2021年7月28日発売の
週刊少年サンデー 2021年35号に
掲載されている
君は008 第165話の
ネタバレ＆感想になります。
第１６５話 居場所
内容ネタバレ
ドグラ・マグラとの
戦いに勝利したエイトと洋子。
囚われていた二人と合流し
屋敷を制圧した王子と
互いの無事を喜んでいた所
ドグラ・マグラの男が
軍の兵士に捕らえられ王子の前へ。
王子はお前の正体は分かっていると
ドグラ・マグラについて
世界を裏から牛耳る悪の化身共！と
吐き捨てるように告げる。
その言葉に男は
儂を悪と断じておいて
真の悪を傍らにはべらすとはと
笑っていた。
そして告げる。
そやつら中野の諜報員共こそ
本当の悪そのものだと。
そやつらは一度王子に毒を飲ませ
その後に解毒し無効化することで
ドグラ・マグラの権威に傷をつける。
王子の命を弄ぶとは
邪悪な策であると
高笑いしていた。
その言葉に兵士達はざわつき
場の雰囲気は一気に悪化し
花ヶ前らは旗色が
悪くなりつつあるのを感じていた。
そうした中、王子は呟く。
策謀を巡らすのが
諜報員の常・・・かと。
洋子は自分達が
責められるのではないかと
覚悟を決めていたが
王子は語る。
では一つだけ聞くが
何故あの時スープを
飲もうとした余を
洋子は止めたのかね？と。
その言葉に反論できない男に
王子は洋子は君とは違う！と
男の言葉を一蹴。
兵士達に男が連れて行かれる中
洋子は王子に正直に
邪悪な作戦はあったと明かす。
その言葉に兵士達が殺気立つ中
王子は洋子の手をとり告げる。
私は謀略や暗殺が
日常の世界で生まれ育った。
解毒剤を打った時の
あなたの目に野心はなかった。
余を助けようと必死な者の目を
どうして見分けられぬ事が
あろうか・・・と。
エイト達はその言葉に安堵し
洋子もまた我が国に
立ち寄った時には是非一緒に
”ぼんおどり”を踊りましょうと
話す王子に涙を浮かべながら
はい！と答えるのだった。
王子からお仲間が
迎えに来る地点まで
部下に送らせましょうと言われ
洋子が選んだのは何故か
ラクダだった。
一度乗ってみたかったと
嬉しそうに語る洋子だが
あやめは怖がっているためか
ラクダに揶揄われてしまうことに。
洋子と一緒のラクダに乗る
エイトがそんな彼女のラクダを
落ち着かせたことで
普通に乗ることができたものの
あやめはエイトと洋子の
楽しそうな様子をじっと見つめていた。
そして野原がそんな二人を
お似合いだと言ったことで
何やらモヤモヤした気持ちで
ぐるぐるしてしまっていた。
そんな彼女を再び
揶揄おうとするラクダだが
その底知れぬ雰囲気を感じたのか
大人しく言う事を聞き
歩き出すのだった。
一方その頃中野では
彼らの様子をモニターしていた
アイスマンとアララギが
今回の件について話していた。
どうやらアララギは
洋子の真の力を引き出すのに
同タイプのエイトが
最適だと思っていたらしく
その成長に笑みを浮かべていた。
アイスマンは早速洋子を
デルタ3に編入しますか？と
アララギの意向を確認するが・・・。
その頃洋子は花ヶ前達から
よくやったと褒められていた。
洋子はだっていつも私
二人のお荷物だったから
今日は必死で！と話すが
花ヶ前達はそれを否定し
いつも助けられてきたことを語る。
追い込まれた時など
あなたの機転で何度も助けられた。
人並外れた頑張り屋さんの
キミのパワーで挫けそうなとき
なんど立ち直ったことかと。
その言葉で洋子は自分が邪魔だと
思われていなかったことに気づき
私ここにいていいんだねと
涙を流し喜んでいた。
その様子を見ていたエイトは
改めてシグマ1が良いチームだと
笑みを浮かべアララギもまた
彼女の力はあのチームに
いればこそであると語るのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
今回で洋子がメインのミッションは
全て終わったみたいですね。
所々問題はあったものの
結果は最良で終わったので
ミッションは成功と言えるかと。
アララギの狙い通り
エイトと絡ませることで
覚醒することができましたしね。
それにしても結局
洋子はエイトに対して
恋愛感情を持っているのか
どうか気になるところ。
メインヒロインがあやめなのは
確定ではありますが
エイトと洋子の相性も
かなり良さそうな気が。
二人の雰囲気にあやめも
モヤモヤしているようですし
ちょっとしたカンフル剤に
なっているのかも。
そこにルルスも加わって
三角関係どころか
それ以上になりそうですが
それもまた面白くなりそうです。
ともあれ先程も言ったように
このシリーズも終わり
次回は違う話になるかと。
予告ではドグラ基地の余波が
エイトに！？とありましたが
良い事なのか悪い事なのか・・・。