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キングダム 最新 第805話 ネタバレ&感想 韓攻略戦開始!

2024年8月1日発売の

週刊ヤングジャンプ 35号に掲載されている

キングダム 第805話

ネタバレ&感想になります。

 

第805話 電光石火

内容ネタバレ

 

万の軍勢を乗せた船団を率い

洛紫城を攻めるべく進軍する玉鳳。

 

それに対し港を守る魏兵も

船団の数に驚きながらも

あの数ならこの港からしか上陸できないとして

洛紫城からの本軍が援軍に来るまで

持ちこたえるべく準備を整えていた。

 

しかし先に上陸した先鋒隊が

背後から襲い掛かったことで混乱

結果として王賁たちの上陸を許してしまう。

 

その報はすぐさま王都大梁へと届けられる。

秦軍 黄河を渡りこちらに上陸!

そのまま進軍し洛紫城を攻撃しておりますと。


あまりにも早い進軍に

文官達が騒然とする中

相手の軍容が五万と聞いた呉鳳明は

玻璃らと共に対応を話し合うが

さらに急報が届く。

 

洛紫城陥落!

上陸した敵があまりにも早く

守城戦の準備が整う前に攻撃され

抗えず落とされた模様ですと。

 

文官達はその凶報に言葉もなく

愕然としていたが

呉鳳明は慌てることなく皆に語る。

 

洛紫は取り戻そうと思えば

いつでも取り戻せる城だが

そのためにはこちらも秦軍五万に対し

それなりの軍容を出さねばならない。

 

しかしこの敵は魏・韓の間を

断ちに来たと思われる。

 

つまりは韓のために・・・・・魏が早々に動いて

血を流すというのはいささか”利”が合わぬと。

 

その上でまだ韓で何も起こっていないとして

こちらは軍の準備をしつつ

秦が本当に韓を・・・王都新鄭まで

迫るのかを見守る方が利が大きい。

 

もし新鄭を秦軍が包囲するようなことがあれば

その時は什虎より三万

この大梁より十万の軍を発し

秦軍を滅ぼせばよいと。

 

呉鳳明の話を聞いた文官達が

落ち着きを取り戻す中

呉鳳明と玻璃は秦軍を率いているのが

王賁の玉鳳であるとの報告を受け

少し顔色を変え呟く。

 

王翦の息子王賁か・・・

いよいよそうなって来るか・・・と。

 

二人は感じていた。

”時代”が移ろいつつあることを・・・。


一方その頃”鄴”と”橑陽”の間に位置する

小都市”黄都”の一帯には

楽華軍五万が展開していた。

 

対趙の南側の前線には

”鄴”と”橑陽”という

強力な城が睨みを利かせているが

 

連敗の影響で駐屯している兵力は

潤沢ではなく守城には問題ないが

両城の間の線を守れる程の余裕はなかった。

 

故に楽華がその間に入って

防衛線を固めたのである。

 

展開した蒙恬らが守る幅の広さを

実際に見てどうするべきか考えていた頃

不在の李牧の代わりに武安城にて

城主代行を務める馬南慈の元にも

”黄都”一帯に楽華五万が

展開したとの報が届いていた。

 

城には瞬水樹やカイネの姿もあり

馬南慈と共に報告を聞いていたが

瞬水樹はこのところの秦の動きから

狙いが韓であることに気付いていた。

 

その事を聞かされていた馬南慈達もまた

落ち着きはらっており

瞬水樹は改めて語る。

 

新戦力を生んだにしても

それだけで今の秦に趙や魏が

討てるはずがない。

 

そして韓狙いもまた

奇跡にすがる・・・・・・ような手であると。

 

そんな折”番吾”にいる李牧より伝令が届く。

引き続き武安の軍の練度を上げつつ

そのまま秦の動きを静観・・せよと。

 

瞬水樹は李牧がそうするであろうと

読んでいたようでさらに言葉を続ける。

 

韓が本当に亡国の憂き目に遭うのなら

その時は大挙して出陣し

楽華を砕いて黄河に出る。

その時は恐らく魏も連動するであろうと。


そして狙われることになった

韓もまた秦の動きから

この国を滅ぼさんとしていることを

察知していた。

 

寧公主は突然のことに狼狽えていたが

宰相の張と第一将の洛亜完は

それが事実であることを理解していた。

 

そしてさらに密偵からも

次々と報告が入っているらしく

全土の戸籍作りから新戦力が生みだされた事。

 

その内の数万が玉鳳と楽華に入り

それぞれ五万の軍となり

韓と魏・趙の線を断つ動きを見せている

との情報が入ってきていた。

 

張宰相はその上で皆に語る。

つまり秦は電光石火の速さで

一気にこの新鄭まで貫いて

韓を滅ぼす気でいるということだと。

 

しかし洛亜完は問題なく

侵略から国を守れると自信を漲らせていた。

 

いかに韓が七国中最小の国とは言え

兵力は充足しており

特にこの新鄭は趙の”鄴””邯鄲”と並ぶ

最強の堅城であることから

三十万が相手でも落ちはしないと。

 

他の者も同様であり

秦の思惑通りにいくはずがないと

気炎を上げる中、新たな急報が届く。

 

秦軍が国境を越え我が国に侵攻してきました!

まだ敵軍規模は不明ですが

秦軍は西の要地”南陽”に向かっております!と。

 

報告を聞きついに来たかと

騒然となる文官達だが

洛亜完はまるで動揺することなく

笑みを浮かべていた。

 

南陽を守るのは第二将博王谷将軍であり

我らに次ぐ精強な軍であり

正規軍として五万、他二万。

 

博王谷の軍は本来野戦が得意だが

守城戦でも巧みに戦い

十万程度の敵なら軽く撃退するだろうと。

 

しかしそれ以上は援軍が

必要かもしれないとも考えており

敵の規模次第であるとも。

 

そして新たに急報が届く。

侵攻して来た秦軍の軍容が分かりました。

 

敵は李信将軍率いる

飛信隊総勢六万の軍勢です!と。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

王賁に続き楽華

そして飛信隊とついに第三の柱である

韓攻めが始まりましたね。

 

とりあえず現段階では

魏・趙ともに韓が窮地になるまでは

静観の姿勢を見せているので

玉鳳・楽華ともに動きはないかと。

 

なのでこの作戦を成功させるためには

魏・趙が想定していない速度で

韓を攻略できるかどうかに掛かっている

つまりは騰と飛信隊次第ということになりそうです。

 

恐らく前々回に羌瘣が思い付いた

作戦を元に動くのではないかなと。

 

それが何なのかはわかりませんが

魏・趙の想定を越えなければならない以上

かなり突飛な作戦なのは間違いないでしょうね。

 

策の一環なのかまずは飛信隊が

国境を越えたことが明らかになりましたが

騰軍に関してはまだ話があがっていないので

その辺りが重要なんだろうなと。

 

なんにしてもこれからが韓攻めの本番ですので

一体どんな戦いになるのか楽しみです。

 

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