2021年8月18日発売の
週刊少年サンデー 2021年38号に
掲載されている
君は008 第167話の
ネタバレ&感想になります。
第167話 あなたの名前
内容ネタバレ
ドグラ・マグラの洗脳により
突然あやめに襲い掛かるエイト。
あまりにも想定外の事態に
あやめは反応できず
ただ呆然と迫る刀をみていた。
しかし刀が振り下ろされる直前
何故かエイトが刀身を手で
押さえたことで間一髪のところで
回避することに成功。
攻撃を躱したあやめは
条件反射的にタイブレードを抜き
エイトの首を狙っていた。
ぎりぎりのところで
刀を止めたあやめは冗談が過ぎるわと
エイトに声をかけるが
エイトはその声に応えることなく
再び刀を振るい!?
戸惑いながらも攻撃を躱す
あやめだがエイトの様子が
何やらおかしい事に気付く。
そしてその刀がいつもとは違い
デフォルトの型であることに
違和感を覚えていた。
エイトはそんなあやめに対し
躊躇なく刀を振るい
その一撃はあやめをもってしても
気を抜けば殺されると思う程
鋭いものだった。
あやめはタイブレードを
ショックモードに変えつつも
刀を振るうことを躊躇する。
自身の剣は暗殺剣であり
一つ加減を間違えれば
その命を奪ってしまうと。
それでもあやめは
襲い掛かってくるエイトを前に
決意を固める。
この人は私に敵を殺させないために
命を懸けてくれた人・・・。
私まだこの人の事・・・
名前で呼んだ事すらないのに!
そんな思いと共に
迎え撃ったあやめの一撃は
エイトの命を奪うことなく
気絶させることに成功するのだった。
意識を喪ったエイトを伴い
医務室へと向かったあやめ。
分析官であるオキタが
詳しく調べた結果エイトが
洗脳されていることが判明する。
医務室には人心掌握術の
担任であるマザーの姿もあり
エイトの状態について
より深く調査すると共に
その治療を行っていた。
オキタは中野のメディカルチェックを
こうもやすやすと通過したことに
改めてドグラ・マグラの洗脳技術に
脅威を覚えると共に
暗い笑みを浮かべていた。
当のあやめは何故自分が
最初に襲われたのか
分からずにいたが
マザーの手によりエイトの口から
ターゲットの条件が明らかに。
その条件とはエイトにとって
”一番大切な・・・者。”
その言葉を理解したあやめは
顔を真っ赤にして部屋から
走り去ろうとするが
オキタの言葉を聞き立ち止まる。
オキタは語る。
近付ける確率の低いトップは
狙わず確実に組織内部に
動揺が起きる手を打っている。
大切な者同士を
殺し合わせる事でね・・・!と。
その上であやめに
君も結構危なかったんだよと
温室での戦闘シーンを
モニターに映し説明する。
振り下ろした刀を一瞬
エイト君は己の手で掴んだ。
これが無ければいくらキミでも
大怪我くらいはしてたかもしれないと。
意志の強い男だよ、
そうエイトを評するオキタの言葉に
マザーも同意する。
そして確かに人の意識は
簡単にコントロールできると言い
指を鳴らした瞬間
エイトの洗脳は解け
元のエイトに戻っていた。
その上でマザーは語る。
人の意志はやすやすと
コントロール出来ないものだと。
洗脳が解けたエイトと共に
医務室を出るあやめ。
エイトは午後の記憶が
曖昧なようで違和感を覚えていたが
マザーが言うにはじきに
それもなくなるとのことだった。
まあいっか、細かいことはと
笑うエイトを見ながら
あやめは人の意志か・・・と
顔を赤くしながら決意を固める。
そして激しく脈打つ心臓を押さえ
叫ぶようにエイトの名を呼び
エイトはそんなあやめの呼びかけに
何?と笑顔で振り返るのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
一時はどうなるかと思いましたが
結果として二人の仲が
ちょっとだけ進展したような感じ?
なんだかんだでこのところ
エイトを名前で呼ぶために
あやめは頭を抱えてましたし
いいきっかけだったのではないかと。
それにしてもドグラ・マグラの
洗脳技術は凄いというか
恐ろしいですよね・・・。
洗脳自体もさることながら
時間差で発動するというのが
何より怖いなと。
中野でも洗脳については
メディカルチェックなどで
色々調べていたのに
結局分からなかったわけですからね。
これからは今回の件を念頭に
さらにチェックが厳しくなるとは
思いますが相手が相手ですし
いたちごっこになりそうな気がします。
まあ、なんにしても
大事にはならずに
解決したみたいですので
それだけは何よりでした。
気になる次回についてですが
予告には学校最強チームとの
合同任務とのこと。
学校最強チームといえば
千道や七々扇、アユーシの
アルファ1かなと予想しますが
1学年最強であって
学校最強は別にいるかも?