2021年12月9日発売の
週刊ヤングジャンプ 2022年2号に
掲載されている真・群青戦記 36話の
ネタバレ＆感想になります。
第３６話 信之と信繁
内容ネタバレ
止めを刺そうとした信之に対し
マコトは懐から奪った銃を手に
信之へと向ける。
そして引き金が引かれようとした瞬間
弁丸は以前菊池が威嚇射撃のため
空に向かって発砲した
時のことを思い出し
信之に短筒だと叫ぶ。
その声が届いたのか
信之は間一髪のところで
顔を捻り致命傷を避けていた。
しかし躱すことは出来ず
肩に銃弾を受けてしまうことに。
弁丸は兄の元へ行き声をかけるも
信之を兄と呼んだ事が原因で
不破に信繁であるとバレてしまう。
不破は連れてきた兵達に
あそこにいる二人が
信之と信繁だとして
仕留めし者には褒美が
思いのままだと告げる。
その言葉により北条兵は
皆が目を血走らせていた。
信之と鎌之助、そして真田兵は
中心に弁丸を置き守りながら
北条兵との戦いに臨むのだった。
一方戦場で衛生兵として
動いていたミチロウだが
そこへ片手を失った
刑務官の伊藤が姿を見せる。
そして伊藤が忘れろ！と
繰り返し言ってきたことで
その傷を与えたのが
弟であるマコトである事に気付く。
その事実に歯を食いしばりながらも
ミチロウは伊藤を助けるため
動こうとするが
伊藤はそれを拒否し告げる。
お前は弟の所へ行け！
あいつに銃を奪われた！
さっきの銃声も恐らくあいつだ！
この先にいる！と。
そして涙ながらに
お前はあいつを弟を止めろと言う
伊藤の言葉にミチロウは・・・。
信之は次々と襲い来る
北条兵を斬り捨てながら思う。
北条兵がここまで
手練れだったとは・・・。
二万の兵を迎え討つなど・・・
やはり無理だったのか・・・と。
そんな信之達の戦いを見ていた
不破はここをマコトに任せ
昌幸を狙い拘置所へと向かう。
任されたマコトは銃を手に
信之らの戦いを
笑みを浮かべて見ていた。
そうした中、流石に
手練れの北条兵を相手に
弁丸を守りながらでは
無理があったのか
信之は背後から斬りつけられ
怪我を負ってしまうことに。
弁丸を護りながらでは
二人共命を落としかねん・・・と
考えていた所
弁丸は信之に告げる。
兄様、もう拙者を庇うのは
おやめ下さい。
これ以上足手まといは嫌です。
そう言って涙を流す弁丸は
傷を負った兄を護るため
北条兵へと斬りかかる。
しかし複数を相手にはできず
窮地に陥ってしまったところで
信之が助けに入り告げる。
お前は足手まといなどではない。
お前がいてくれて良かったと。
その言葉に弁丸が再び涙を流す中、
信之は覚悟を決める。
わしが死んでも真田にはお前がいる。
そう思えるだけでわしは・・・。
信之が捨て身で活路を開くべく
北条兵へと斬りかかろうとした
次の瞬間その足を止めるかのように
鎖分銅が地に突き刺さる。
それを放ったのは佐助であり
清海姫や水沢らを引き連れ
参戦するのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
信之に死亡フラグが
乱立していますが
とりあえずまだ無事のようですね。
以前として厳しい状況なのは
変わりませんが
それでも佐助の登場により
命は助かりそうな感じです。
それにしても改めて思ったのは
信之が思いのほか強いなと。
前回マコトを圧倒したところから
その片鱗は見えていたものの
軽くない怪我をおして
ここまで戦えるとはたいしたものです。
史実においては武力よりも
政治が得意そうな感じでしたが
この作品においては
まさに猛将といえるでしょうね。
それにしても戦いの途中
弁丸と信之の兄弟愛が炸裂した際の
マコトの表情が気になります。
それまでは銃を手に
笑みを浮かべ見るからに
ヤバイ奴って感じでしたが
あの瞬間信じられないものを
見るかのような表情に。
その瞬間にマコトが
何を思ったのかは分かりませんが
おそらくミチロウも
ここに来ると思いますので
何か影響があるのかも。
ともあれマコトにところに
ミチロウが来てからが
本番だと思いますので
どうなるのか楽しみです。
もちろんピンチに参上した
佐助たちの活躍も！
気になる続きについてですが
次号は休載で再開は
12/23発売の4・5合併号とのこと。