雑誌掲載最新話 君は008

君は008 最新 第231話 ネタバレ&感想 ティティアの心に残るもの

2022年12月7日発売の

週刊少年サンデー 2023年

2・3合併号に掲載されている

君は008 第231話

ネタバレ&感想になります。

 

第231話 哀しみのはじまり

内容ネタバレ

 

”音無しの貫き”

感情特化ドグラに対し

特攻となる一撃を放ったエイト。

 

まともに受けたティティアは

そのパワーに驚愕しつつも

何かが自分の哀しみを

包み込んでいくことに

温かさを感じていた。

 

そして気づく。

自分の中から哀しみが消えた事を。

 

戸惑うティティアに対し

エイトはやるなら今しかない!と

ふらふらの体を押して立ち上がり

刀を構えていた。

 

そして刀気を籠めた一撃が

振り下ろされるが

これまで動きを見せなかった

ティティアの腕が上がり!?


エイトの一撃を受け止めた

ティティアは哀しみの消えた

自分の中に何も無いのだと気づき

消えたはずの哀しみが

再びその身に宿っていた。

 

哀しみが戻ったティティアに対し

エイトは瞬く間に劣勢に陥り

満身創痍の状態に。

 

体中から血を流してもなお

立ち上がるエイトに対し

ティティアは涙を流す。

 

まだ諦めないなんて

なんて哀しい努力なのかしら。

 

無駄よ、例えあなたが

どんなに温かな心で包み込もうとも

温もりはいつかは消えるの・・・。

 

そして最後に残るのは

いつも哀しみだけ・・・だと。

 

エイトは見るからに

ボロボロになりながらも

確かにそうかもしれないと

ティティアに語り掛ける。

 

でも、それでも人は

その哀しみを少しでも和らげるために

足掻いて生きてる。

 

そのために友情や愛情ってものが

あるんじゃないのかな?と。

 

そしてその言葉にハッとする

ティティアになおも語り掛ける。

 

あなた、初めに言ったじゃないですか。

オレを好きになったから

殺すと哀しいって・・・。

 

そうさ、人は”愛”する者を

喪った時にこそ

もっとも哀しさを感じるんだ!

 

・・・だったら・・・

哀しみを司るあなたの中に

一筋の愛も無いなんてことは

あり得ない!

 

そう叫び斬りかかってきた

エイトの一撃を受け止めながら

ティティアは否定する。

 

それは哀しい希望よ!

ううん絶望であると。

 

その言葉に対しエイトは

もう一度確かめてみるさと

再びティティアの心へダイブし!?


感情特化型の原型体として

生まれたティティアは

首領から哀しみの感情のみ

与えられていた。

 

しかしその試みは上手くいかず

首領もどうやれば上手く

哀しませられるのか悩んでいた。

 

そうした中、ティティアは

自分と同じように”怒り”のみを

与えられたアンガストと邂逅する。

 

何見てやがる・・・お前は何だ!?

と睨みつけるアンガストだが

ティティアは自分について語る。

 

私は哀しみだけの人なんだって・・・

でも何も感じないの・・・と。

 

そんな話を聞かされたアンガストは

首領に対し憤っていた。

 

ふざけるなよ

あのマッドサイエンティスト!

なんてムカつくことを!!と。

 

その怒りを目にして

ティティアは驚いていた。

 

そして涙する。

こんな私のために

彼は怒ってくれているのだと。

 

そんな二人の様子を見て

首領は機能し始めたねと

笑みを浮かべ気づく。

 

哀しみという感情は

ボクの大嫌いな旧人類のバグ・・・。

 

”愛”に近い部分に

あるのかもしれないと。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

前回の流れからして

”音無しの貫き”が

決定打にはならないことは

予想してましたが

切っ掛けにはなったようですね。

 

それにしても”怒り”もそうですが

”哀しみ”とは中々に難しいものだと

改めて思います。

 

その二つ以外のもそうですが

こういった感情って言ってみれば

ドグラの言う旧人類にとって

ある程度当たり前にある感情ですしね。

 

色々定義付けするのは

可能だとは思いますし

現になっていると思いますが

それが正しいかどうかは

なんとも言えないところ。

 

その辺り詳しくないので

なんとも言えませんが

心理学とかそういう方面の

話になるのかなと。

 

ともあれエイトが言うように

ティティアは前回言ってましたね。

 

こんな大好きな旧人類初めてかも!

・・・だからもしこの旧人類が

死んでしまったら

どんなにか哀しい事でしょうねと。

 

その中でも大事なのは

哀しさを得るために

好きな人を手にかける部分であり

好きという感情がなければ

成立しないわけですからね。

 

だからこそエイトは

あなたの中に一筋の愛も無い

なんてことはあり得ないと。

 

なんともアツイ言葉でしたが

この事がティティアを打倒する

切っ掛けになるのは

間違いないかと。

 

だからこそエイトも

再びティティアの心に

ダイブしたんだと思いますしね。

 

というよりエイトの負傷的に

これでどうにかできなければ

負け確定だろうなと。

 

なんにしてもエイトにとって

乾坤一擲となる行動ですし

この結果次第で二人の戦いも

決着がつくことになるかと。

 

最終的に展開になるかは

まだ定かではありませんが

エイトのみならず

ティティアにとっても

良い結果になればいいなと

願うばかりです。

 

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