2026年4月30日発売の週刊ヤングジャンプ
22・23合併号に掲載されている
キングダム 第874話の
ネタバレ&感想になります。
第874話 三番目の軍
内容ネタバレ
突然野営地に姿を見せた李牧に
カイネは戸惑いながらも
その顔を見た瞬間ハッとしていた。
こ・・・こんなに疲れた顔・・・
やつれている・・・というものではない・・・
開戦からずっと南から北まで走り続けて
それぞれの戦場の指揮を執られている・・・
本当に命を削っておられる・・・
まるでこのまま消え・・・
そんな思いが頭をよぎった瞬間
カイネは思わず李牧に抱き着いていた。
突然のカイネの行動に側近達は驚くも
ここに李牧様がいることを悟らせないようにと
すぐさま口をつぐんでいた。
いきなり抱き着かれた李牧は
私はいたって元気ですよとカイネの頭をなでると
突破されたことを謝る側近達と話す。
側近達からこのまま第二線の陣に向かう間に
飛信隊が展開 夜営していて危険だと言われるも
李牧は問題視していなかった。
夜明け前までここで休んでから行きます。
ここは趙の地です。
飛信隊を抜いていく道はいくらでもありますと。
それを聞いたカイネはそれでは私の天幕で
休んで下さいと申し出る。
あの小さな天幕一つしかなくて申し訳ありませんが
私は外で寝ますので李牧様はどうか・・・と。
しかし李牧は何を言っているのですと
笑みを浮かべながら告げる。
カイネが外で寝るのなら私も外で寝ますよと。
その言葉を聞いたカイネが戸惑う中
側近達は優し気に笑みを浮かべながら声をかける。
カイネ 何を遠慮している。
夫婦が共に寝るのは当然のことだ。
早く李牧様に休んで頂け。
お前が天幕に入らねば
本当に李牧様は野宿されるぞと。
李牧ならば本当にそうすると思ったのか
カイネはでは・・・と歩き出そうとするが
李牧はそんな彼女の手をとり
天幕へと入るのだった。
カイネが李牧と肌を合わせたあくる日
カイネがハッと目を覚ますと
すでに李牧の姿はなかった。
一瞬夢かと思いつつも昨日の一夜が
夢ではないことは外が少し
明るくなってきてることから明らかだった。
行かれたのか李牧様・・・と零しつつ
カイネは仕方ない・・・でも起こして欲しかったと
涙を流していた。
が、眠りこける自分を李牧が
もう行きますと起こしてくれていたことを
思い出したようで・・・
趙軍・介野方面第二防衛線夜営本陣。
松明の灯に照らされながら
戦地図を前に考えを巡らせていた琉安の元へ
馬に乗った李牧が姿を見せる。
挨拶をそこそこに李牧から
戦況はどうですか?と聞かれた琉安は
今の戦況について語る。
よくありませんね。敵三軍は
互いに見えていないのに息が合っています。
三面とも止めるのは困難です。
南に留まっている李白を呼ぼうかと思いましたが
まずは李牧様のご意見を伺ってからと・・・
そう口にした琉安は李牧の顔を見て
カイネと何かあったのか気付いたのか
からかうように笑みを浮かべる。
その顔を見てたじろぐ李牧に
琉安はにやにやしながら声をかける。
不謹慎 なんて言いませんよ 李牧様・・・
命がけの戦場での男と女って燃えますよねと。
李牧は何の話ですかと目を逸らしながらも
作戦の話をしますよと話を戻し
これからの策について説明する。
今すぐ各将に伝令を走らせてください。
楽華 飛信隊 羌瘣軍 それぞれに抜かれて
背を追って来ている全将軍にです!と。
そして夜が明けたあくる日
楽華は敵陣を抜くべく奮戦していた。
側近から愛閃副長の隊が
敵を撃破していますとの報告を受け
蒙恬はさらに兵を送り込めと指示を飛ばす。
愛閃の背中を押し続けろと。
続いて後ろ 陸仙の様子は!?と声を上げ
後方の物見からの報告を聞く。
背後を守っている陸仙達は
高所の陣を保ち続けています・・・
地形の利を活かして後方から攻めて来る
骨珉伯・馬風慈の軍を防いでいますと。
報告を聞いた側近の一人は
さすが陸仙副長と声を上げるも
蒙恬は厳しい表情を浮かべていた。
とはいえ寡兵。大軍相手に長くは耐えられない。
何とか愛閃が突破するまで
頑張ってくれ陸仙・・・!と。
前には突破すべき第二防衛線。
後ろには背を追ってきた骨珉伯・馬風慈の軍。
楽華はこの挟撃を受けながら
前へ突破して行かなくてはならなかった。
そしてこれは羌瘣軍も飛信隊も同様である。
そんな困難な戦いの中、無理矢理前をこじ開け
突破を始めたのが楽華である。
その楽華の前には雷伯率いる
最後の後軍が立ち塞がった。
これにより楽華の足は止められる。
次いで突破に近づいたのは羌瘣軍であった。
だがこちらにも後軍が現れた。
迎え撃ったのはあの尭雲の
かつでの十槍が率いる強烈な軍である。
そして指揮を執るのは李牧の一番弟子敬童英。
これにより羌瘣軍も突破の寸前で
足を止められてしまった。
だが この二軍を止めるために
第二防衛線の後軍は
大きく偏らざるを得なかった。
よって三番目の軍の突破には
止める力を残せなかったのである。
つまり飛信隊は鉄壁とされていた
李牧の第二防衛線を撃破・突破し
趙国の内部空白地帯へと侵入したのである。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
李牧とカイネの話から始まった今回
何て言ったらいいかわかりませんが
とりあえず幸せそうで何よりです。
夫婦になってからそういう時間が
持てなかったのかどうかはわかりませんが
戦場でというところが
なんとも戦国の世らしいなと。
なんにしても李牧とカイネが
これを機にパワーアップするのは
恐らく間違いないと思いますので
秦軍にとっては厄介なことになりそうです。
それはそれとしてまだ明らかにはなっていませんが
李牧が第二防衛線に参陣したことで
三軍にとって厳しい時間が始まりそうな感じ。
とりあえず楽華らが敵を引き寄せたことで
飛信隊が第二防衛線を突破したものの
あえて突破させた感が・・・
事ここに至って李牧が三軍を
過小評価することはないでしょうし
わざわざ飛信隊のみを突破させたのも
何かしら理由があるのではないかなと。
楽華や羌瘣軍を他の軍に任せて
自分はカイネ隊と合流して
飛信隊を止めるとか?
何にしても突破こそ出来たものの
それで勝てる程、李牧は甘くないと思いますので
これからどんな戦いになるのか楽しみです。
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