魔王だけだと。

 

そうレルネンを称賛した

ゼーリエだがそれだけに

残念に思っていた。

 

これだけの境地に立っておきながら

老い先はもう短い・・・。

 

やはり人間の弟子は

取るものではないなと。

 

その上で結局レルネンにも

私の魔力の”揺らぎ”が

見えなかった事を残念に思うのだった。


第三次試験の内容が

ゼーリエとの面接だと発表され

フリーレンは自分とフェルンを

受からせる気がないのだと考えていた。

 

おそらく直感で合格者を

選ぶつもりだろうが

ゼーリエの直感はいつも正しい。

 

現に私は未だにゼーリエが

望む程の魔法使いには

なれていないと。

 

そして第三次試験が始まり

カンネやラオフェンら五人が

ゼーリエと面接するが

一様に不合格を言い渡されていた。

 

そしてフリーレンの番になるが

ゼーリエもまたフリーレンが

私が合格を出すとは微塵も

思っていないことに気づいていた。

 

一度だけチャンスをやるとして

好きな魔法について尋ねるが

返ってきたのはフランメと同じ

花畑をだす魔法だった。

 

結果不合格が言い渡され

あっさり受け入れるフリーレンに

ゼーリエはお前のような魔法使いが

魔王を倒したとは到底

信じられんと告げる。

 

フリーレンは私一人の力ではなく

ヒンメル、アイゼン、ハイター、私

一人でも欠けていたら

倒せなかったと語る。

 

それを聞いたゼーリエから

仲間に恵まれたか、運が良かったなと

言われるがフリーレンは

そうだよ、運が良かったと

笑顔で返すのだった。


ある時フリーレンは

ヒンメルに尋ねた。

 

どうして私を仲間にしたの?

強い魔法使いなら王都に

いくらでもいるのにと。

 

ヒンメルは君がいいと思ったと言い

昔一度だけ君と会ったことが

あると語る。

 

子供の頃森に薬草を取りに

入った時道に迷った。

 

長い間森を彷徨って

人生で初めて孤独を味わった。

 

そのとき一人のエルフが

人里の方向を教えてくれた。

 

本当に方向を教えるだけで

励ましの言葉一つ口にしなかったが

僕の不安を感じ取ったのか

それともただの気まぐれだったのか

君は僕に花畑を出す魔法を

見せてくれた。

 

綺麗だと思ったんだ。

生まれて初めて魔法が

綺麗だと思ったのだと。

 

フリーレンは語る。

これはただの偶然にしか過ぎないが

ヒンメル達と出会わせてくれたのは

師匠が教えてくれたくだらない魔法だと。

 

その上でゼーリエに告げる。

フェルンも同じように

不合格につもりだろうけど

多分それは出来ない。

 

あの子はゼーリエの想像を超える。

人間の時代がやって来たのだと。

 

そしてフェルンの番となるが

ゼーリエはフェルンを見て

彼女が私の魔力を見て

立ち竦んでいると判断。

 

他の受験者となんら変わらんと

がっかりしていた。

 

しかしフェルンの目を見て

そうではない事に

気付き問いかける。

お前、何が見えている?と。

 

その問いに対しフェルンは

揺らいでいると返した瞬間

ゼーリエの顔に喜色が溢れていた。

 

ゼーリエはフェルンに

私の弟子になれと告げるが

フェルンはえ、嫌ですと

即答するのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

第三次試験が予定変更して

ゼーリエの面接になりましたが

まあ、ほとんどの人が

落とされることになりそうです。

 

カンネ達は流石に無理だと

ある程度分かってましたが

まさかフリーレンも駄目とは・・・。

 

まあ、フリーレンの場合は

他の受験者とは違った形で

不合格っぽいですけどね。

 

とりあえずまだ受けていない

受験者の中で受かりそうなのは

デンケン、ヴィアベル、ユーベルくらい?

 

デンケンとヴィアベルはどちらも

技術的にも文句はないですし

受験者の中では最有力かなと。

 

ユーベルについては

その精神性をゼーリエが

どう判断するかでしょうか。

 

あと可能性がありそうなのは

二次試験でも活躍し

様々な魔法を使えるメトーデとか?

 

大穴としてラヴィーネって感じですけど

流石に難しいかも。

 

ともあれおそらくフェルンは

合格という流れになりそうですね。

 

流石にゆらぎを看破された以上

不合格と言うのは

ちょっと筋が通らないと思いますし。

 

どちらにせよ次回は

他の受験者たちの合否も

明らかになるでしょうし

一体誰が合格するのか楽しみです。

 

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