葬送のフリーレン 雑誌掲載最新話

葬送のフリーレン 最新 第22話 ネタバレ&感想 千年以上生きた魔法使い

2020年10月14日発売の

週刊少年サンデー 2020年46号に掲載されている

葬送のフリーレン 第22話のネタバレ&感想になります。

 

第22話 服従の天秤

内容ネタバレ

 

勝利を確信しているのか

この私の前でそんなに多くの魔力を

消費して大丈夫なのかしら?

そういって笑みを浮かべるアウラ。

 

フリーレンはその言葉に応えることなく

服従の天秤のことを考えていた。

 

天秤に互いの魂を乗せ

より魔力の大きい方が

相手を服従をさせる。

 

こんなリスクの高い魔法を平然と扱えるのは

アウラの絶大な魔力があってのことであると。

 

魔力は基本的に鍛錬を積み重ねた

年月に比例して増加していき

アウラが五百年以上生きた大魔族であり

その生涯のほとんどを鍛錬に費やしたこと。

 

アウラの対外魔力の量から

これだけの情報を手に入れたフリーレンは

それでも魔力を包み隠せない魔族に哀れだと零し

笑みを浮かべたアウラは魔法を発動させる。

”服従させる魔法(アゼリユーゼ)”


フランメの弟子となった頃フリーレンは

師匠に質問を投げかける。

 

魔族ってずる賢いのに

なんで師匠みたいに常に魔力を制限しないのかと。

 

フランメは一言できねぇのさと答え

魔族が組織的な繋がりを持っていることを語る。

 

そして組織には秩序が必要であり

人よりずっとわかりやすく

魔族は強い奴が偉いのだと。

 

強さというのは魔力を見れば分かり

奴らにとって魔力とは

人にとっての地位や財産であり尊厳そのもの。

 

常日頃から魔力を制限する馬鹿はおらず

魔力の低いレイン中に尊厳が与えられるほど

魔族の世界は甘くないのだと。

 

だから、力の強い魔族ほど必死に魔力を誇示し

そもそもそんな発想すらないと

フランメは魔族を哀れだと評していた。

 

すでに弟子になって3年

フリーレンの魔力の隠蔽はかなり進んでいた。


それから五十年が経過した頃

老いたフランメはフリーレンに

まだ魔法は好きか?と尋ねる。

 

ほどほどかなと答える弟子に

お前はずっと昔魔法が好きだと

はっきり答えたと語る。

 

結局私はお前に戦いの事しか教えなかった。

復讐のための魔法だと。

 

後悔しているのかと聞かれ否定したフランメは

お前に私の魔法を託してよかったと語り

お前の長い寿命ならいつか魔王を

倒せるほどの高みに辿り着けると笑みを浮かべていた。

 

フランメはフリーレンに一つ

ある頼み事する。

私の墓の周りは花畑にしてくれと。

 

似合わないというフリーレンの言葉に同意し

私の一番好きな魔法は

綺麗な花畑を出す魔法であり

小さい頃両親が教えてくれて

魔法を好きになったきっかけだと語る。

 

その魔法を教えてと言うフリーレンに

フランメは歴史に名を残そうなんて考えるな、

目立たず生きろと告げる。

 

その上でお前が歴史に名を残すのは

魔王をぶっ飛ばすときだと笑みを浮かべるのだった。

 

フランメの死からフリーレンは

変わらず森の中で修行をしつつ暮らしていた。

 

そんなある日、ヒンメル達が

この森に長く生きた魔法使いがいると森を訪れる。

 

ハイターはフリーレンの魔力を見て

私の五分の一くらいだとして

まあまあだと評するがヒンメルは違った。

 

君は僕が出会ってきたどの魔法使いよりも強いと言い

その理由について尋ねたところ

返ってきたのはなんとなくという言葉だった。

 

それからヒンメル達勇者一行に加わり

魔王を倒すため旅をするフリーレン。

 

激しい魔族との戦いを潜り抜け

ついに魔王の前へと・・・。


”服従させる魔法(アゼリユーゼ)”の発動と共に

アウラとフリーレンから出た魂が天秤へと向かう。

 

フリーレンはアウラに嬉しそうだね

勝利を確信しているの?と問いかけるが

アウラは今にわかると改めてフリーレンのことを考えていた。

 

葬送のフリーレン。

80年ほど前に表舞台に姿を現し

勇者一行と共に魔王を倒した

謎に満ちた年齢不詳のエルフの魔法使い。

 

アウラはそんなフリーレンの魔力を目にし

あなたは優秀な魔法使いだが

魔力自体はそれほどでもないと判断していた。

 

魔力以外の技術を磨いていたのか

それともだらだら生きていたのかは分からないが

どちらにしても私には遠く及ばないと。

 

アウラは口元に笑みを浮かべながら

私の勝ちだと告げ

この後のことを考える。

 

不死の軍勢もだいぶやられちゃったし

後で補充しないと・・・等と考えていたが

二つの魂の天秤がフリーレンの方に

傾いていくのに気づき目を向ける。

 

フリーレンは私の魂を天秤に乗せたなと言い

正直このまま軍勢の物量で押されていたら

危なかったと告げる。

 

お前が自分の魔力に自信を持っていてよかった、

やっとお前を倒せると。

 

私は魔力を制限していたと聞かされ

アウラはそんなはずはないと話すが

その表情にすでに笑みはなく・・・。


フリーレンの口から

生きてきた時間の殆どを魔力を制限して過ごしたと聞き

思わず馬鹿じゃないの?と返すアウラだが

フリーレンは告げる。

 

そうだね、馬鹿みたいだ。

でも魔族(おまえたち)に勝てると。

 

アウラは引きつった表情を浮かべながら

ふざけるな、私は五百年以上生きた大魔族だと告げるが

フリーレンはお前の前にいるのは

千年以上生きた魔法使いだと制限を解放。

 

自分よりも遥かに大きな魔力を目にしたアウラが

絶望した次の瞬間天秤は完全にフリーレンに傾き

アウラは服従の天秤に囚われていた。

 

完全にアウラを服従させたフリーレンは

その身を翻しながら告げる。

”アウラ、自害しろ”と。

 

その言葉にアウラは剣を首に当て

ありえないと涙を零しながら

その命を散らせるのだった。

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

前回でフェルン達がリュグナー達を仕留め

今回フリーレンがアウラを仕留めたことで

この街における戦いは終わったみたいですね。

 

フリーレンの魔力がアウラの魔力を

上回っているのは予想していましたが

思っていた以上に魔力の差は大きかったようです。

 

今のフリーレンと全盛期のフランメの魔力、

どちらが大きいのかは分かりませんが

長く生きている分フリーレンの方が

今では大きいのかも。

 

それにしても当時のフランメから

魔族が何故魔力を制限できないのかについて

いろいろ説明がありましたが

思わずなるほどと納得しました。

 

人にとっての地位や財産。

魔族の魔力がそうなら

そりゃ制限するなんて発想は出ないだろうなと。

 

さらにヒンメル一行とフリーレンが

初めて顔を合わせた場面も描かれてましたが

なんていうかハイターは相変わらずでしたね(苦笑)

 

いきなりフリーレンから

なんだこいつムカつくなと言われ

そんな彼女の実力を見抜くことも出来ないとは

神官としては仕方ないのかもしれませんが

まだまだ未熟だったんだろうなと。

 

確か10年ほど旅を続けたとされてましたので

ヒンメルを含めまだまだ未熟だったんでしょうね。

 

この作品は魔王を倒した後日談的なものなので

おそらくこれ以上語られることはないかもしれませんが

何か閑話か外伝的な形、それか小説かなにかで

当時の勇者一行の旅を描いてほしいものです。

 

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