2021年12月1日発売の
週刊少年サンデー 2022年1号に
掲載されている
葬送のフリーレン 第75話の
ネタバレ＆感想になります。
第７５話 霧を晴らす魔法
内容ネタバレ
いつの間にかフリーレンが
いなくなったことから
フェルンは一人魔族と相対していた。
魔力を消して潜伏しても
霧によって看破されてしまい
隙を見つける事すら困難。
その上視界も悪い上に
攻撃も防がれてしまい
フェルンはこの相手が
自分と相性が悪いと判断していた。
一方その頃メトーデもまた
魔族の一人と相対していた。
メトーデは魔族と戦いながらも
フェルンが苦戦している気配を
掴んでいた。
フェルンの相手はだいぶ
奇抜な魔法を使う魔族であり
それも無理はないと。
対して自分の相手にする魔族は
奇抜とは真逆の
とても堅実な戦いをする魔族。
攻防一体にして基礎が
とてもしっかりしており
純粋に隙がなく
正面から戦ってはいけないタイプ。
フェルンと協力して打ち崩すのが
最適解だと思うが
この霧には恐らく強力な
魔力探知効果もあり
このままだと潜伏という
フェルンの強みが生かせないと。
メトーデはならば魔法の霧が晴れれば
戦局が大きく動くと考え
今までと攻撃パターンを変化させ
魔族に猛攻を仕掛ける。
その戦い方を見て魔族は
ある一族を思い出す。
北部高原で魔族を狩っていた
一族の戦い方に似ており
魔族を殺すために生涯を捧げるような
いかれた一族であると。
魔族はこれは面白いと笑みを浮かべ
いい勝負が出来そうだと
真っ向からメトーデに挑むが
違和感に気づき語り掛ける。
確かに凄まじい猛攻だが
何故か殺意が読み取れないと。
その言葉にメトーデは
やはり鋭いですねと言い
笑みを浮かべ告げる。
ですが気づくのが
少々遅かったようです。
ちょうど霧の解析が終わりましたと。
戦いしか知らない者は
戦いのための魔法しか覚えられない。
私以外の一族の者であれば
この状況は打開できなかったでしょう。
魔法が楽しいものだと
彼らは知らないでしょうから。
そしてメトーデは解析した
”霧を晴らす魔法”を発動させる。
その魔法により立ち込めていた霧が
瞬く間に晴れたことで
フェルンと戦っていた魔族は
再度霧を生み出そうと
杖に魔力を集中させる。
しかし一瞬目を離した隙に
フェルンの姿を見失ってしまい
上空からの魔法に貫かれるのだった。
メトーデと戦っていた魔族もまた
上空からの攻撃を受け
初撃をなんとか躱したものの
いったいどこから・・・と
空を見上げ絶句する。
その魔法は探知範囲外からのものであり
魔族はあんなに遠く・・・と零しながら
フェルンが続けて放った
”魔族を殺す魔法”を受け
その命を落とすのだった。
フリーレンは上空にて
見事に魔族を打倒した
フェルンに声をかける。
弾道予測を赦さない
探知範囲外からの趙遠距離射撃。
やるね、フェルン流石だと。
それに対しフェルンは
戦いを手伝うことなく姿を消した
フリーレンに思うところがあるのか
二度とこんなきつい戦いはしたくないと
機嫌が悪そうに返すのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
てっきりレヴォルテ戦の
続きだとばかり思ってましたが
フェルン達の方でしたね。
まあ、こちらのほうも
途中でしたので
これはこれでいいんですが
結構あっさり勝ったなと。
フェルンとメトーデが
メインで戦うだろうとは
なんとなく予想してたんですが
フリーレンが一切戦わないとは
流石に予想外でした。
なんだかんだでアドバイスとか
するのかなと思ってましたが
本当に一切手を出さなかったですし。
最大戦力であるフリーレンが
手を出さなかったことで
相手の魔族の強さが
イマイチ判然としない・・・。
もちろんそれなりには
強かったとは思うんですが
ん～って感じです。
それにしてもフェルンが
強いのは分かってましたが
メトーデも中々に強かったですね。
単純に魔法の力だけなら
フェルンには負けるでしょうけど
戦いの経験というか知恵が
かなり優秀なタイプ。
結局今回はメトーデが
上手く敵に隙を作ったことで
フェルンも勝った感じですし。
まあ、一級魔法使いは
伊達じゃないってことなんでしょうね。
ともあれこちらの戦いが
終わった以上次回は
再びレヴォルテ戦になるかと。
こちらの方はどう考えても
死闘って感じですので
どういう結末になるのか楽しみです。