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キングダム 最新 742話 ネタバレ&感想 李牧絶対絶命!?

2022年12月15日発売の

週刊ヤングジャンプ

2023年3号に掲載されている

キングダム 742話

ネタバレ&感想になります。

 

第742話 李牧の盾

内容ネタバレ

 

肥下へと向かう李牧軍を

待ち伏せて急襲した桓騎軍。

 

李牧はなんとか切り抜けようと

皆に檄を飛ばし対応を図るが

そこへ桓騎軍随一の武力を誇る

ゼノウ一家が襲い掛かる。

 

そしてさらに逆からは

朱摩一家も入ってきており

逃げ場すら無くなりつつあった。

 

そうこうしている間に

李牧の眼前に迫ったゼノウが

その首を討つべく

棍棒を振り上げた瞬間

その身体に何本もの矢が突き刺さり!?


矢を放ったのは

数十騎のカイネ隊であり

彼らを率いるカイネは

李牧を助けるべく割って入る。

 

そしてまだ動き続けるゼノウを

矢で牽制させつつも

李牧にまとわりつく桓騎兵を

片付けるべく動き始める。

 

カイネが狙われているのに気づいた

李牧はあなたも一緒にきなさいと

共にこの場からの脱出を図るが

カイネは私は李牧様の盾であるとして

その指示を拒否。

 

盾なら私の側を離れるなと言われ

嬉しくて泣きそうになりながらも

カイネは李牧を助けるべく

目の前の敵を止めるため

命を懸けるのだった。

 

李牧は桓騎の奇襲を

想定出来ていなかった。

 

——がしかし

この時先行した袁環軍等を除けば

李牧軍全体の軍配置は李牧の本陣を

いつでも助けに行ける位置関係を

最低限保ちながら行軍していた。

 

奇襲を想定していなくても

不測の事態への対策が

染みついていたため

李牧としては完全な無防備

というわけではなかったのだ。

 

本陣の異変に気付いた

周囲の各軍は一斉に

李牧救援に動き出した。

 

そしてその早さは桓騎の想定を

少なからず上回っていた。


一方 桓騎軍側は桓騎本隊とは別に

飛信隊と楽華が違う場所に

配置されていた。

 

これは李牧が通りであろう

森林間のルートが三つあったからだ。

 

一つに絞るのはリスクがあるため

それぞれ三ヶ所に軍を伏せた。

 

そして李牧は桓騎が張った道を通り

そこで奇襲を受けたのである。

 

当然李牧の来なかった二ヶ所は

空振りとなるが——

その場合の動きも決められていた。

 

李牧の現れた所へ駆けつけるか

もしくは李牧救援に集まる

趙軍の足を止める役目を

果たすことである。

 

飛信隊は李牧の首を討つべく

桓騎の元へ向かおうとするが

かなりの数の趙軍が

救援に向かおうとしているのに気づく。

 

その軍は昨日ぶつかったばかりの

青の旗を掲げる青歌軍であり

その強さを知る信達は連中がそのまま

李牧の元へ行くと厄介だと判断し

横撃を仕掛けるべく動き出す。

 

反対側の楽華の前でも

同様に趙軍が走ったため

それを潰しに蒙恬は動いた。

 

その二軍の動きを知らぬ

李牧本陣は援軍の遅さに

動揺が走りだしていた。


次々と森から桓騎兵が出て来たことで

未だ脱出出来ずにいる李牧。

 

そんな彼を守るべく

カイネは手練れの朱摩一家を

何人も討ち取るという

奮闘ぶりを見せていた。

 

その状況に朱摩一家を束ねる

朱摩自らカイネの前に姿を見せる。

 

息を切らせながらも

カイネの戦意は未だ尽きず

朱摩を相手に戦おうとするも

朱摩の圧倒的な力を前に

防戦一方になってしまう。

 

反撃する間もなく

追い込まれたカイネは

意識を飛ばしてしまい

朱摩は止めを刺そうとするが

その一撃を間一髪で防いだのは

趙軍の大将である李牧だった。

 

しかし李牧でさえも

朱摩の武力を前に

劣勢に陥ってしまう。

 

追い込まれた李牧が

朱摩によって討たれようとした瞬間

今度はカイネが割って入る。

 

カイネの一撃を受け止めた朱摩は

カイネに目を向け告げる。

お前から死ねと。

 

その言葉通りカイネの命が

今にも失われようとした時

カイネは背後から自分の名を呼ぶ

李牧の声に反応し頭をずらした瞬間

李牧の剣が朱摩の顔を貫いていた。

 

間一髪のところで朱摩を討ちとり

カイネの身を案じ声をかける李牧だが

その命を狙い黒桜の矢が・・・!?

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

想定外の桓騎軍の襲撃を前に

窮地に陥っている李牧ですが

今回のMVPは

間違いなくカイネでしょうね。

 

タイトル通り”李牧の盾”として

十二分の活躍だったと思います。

 

まあ、それに対し

李牧のあの行動は正直

褒められたものではないなと。

 

彼が大将でなければ

あの行動は悪くないと思いますし

結果としてそうしなければ

カイネが命を落としていたのも

恐らく間違いないと思います。

 

だけど今回に至っては

李牧が討ち取られた時点で

負けが確定するも同然ですし

あの状況ではカイネや兵の命等

全てをかなぐり捨ててでも

脱出するのが正解だろうなと。

 

もちろんそうした結果

討たれるかもしれませんが

それは結果論だと思いますし。

 

ただ李牧にそういう一面があった

というのは一人の男として

悪くないとは思いますが。

 

ともあれ朱摩を討ち取って

窮地を脱したように見えますが

以前としてマズイ状況なのは

間違いないかと。

 

現に朱摩を討ち取って

少し弛緩しつつあった所に

黒桜の矢が放たれたわけですし。

 

それに桓騎達としても

早く李牧を討ちとって逃げないと

全滅は免れないわけですから

今の状況はどちらにとっても

喜ばしくない状況かと。

 

なんにしても李牧を

討てるかどうかに全てが

懸かっているのは間違いないので

次回どうなるのか楽しみです。

 

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