2021年12月8日発売の
週刊少年サンデー 2022年2・3合併号に
掲載されている
君は008 第183話の
ネタバレ&感想になります。
第183話 諜報員が見る夢
内容ネタバレ
”ルルスね~”
”将来の夢はパン屋さんなんだあ~”
訓練の最中ルルスが語った夢は
諜報員の世界に選択して入った
中野の生徒達に戸惑いを与えていた。
それはあやめも同様であり
エイトと共に昼食を取りながら
その事について話す。
なんだか私・・・驚いてしまって・・・
私・・・そんなこと一度も
考えた事なかったから・・・と。
そんなあやめに
エイトは問いかける。
別に本格的じゃなくても
こんな仕事してみたいなぁとか
こういうの夢なんだよなぁーとか
一度もないの?と。
その言葉にあやめは
じっと記憶を探り
子供の頃に思った事を思い出し
顔を真っ赤にしていた。
エイトはその様子を見て
どんな夢なのかと聞き出そうとするが
あやめは口にすることはなかった。
どうせ絶対叶わないし・・・と。
そんなあやめにエイトは
でも夢は持ち続けても
いいんじゃないかと語る。
たとえ諜報員のまま・・・
散ることになろうともと。
将来について改めて
考えさせられたエイト達は
アイスマンに呼ばれ
次なるミッションについて
説明をうけることに。
どうやら次のミッションは
2チーム合同になるとのことで
その相手はレディ先生が
担任を務めるミュー1チームだった。
色々と因縁がある
野原とミュー1の面々が
ギスギスし始める中
アイスマンとレディ先生は
今回のミッションについて語る。
現在大きなミッションが
国内で密かに進行中であり
世界各国でドグラ・マグラに
目を付けられた科学者十数人が
この国に亡命すると。
そして既に化学者達は
”とあるイベント”にスタッフとして
紛れ込ませているとのことだった。
耳を覆う程の音と煌びやかなステージ
国内最大級のファッションショーが
行われている会場が
今回のミッションの舞台だった。
エイトは音の煩さに
さっさと裏に行こうと促すが
あやめはじっとステージに
見入っていた。
ポーっとして動かない
あやめを見てエイトは
以前彼女が口にしなかった
夢はこれなのだと気づく。
あやめは思う。
それはお母様が帰らぬ夜
一人きりの夜テレビに映っていた
キラキラした宝石箱。
そして私の生きている場所から
最も遠い所にある
華やかな夢の世界・・・。
諦観した表情で裏に向かうあやめに
エイトはその困難さを理解し
声をかけられずにいた。
裏に回った両チームは
早速ミッションのため動きだす。
それぞれ別行動をとることになり
スタッフに紛れる科学者たちを
次々と保護。
そして15人中11人の
科学者を保護し残り4人となった頃
モデルとしてこの場に紛れていた
あやめはファッションデザイナーの
フィオナに声をかけられることに。
なんとか誤魔化そうとしたものの
フィオナは昔あやめが
助けた相手だったようで
涙ながらに感謝されてしまう。
想定外の事態にあやめは
もしドグラ側の潜入者がいたら
こちらの動きがバレたと判断し
すぐさま皆に報告する。
こちら103号!
コードバイオレット発生!と。
その報告を受けアイスマンは
すぐさま動こうとするが
レディ先生はまだだと
静観の姿勢を見せ・・・。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回の予告通りルルスの一言で
生徒達は見事に揺れてましたね。
まあ、諜報員を志す生徒達にとって
夢って言われても困惑するのは
当然でしょうね。
ほとんどの生徒達は
自分で諜報員になると
選択してのことですし。
けどあやめにとっては
色々な意味で考えさせられる
言葉だったんじゃないかと。
あやめは母親の教育もあって
他に選択肢がないままに
諜報員になったわけですしね。
それも自分と同じように
戦いの中で生まれたルルスの
言葉だからこそ
考えさせられたんだろうなと。
そんなあやめの幼い頃の夢が
ファッションモデルだったとは
なんとも皮肉なものですよね・・・。
エイトが言ってましたが
不特定多数の前に
顔を晒す職業は諜報員にとって
かなり難しい職業の一つ。
さらに大勢の前に出るのが苦手と
その意味でも難しいでしょうね。
まあ、そんな感じで始まった
今回のミッションですが
とりあえず身バレしたことで
一気に状況は動くことになるかと。
流石にああいう形で
バレるとは予想外でしたが
バレてしまった以上
どうにかするしかないでしょうね。
この事態にレディ先生は
何故か静観するみたいですし
なんとか出来ると道があるのかも。