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キングダム 最新 751話 ネタバレ&感想 いつもの口癖と最後の悪足掻き

2023年3月16日発売の

週刊ヤングジャンプ 16号に掲載されている

キングダム 第751話

ネタバレ&感想になります。

 

第751話 一秒の差

内容ネタバレ

 

黒桜は腹の傷を押さえながら

意識が朦朧としつつあるのか

私もう死んでんだっけと呟く。

 

そんな彼女に倫玉はまだだと言いつつも

でも・・・もうすぐだと語り掛ける。

 

一人じゃないから安心しろ。

みんな一緒に逝く、お頭も一緒だぞと。

 

その言葉を聞き黒桜は

お頭も一緒なら怖くないと笑みを浮かべ

先に逝った雷土を思う。

 

雷土は・・・一人で逝ったから

かわいそうだったな・・と。

 

そして前へと目を向けていた桓騎は

一瞬上和龍のいる方へと目を向けるが

それに気づいた上和龍も倫玉も

何故そちらへと目を向けたのか分からず・・・。


そろそろいいのではと

配下の者に促された李牧は

桓騎に対し最後の言葉をかける。

 

桓騎 最後にあなたの心の器が

小さいと言ったことを訂正しておきます。

 

完璧な世の中を望んで”怒り”続けているのなら

あなたの心の器は誰よりも純粋で大きい。

 

だがその願いは現実と

剥離しすぎていて意味を持たず

その虚しい怒りを暴力に変えて

外へ撒き散らし続けたあなたは

やはり最悪の悪党としか言いようがない!

 

さァ桓騎 これが最後の勧告です。

武器を捨てて投降しなさいと。

 

そんな李牧に対し桓騎は告げる。

お前は最強のくせに人としての器は

”凡人”っつーしょうもねェ奴だと。

 

てめェは何も変えられねェ。

お前みてェのがいるから秦王みてェのが出てくる。

秦王がみてェのがいるからお前みてェのが出てくる。

 

お前らはそれぞれ勝手な理想や

願いを求めて戦っているんだろうが

互いに剣を手にしているかぎり

下の奴らの血を流し続けるだけで

お前らは絶対にどこにもたどり着かねェ

永久にやってろザコ共がと。

 

李牧は秦王が始めなければ

こうなっていないと返すが

桓騎はその秦王を生んだのが

お前らだって言ってんだよと告げる。

 

外に目を向けすぎなんだよ

お前らはと。

 

その言葉は李牧にとって

ハッとさせられるものだったようで

二の句を告げられずにいたところ

桓騎は何かに気づきフッと笑みを浮かべる。

 

それに気づいた馬風慈は

桓騎は何かを待っている!?として

李牧にもう十分であると声をかける。

 

そして桓騎が皆に声をかけようとした瞬間

黒桜が涙ながらに最後の頼みを口にする。

 

こんな時ですけど・・・

最後にいつものあれ・・・言ってくれませんか。

 

そんな黒桜の頼みを聞き

笑みを浮かべた桓騎は

いつものように皆に告げる。

 

「心配すんなお前達」

「全部上手くいく」と。


桓騎の口癖を聞き

桓騎兵はもう俺達に怖ェもんはねェ!と

涙を浮かべながら雄叫びを上げる。

 

その様子を見ていた李牧は

何かあるのかと思いつつも

何もおこさせぬとばかりに

桓騎を討てと命を下す。

 

しかしその瞬間桓騎が

ゼノウの名を大声で呼ぶと

討たれたはずのゼノウが動き出す。

 

起き上ったゼノウは上和龍の顔を掴むと

桓騎に向けてお前と出会ってから

ずっと楽しかったぞと口にし

その顔を握り潰していた。

 

死んだはずのゼノウによる

想定外の動きを切っ掛けに

那貴一家が突入を開始。

 

桓騎はその動きをすでに掴んでおり

那貴が来ているのか!?と驚く倫玉に告げる。

 

一秒でも先に死んだらそいつの負けだよな。

李牧を先にぶっ殺して俺達が勝つぞと。

 

その言葉に桓騎兵らは奮起し

一気呵成に趙兵へと襲い掛かる。

 

黒桜はそんな桓騎の後ろ姿を

やっぱりかっこいいなァと目に焼き付け

ありがとうと笑みを浮かべながら

その命を終える。

 

桓騎は背後で亡くなった黒桜が

馬から落ちるのを感じながら

眼前の敵へと斬りかかる。

 

ちょっとだけ先に行ってろ黒桜。

李牧の首を持ってすぐに行くからなと。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

黒桜の言葉じゃないですが

やっぱり桓騎はカッコいいですよね。

 

あのカリスマだけでも

十分に六将に相応しいと思います。

 

そんな桓騎が自分達が死ぬことを覚悟して

最期の悪足掻きとでも言えばいいのか

李牧の首を狙って動き出すとか

展開としてただただアツいなと。

 

ただ実際問題として

ここで李牧の首が討てるかどうかは

正直言って難しいでしょうね。

 

絶対無理だとは言いませんが

桓騎を含めて命懸けで挑んでも

戦力差があまりにも大きいかと。

 

単純に李牧が下がってしまえば

それだけで終了ですしね。

 

桓騎がゼノウ並の武力を持っているならば

ワンチャンあるかもしれませんが

流石にあのレベルはないでしょうし。

 

なんにしても桓騎が本気で

李牧の首を狙っているかはともかく

配下の者達にしてみれば

彼の言葉はこれから訪れる死への

何よりの餞になると思います。

 

最後の最後まで自分達が惚れこんだ男と共に

戦うことが出来るわけですしね。

 

それは一足早く逝った

黒桜も同様だったと思います。

 

もし仮にここで李牧を討ち取れたら

めちゃくちゃ面白くはありますが

流石にそれはないと思いますので

だからこそ桓騎がどんな最期を

迎えることになるのかに期待したいところ。

 

最後の最後までカッコいいままの

桓騎でいられるのか

それとも思いもしない最期となるのか

次回どうなるのか楽しみです。

 

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