雑誌掲載最新話 君は008

君は008 最新 第140話 ネタバレ&感想 エイトの手掛かり

2021年1月27日発売の

週刊少年サンデー 2021年9号に

掲載されている

君は008 第140話

ネタバレ&感想になります。

 

第140話 価値ある駒

内容ネタバレ

 

帰還したあやめと野原は

エイトがドグラ・マグラに

囚われたことを寮の皆に話すが

その反応は様々だった。

 

大河達エイトをよく知るものは

ショックを受け

ある者はエイトはもうだめだと

その生存を諦めてしまっていた。

 

それは自分達スパイは敵に捕まる事

すなわち死であると

認識しているためであった。


そんな発言をしたラムダ3に

野原は食って掛かるが

アルファ1のアユーシから

情報を聞き出すまでは拷問が続くと

生きている可能性についても

言及されることに。

 

しかしそれはエイトがさらに

傷つけられるのを示しており

あやめは表情こそ変わらないものの

手に力が入っていた・・・。

 

そんなあやめを見てミュー1の面々は

レディ先生の言っていたことを思い出す。

 

情のとても深い娘よ。

その情を”力”に変えられるか・・・

はたまた弱点となるかで

城戸あやめという諜報員の真価が

問われる事になるだろう・・・と。

 

ミュー1の面々があやめと野原に

奮起するように声をかける中

生徒の持つ端末から

チセが姿を見せる。

 

突然の登場に皆が驚く中

チセはエイトが攫われた後

何か手掛かりはないかと

あらゆる情報の海を

巡っていたと説明。

 

そこへチセの開発者である

枳殻も姿を見せ二人から

手掛かりを見つけたとの話が。

 

枳殻によるとそれは

昔々二次大戦の頃

中野機関でも使われていた暗号

九七式欧文印字機・・・

通称”パープル暗号機”

とのことだった。

 

野原はそれが暗号機B型と

呼ばれていることを知っていたようで

誰がそんな過去の遺物を?と

訝しげにしていた。

 

枳殻もそこまでは

わからなかったものの

エイトが攫われた日に

UPされていたと語る。

 

そしてそのファイルの名前は

”8”であると。

 

そこで枳殻は必要だと判断し

学校の倉庫に眠っていた

印字機を手に姿を見せた

とのことだった。

 

埃を被ってしまい

壊れている印字機だが

ハード面を野原が。

 

そしてそれ以外の所を

枳殻が補うことで

修理することに成功し

早速暗号解読を開始。


そして次の瞬間チセの口から

解読した内容についての情報が

明かされる。

 

”緯度40度00分08秒”

”経度180度00分08秒”

”キズツイタワカドリハ”

”ソコデマツ”

 

その内容は間違いなく

エイトが現在いるであろう

座標を示しており

罠かと疑う声も。

 

そうした中あやめは

これで助けられるかもしれないと

校長に救出の許可を・・・と

ボソっと呟く。

 

その呟きが聞こえたのか

ラムダ3の瀬田は

下りるわけないだろ!と

即座に否定する。

あんたもプロなら分かるはずだと。

 

それは他の何人かも同様のようで

自分達はどこまでいっても

使い捨ての駒であると・・・。

 

その言葉に再び雰囲気が

沈痛なものへと変わる中

突如何者かの声が。

 

その声は語る。

確かに・・・諸君ら諜報員は

機関の”駒”と言えよう・・・。

 

されど・・・一人一人が

一個師団に匹敵する

価値ある駒であると。

 

そう語るのはいつの間にか

寮の天井に張り付いていた

校長のアララギだった。

 

そしてアララギは告げる。

城戸あやめ、野原英雄

両二名の明石エイト救出作戦を

許可すると。

 

あやめと野原はすぐさま

背筋を伸ばし

はい!と答えていた。

 

そして去り際アララギは

両名に告げる。

 

これは完全なギャンブルであり

失敗すれば三名の駒を失うことになる。

よって失敗は禁止とすると。

 

余りの事態に困惑を隠せない一同だが

辛辣な言葉を吐いていた

ラムダ3の瀬田からも

必ず連れて帰れとの声が。

 

そんな彼らのエールを受け

あやめと野原はエイトを助けるべく

動き出すのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

前回エイトが拉致され

失意のまま中野へ戻ってきた

あやめと野原ですが

救出の許可が出て何よりでしたね。

 

単純に考えれば敵に攫われた以上

エイトはもう死んだものとするのは

諜報員の世界において当然のこと。

 

ラムダ3の瀬田の言葉も

間違っていないというか

正しいものだと思います。

 

もちろん彼もエイトを

知らない人間ではないので

内心ではどうにか助けられないかと

思っていたようですが・・・。

 

そんな折に機関の長である

アララギから救出の許可が

出たことは普通あり得ない事。

 

諜報員としては決して

正しくはないでしょうけど

その決断もアララギらしいなと。

 

それにしてもあの

手掛かりを残したのって

一体誰なんでしょうね?

 

経緯を考えると

ルルスかな?と思いますが

手掛かりを残した手法が

どうも彼女っぽくない気が。

 

まあ、その辺りは実際に

エイトを助けに座標の地点に行けば

分かるかもしれませんが

今のところ何とも言えないところです。

 

ともあれアユーシが言っていたように

エイトが今拷問を受けているかどうかは

定かではありませんが

なんとか無事に戻ってきて

ほしいものですね。

 

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