葬送のフリーレン 雑誌掲載最新話

葬送のフリーレン 最新 第106話 ネタバレ&感想 かつて見た景色の先へ

2022年12月21日発売の

週刊少年サンデー 2023年

4・5合併号に掲載されている

葬送のフリーレン 第106話

ネタバレ&感想になります。

 

第106話 天脈竜

内容ネタバレ

 

勇者ヒンメルの死から31年後。

北部高原ヴィッセン山脈。

 

だいぶ高い所まで

登って来たフリーレン一行は

その道中、ある男性を見かける。

 

その男性はこの近くにある

村の薬草家らしく

空を眺めていたのだと語る。

 

首を傾げるフリーレンに

空を飛べるか確認した男は

ある頼みごとを持ち掛け・・・。


近くの村にある男の家に

案内されたフリーレン達は

ある木の実を見せられることに。

 

その木の実は色以外は

寒冷地の特徴を示しており

おかしい所は見受けられなかったが

男はこれはこの地のものではないと語る。

 

私はこの地方で30年

薬草家をやってきたが

このような木の実をつける

植物は見た事がない。

 

この木の実は村人が

近くの森で見つけ

届けてくれたものらしく

その人の話によると

これは空から落ちてきたと。

 

シュタルクは渡り鳥が

運んできたんじゃないか?と尋ねるが

男はそれにしては

くちばしの跡すらないと

否定した上で語る。

 

この地方では昔からこのような

不思議なことがあり

祖父の代からの謎でこの村の人々も

答えを知りたがっているのです。

 

それに薬効のある葉や

木の実が見つかることもあり

謎が解ければ多くの人の助けに

なるだろうと。

 

魔法薬の素材を対価に

依頼を引き受けることなった

フリーレン一行。

 

まずは聞き込みからだと

村の人達に話を聞いたことで

二つ分かったことがあった。

 

一つはここ最近はずっと

曇り空であること。

 

フリーレンは語る。

この地方は大きな山脈が

気流を遮るから天候は安定しない。

 

高度が上がれば風の影響もあり

闇雲に飛んで空を調べるのは

危険かもしれないと。

 

もう一つは晴天のときに

空を飛ぶ竜の影を見たっていう

村人が結構いたことだった。

 

北部高原なら竜自体は

それほど珍しくはないものの

竜の影を見たという話から

フリーレンはもしかしたら・・・と

ある考えに思い至る。

 

そしてとりあえず宿をとって

次の晴天を待とうと提案し

面白いものが見られるかもと

笑みを浮かべるのだった。


それから何日か村で滞在し

ようやく晴れたある日

フリーレン達は空を飛ぶ竜を発見する。

 

しかし魔力探知が届かない程

高い場所にいるようで

飛行魔法を使い竜の元へ。

 

その姿を間近に見た

フリーレンは語る。

 

この竜は天脈竜。

悠久の時を生きるとされる

巨大な竜であり竜の中では

珍しく温厚で争いを好まない。

 

生涯に渡り空で過ごし

地上に降りるのは

死して地に落ちる時だけ。

 

その背中には地上とは違った

植生が広がっていて何万年もの間

外界と隔絶された独自の生態系を

築いていることが多く

薬草家にとっては宝の山だろうと。

 

フリーレン一行は依頼主のために

植物の種や木の実など

色々持ち帰ることを決め

天脈竜の背に降り立ち・・・。

 

~回想~

ある時ヒンメルが空を舞う

天脈竜を見上げ言った。

 

その背中は島ほどの広さがあるらしい。

いつか行ってみたいものだなと。

 

フリーレンはただの仮説であり

人類が空を飛べない以上

確かめる術はないと話すが

ヒンメルはそんな彼女に

笑みを浮かべ語り掛ける。

 

もしかしたら君ならいつか

天脈竜の背に辿り着くことも

できるかもしれないなと。

~回想終わり~

 

天脈竜の背にて採取した

植物や木の実を

男に渡したフリーレン達。

 

男は長年の謎が解けたと礼を言い

これらの薬効も調べて

人々の役に立ちたいと思いますと

笑みを浮かべていた。

 

そして依頼を終えたフリーレン一行は

空を舞う天脈竜を背に

再び旅を再開するのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

今回も一話完結の話でしたが

島ほどの大きさがある

巨大な竜とは・・・。

 

これまでにも色々魔物や竜が

登場してきましたが

大きさで言えば最大でしょうね。

 

天脈竜は竜の中では

珍しく温厚とのことですが

その大きさを見る限り

戦ってもめっちゃ強いんだろうなと。

 

その大きさだけでも

十二分に脅威ですし

恐らくブレスも吐けると思いますしね。

 

戦いにならなくてよかったなと

しみじみ思います。

 

それにしてもヒンメルの時代には

まだ飛行魔法がなかったとは

ちょっと驚きました。

 

以前フリーレンが

飛行魔法の歴史自体

まだ浅いと言っていた気もしますが

100年も経っていないんだなと。

 

まあ、でもその時から

100年程度で空を飛べたわけですから

十分過ぎる程早いのかもしれませんが。

 

ともあれ今回は

戦闘となることもなかったので

落ち着いて読める回だったかと。

 

こういう回は気持ち的に

楽に読めることもあって

私的に大歓迎ですね。

 

バトルシーンもカッコいいので

あれはあれで悪くないんですが

こういう回があってこそ

より面白くなるんだろうなと。

 

気になる続きについてですが

次号は休載で次回は少し空いて

1/18発売の8号に掲載予定とのこと。

 

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