2021年9月2日発売の
週刊ヤングジャンプ 2021年40号で
連載中の真・群青戦記 25話の
ネタバレ&感想になります。
第25話 ONE
内容ネタバレ
捕らえられた大井行吉は
縄で縛られながらも
このわしを誰だと思っておる!と
大声で喚いていた。
そんな大井に弁丸が
軽蔑の目を向けるが
信之は父上が戻るまでは
こうしておく他ないと
その首を取ることはしなかった。
鎌之介はミチロウにテメェが
しっかり止めを刺さねぇからと
文句をつけるもミチロウは
気を失ったんだから殺す必要ないと
己の信念のままに応えていた。
そんな心構えじゃ
いつか必ずテメェは死ぬと
鎌之介は告げるが
佐助たちはその事について
ミチロウに何か言う事はなく・・・。
捕らえられた囚人の一人である
鳥居のもとへ向かった
ミチロウは弟であるマコトについて
知らないかと尋ねていた。
鳥居はマコトの事を知っていたようで
途中山の中で遭遇したことを語る。
どこに向かったかは知らず
朝起きたらいなくなっていたのだと。
それを聞いたミチロウは
またかよと頭を抱えていた所
佐助から若殿がお呼びだ
折り入って話があると呼ばれ
向かうことに。
ミチロウと児玉、菊池の三人は
対面する信之から
彼の叔父である真田左衛門尉の
話を聞かされる。
三年前長篠の戦いで勝頼公を
お守りするためお命を落とされた。
その死の間際叔父上は
父上にこう申された。
ようやく・・・死ねる・・・
これで・・・もう・・・
この手で人を殺めなくてよいのだな・・・
どうか・・・子供らが・・・
我が子らが・・・
人を殺めなくても済むよう・・・
戦乱の世を終わらせてくれ
昌幸・・・と。
信之は語る。
恐らく武田は滅びるが
我らは叔父上の意志を継ぎ
必ず成してみせると。
佐助もまた戦無き世を作れるのは
戦無き世を知る者らであり
不殺ずを貫くミチロウの戦いを見て
そう思い至ったと。
そして二人はミチロウ達に
我らに力を貸してはくれぬかと
頭を下げるのだった。
そんな信之達の頼みに
菊池は我々に出来ることなど
果たしてあるかどうか・・・と
話した上でもちろん真田家の為に
役立てればと思いますと。
しかし私達はこの時代の人間ではなく
生きて現代に帰りたい
そこは理解して欲しいと頭を下げる。
信之もその考えに理解を示す中
ミチロウの言葉は菊池とは違った。
現代に帰れなくてもいい
だから力になれれば・・・と。
その上で手伝って欲しい事があり
弟を探したいのだと。
それを聞いた児玉は執着しすぎだと
落ち着かせようとするが
ミチロウは語る。
現代に帰れたところで
就きたい仕事にも就く事も叶わない。
加害者家族ってレッテル
一生ついて回る。
だからいいんだ・・・おれはと。
兄弟なのにあいつの事
全然わかってやれてなかった。
だから会って話したい。
少しでもあいつの事
理解してやりたいのだと。
話が終わった後菊池は
一つわからないことがあり
鳥居のもとを訪れていた。
それはどうやってあの大井って
武将に接触したのかについて。
鳥居は逃亡したあの男だと語る。
滋賀の事件の生き残り・・・
あいつがおれらを大井の元へ
導いたのだと。
菊池もその男の事を知っていたらしく
あの高校が消えた事件の生存者
不破瑠衣・・・かと呟く。
一方その頃マコトは
森の中で絡んできた
賊の男達と斬り合っていた。
四人いた男のうち三人を斬り殺すが
そんな彼を手助けするように
ある一人の男が姿を見せる。
その男は最後の一人を刀で刺し殺し
マコトへと手を差し伸べるが・・・。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回のラストの流れから
大井は生きていると思ってましたが
なんとも雑魚っぽいなと。
あれだけ無様に負けて
縄をうたれているのに
わしを誰だと思っているとか
もう失笑するしかないレベルです。
それにしてもまさかここに来て
前作にも登場した不破が
出てくるとは・・・。
恐らく最後のページで
マコトに手を差し伸べた男が
不破だと思いますが
見た目はそれほど変わってないかと。
あくまでもそれが不破だと
考えた場合の話なので
全くの別人かもしれませんが。
ともあれ今回も不破が
物語に関係するのは
まず間違いにないかと。
それが良いか悪いかは
何とも言えませんが・・・。