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ヴィンランド・サガ 最新 第185話 内容ネタバレ&感想 ウーヌゥ人との交流と不吉な夢

2021年7月26日発売の

アフタヌーン 2021年9月号にて

連載されている

ヴィンランド・サガ 185話

ネタバレ&感想になります。

 

第185話 ニスカワジージュの夢

内容ネタバレ

 

新大陸で出会った

未知の民族である

ウーヌゥ人との初対面を終えた

トルフィン達。

 

彼らは以前トルフィンが送った

贈り物のお返しとして

何やら色々なものを

袋に入れて持ってきてくれたようで

皆で確認することに。


ど真ん中に穴が開いた石の皿や

何かの動物の毛皮と干し肉

使い道がわからない棒等々

一見してもよくわからないものが

数多く袋には入っていた。

 

その中には初めて見る作物や

塩のように見えるが

べちょべちょした謎の食べ物?も。

 

謎の食べ物?は

カルリが一嘗めしたことで

はちみつ(メープルシロップ)

であると判明。

 

その美味しさからか

皆が我先にと味見をしたことで

全く間に全部食べてしまい

この贈り物のお返しの

お返しをしようとの話しに。

 

今度は何をあげる?と

考え始める皆にトルフィンは

これからはウーヌゥ人とは

ちゃんと商取引をしましょうと語る。

 

ウーヌゥのはちみつが欲しいなら

私達も彼らに彼らの

欲しいものをあげる。

 

贈り物だと互いに欲しいものを

ちゃんと提供できるかわからない。

 

両者が得をする正しい取引で

正しく付き合っていきましょうと。


ウーヌゥ人とノルド人開拓団、

両部族の関係は良好に始まった。

 

トルフィン達はヴィンランドで

生きていくための様々な知恵を

ウーヌゥ人から学ぶ必要があった。

 

ウーヌゥ人はノルド人の持つ

あらゆるものに興味を示したが

特に鉄製の道具を欲しがった。

 

そして短い夏は終わり秋

トルフィンは皆と一緒に

種蒔きをしていた。

 

そうした中、森の方から

こちらを窺う視線に気づく。

 

トルフィンはなんで

隠れているのかわからず

首を傾げるが

海のほうから歓声が届く。

 

どうやら船でやって来たのは

人員と追加物資を頼んでいた

船長だったようで海岸では

早速荷運びが行われていた。

 

トルフィンも喜んで船長を迎え

互いに再会を喜ぶ中

先程トルフィンが気にしていた

森の中にいた人物もまた

彼らを見ているようで・・・。


そこにはいたのは

ウーヌゥの集落で

皆に一目置かれていた

”知恵ある者”ブーウォインと

一人の少女。

 

少女はニスカワジージュと呼ばれ

ブーウォインは少女から

ミスグェブージュと呼ばれていた。

 

二人はトルフィン達に目を向けつつ

ノウド人について話し合う。

 

これからもノウド人が

次々やってくるかもしれん。

 

それはこの島にとって

よいことなのだろうかと。

 

ミスグェブージュは語る。

わからないが部族の皆は

ノウド人達を受け入れる決断をした

私は皆の考えを尊重したいと。

 

しかしニスカワジージュは

彼らがとてもたくさん木を

切ってしまうことを危惧していた。

 

いつかこの島から

森が無くなって

しまうんじゃないかと。

 

そんな彼女の様子を見て

ミスグェブージュは

なにか”夢”を見たのではないかと

問いかける。

 

どうやら彼らには

不思議な力があるようで

ニスカワジージュは

見た夢について語る。

 

夢の中で私はどこまでも続く

石と砂の大地を歩いている。

 

命あるものの何もいない

乾いた大地。

 

太陽が私の頭の上で

どんどん大きくなり

私の体を焼き私は灰になって

風に飛ばされてしまうのだと。

 

ミスグェブージュは

彼女に告げる。

 

お前には予言の才能があり

きっとその夢も

ただの夢ではないのだろうと。

 

私はどうしたらいいのかと

教えを請う彼女に

ミスグェブージュは

夢の意味を探るのだと告げる。

 

そしてプルムク達が

ノウドの村を訪れる時

お前もついて行きなさい。

 

その夢がノウド人に関わるなら

彼らを知ることで

なにか気付きを得るだろうと。

 

そう告げたミスグェブージュは

私も未来を探ってこようと言い

ニスカワジージュは

ハッとした表情を見せ

儀式をなさるのですか?と。

 

どうやらその儀式は

かなり負担がかかるようで

ニスカワジージュは

ミスグェブージュの体を心配するが

その決意は固かった。

 

気になる夢だ。

いずれにせよ吉兆とは思えない。

 

無理をしてでも

確かめる必要がある。

 

彼らノウド人との関りが

この島と我が部族に

どんな未来をもたらすのか

見極めなければならないと。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

前回トルフィンとプルムクが

握手をして終わりましたが

今回は帰った後の話のようです。

 

トルフィン達の贈り物の

お返しとして持ってきてくれたのは

交流するにあたり

かなり好印象ではないかと。

 

まあ、持ってきてくれたものは

正直何に使うのか

わからないものも多かったですが

全く文化が違う以上

それも致し方ないのかも。

 

とまあなんだかんだ言って

ファーストコンタクトが

上手くいってその後の交流も

かなりいい感じになったのは

なによりでした。

 

いきなり好戦的に来る

部族もいると思いますし

そう言う意味ではウーヌゥ人は

良い先住民だと思いますが

何やら不穏な感じが・・・。

 

部族の集落でノウド人に対し

あまり良くないことを言っていた

”知恵ある者”ブーウォインと

その弟子なのか子か孫なのか

ニスカワジージュという少女。

 

”知恵ある者”ブーウォインは

ミスグェブージュというのが

本名?のようですが

何やら不思議な力を

持っているみたいですね。

 

儀式やら未来やら

いきなり胡散臭い感じですが

ああいう立場にある人物ですので

その力は本当なのかも。

 

なんとなく恰好から

俗にいうシャーマンの一種

なのかなと思いますが・・・。

 

ともあれ予言の才能があるという

ニスカワジージュが見た夢が

これからに関わってくるのは

間違いないかと。

 

気になる次回についてですが

次号は取材のため休載で

続きは11月号とのこと。

 

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