葬送のフリーレン 雑誌掲載最新話

葬送のフリーレン 最新 第31話 ネタバレ&感想 呪いの脅威と信じる言葉

2020年12月23日発売の

週刊少年サンデー 2021年4・5合併号に

掲載されている

葬送のフリーレン 第31話

ネタバレ&感想になります。

 

第31話 混沌花

内容ネタバレ

 

勇者ヒンメルの死から29年後。

北側諸国ラオブ丘陵。

 

徐々に慣れてきた4人旅の中

ザインがこのパーティーには

足りないものがあると言い出す。

 

フェルンはフリーレンが

ミミックに引っかかることから

盗賊ではないかと答えるが

ザインは足りないものは

もっと重要なものだと否定する。

 

そんなザインが求めるのは

年上の色っぽいお姉さんであり

シュタルクはフリーレンがいると話すが

嫌だお姉さんじゃないもん・・・と

すごく辛そうな表情を浮かべていた。

 

そんな一幕がありながらも

次の村へと到着した一行だが

そこには倒れる村人の姿が!?


どうやら村人たちは眠っているらしく

ザインが詳しく調べた結果

”呪い”であることが判明。

 

フリーレンによると”呪い”とは

魔物や魔族が使う魔法の中には

人を眠らせたり石にしたり

するものがある。

 

その中でも人類が未だに

解明できていない魔法を

”呪い”と呼ぶとのことだった。

 

それを聞いたシュタルクは

もう手遅れなのかと問いかけるが

フリーレンは僧侶が使う

女神様の魔法なら話は別だと語る。

 

呪いへの対処は昔から

僧侶の生業だからと。

 

ザインが呪いの種類と

発生源を調べる中、

フリーレン達は女神様の魔法について

話していた。

 

フリーレン曰く女神様の魔法は

聖典に記されていて

聖典の所持者しか使えないらしく

そのほとんどは魔族の魔法と同じで

原理がわかっていない

とのことだった。

 

その上生まれながらの

”資質”がないと扱うのが難しい。

 

さらにこの”資質”は

女神の加護と呼ばれる

呪いを聞きにくくする効果もあり

基本的に僧侶は呪いにも強いのだと。

 

フリーレン達魔法使いは

呪いを感知することはできないものの

なんとなく攻撃されている

感じがするからこの村がまだ

呪いの範囲内って事だけは

分かるとのことだった。


それを聞いたシュタルクが

自分達が現在進行形で

呪われていることに恐怖する中、

ザインは調査した結果を報告。

 

どうやらかなり特殊な呪いらしく

儀式、それと道具が必要であることから

呪いを掛けた発信源を

叩いた方が早いと。

 

すでにその発信源である

魔物の位置も割り出してあるとのことで

早速向かおうとする一行だが

ふと気づくとシュタルクが他の村人と

同じように眠ってしまっていた。

 

ザインによると一時的に5秒ほど

目覚めさせるのが限界とのことで

起こすわけにもいかず

ザインが背負い発信源へと

向かうことに。

 

向かう途中の小休止で

フェルンも眠ってしまい

その場に結界を張り

ザインとフリーレンは先を急ぐ。

 

しかしそのフリーレンも

その発信源の目前で

魔物が出たら起こして・・・

一人で戦っちゃだめだと言い

眠ってしまう。

 

そして一人残されたザインは

フリーレンを木の陰に隠し

単身立ち向かうことになるが

そこにいたのは

混沌花の亜種であった。

 

混沌花はその土地の原生生物と

交わることで亜種を生み出す。

 

この亜種は葉がまるで

鏡のように変化していたが

ザインはどんなに造形が変わろうと

弱点が核であることは

共通しているとして

懐から聖典を取り出す。

 

そして花の中心にある核へ

”女神の三槍”と言う

三つの槍撃を生み出す魔法を放つが

次の瞬間混沌花は

自身の葉で核を守り・・・!?


ドォンという音と共に

吹き飛ばされたザインは

一体何が起きたのかと困惑しつつも

目の前の魔物が自分の魔法を

反射させたのだと気づく。

 

思いもしなかった状況に

ザインは今の現状について

冷静に考えていた。

 

正確に核を撃ち抜かないと

葉同士の乱反射で

どこに魔法が跳ぶか分からず

下手すればフリーレンに・・・。

 

そう思ったザインは

このままじゃジリ貧だと考え

いっそのことフリーレンを

起こそうかと悩んでいた。

 

それはフリーレンが

勇者一行の魔法使いであり

強力な魔法が反射したら

森どころか村が

消し飛ぶかもしれない・・・。

 

たった5秒で説明の時間なんてなく

まだ自分がフリーレンと

意志疎通できるほどの時間も

信頼関係も築けていないことを

懸念していた。

 

そもそもフリーレンが

何を考えているのかわからないと

頭を悩ませるザインだが

ふとハイターから聞いた話を思い出す。

 

それは自分達兄弟が

まだ幼かった頃のことで

ハイターが冒険者について

そしてフリーレンについて

話した時のことだった。

 

ハイターは語る。

私は冒険者には意志疎通も

信頼関係も必要ないと思っている。

 

特に私の仲間であったフリーレンは

その点が拙かったと。

 

だから私は彼女の言葉を

信じることにした。

 

彼女は”魔王を必ず倒す”といった。

私はその言葉を信じたのだ・・・と。


その時の事を思い出したザインは

フリーレンが眠る前に

一人で戦っちゃだめだと

だらしない顔で言っていたことを

思い出し笑みを浮かべていた。

 

そしてどうなっても知らねぇぞと

フリーレンに”目覚めの解呪”という

5秒間だけ呪いから

目覚める魔法をかける。

 

それによりフリーレンが目を覚まし

ザインはすぐさま核だけを狙うようにと

声をかけようとするが

次の瞬間フリーレンの魔法によって

魔物の核が貫かれていた。

 

その後村に戻ったフリーレン一行は

目覚めた村人達から見送られ

次の目的地へ向け出発する。

 

フリーレンは起きた瞬間に

これ魔法反射する奴だと

ピンときたと話し

ザインはお前って本当に

凄い魔法使いだったんだなと

半ば呆れたように口にしていた。

 

フリーレンはでも今回生きて帰れたのは

ザインのお陰だとして

偉いぞとその頭を撫でる。

 

満更でもない表情を浮かべる

ザインだが見送ってくれた

村のお姉さんを思い出し

綺麗だったな・・・と

しみじみ零していた。

 

それを聞いたシュタルクは

まだ言ってる・・・と

呆れたように口にするのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

今回は思いのほかバトルが

メインの回でしたが

ザインの活躍が光りましたね!

 

ザインの僧侶としての才が

並外れているのは理解していましたが

それに違わぬ実力だったと思います。

 

今回は魔法を反射する

魔物だったことで

結果としてはイマイチでしたが

攻撃力も悪くなさそうですしね。

 

なんにしてもフリーレンが

言っていたように

今回ザインがいなければ

全滅の危険もあったので十分に

活躍してくれたのではないかなと。

 

それに比べて一行の中では

そういう役割なのかもしれませんが

シュタルクは本当に

やれやれって感じ。

 

まあ、彼もやる時はやる男ですので

大一番では心配していませんが

毒に続き呪いも一番に食らうとか

もう何て言ったらいいか・・・。

 

先程も言ったように

それが彼の役割でもあるんでしょうけど

中々に頭が痛いことだなと。

 

それはそれとしてですが

フリーレンも流石の活躍でしたね!

 

あれは彼女の実力もさることながら

今までの経験から

来るものだと思いますし

本当に頼れるリーダーだなと。

 

なんにしても今回で

ザインとフリーレンの仲も

多少なりとも深まったでしょうし

結果としてみれば

良かったのではないかと思います。

 

”このマンガがすごい!2021”で

2位を取ったみたいですし

これからも頑張って欲しいものです。

 

ちなみに次号は表紙&巻頭カラー

とのことですので

そちらについても期待しています。

 

巻末予告ではシュタルクが

高貴な人に声をかけられるみたいですし

一体どんな展開になるのか

またシュタルクが何をやらかすのか

次回が楽しみです(苦笑)

 

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