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キングダム 最新 第847話 ネタバレ&感想 新たな大戦へ

2025年8月28日発売の

週刊ヤングジャンプ 39号に掲載されている

キングダム 第847話

ネタバレ&感想になります。

 

第847話 最強布陣

内容ネタバレ

 

趙攻略戦に向けて秦が軍備を整える一方で

李牧陣営も動きを見せていた。

 

まだ夜が明けきらぬ中

李牧は輿の中で眠りについていた。

 

御者から呼びかけられたことで

着いたのかと目を覚ました李牧は

単身馬に乗ったカイネに出迎えられることに。

 

城内の誰よりも早く新年の挨拶を

したかったのですと笑みを浮かべるカイネだが

その唇の青さからかなり前から

自分を待っていたのだと気づき

李牧は微笑ましくも

呆れた様子で笑みを浮かべていた。

 

何故か薄着のカイネに自分の外套をかけた

李牧はカイネと共に城壁に上がり

初日の出を二人で眺めると共に

来る大戦に思いを馳せるのだった。


年が明けて始皇十八年(紀元前229年)

馬南慈や舜水樹といった趙の名だたる将たちが

李牧のもとに集結していた。

 

そして少し遅れる形で

王翦を圧倒し敗走させた

司馬尚らが姿を見せる。

 

司馬尚の威容を受けた将たちの間に

緊張が走る中、李牧は口を開く。

 

よく来てくれました青歌 司馬尚。

これで勢揃いですと。

 

一方その頃、秦 咸陽でも

王翦や楊端和、二人の六将に加え

信や王賁、蒙恬そして録嗚未が

王である政の前に集合していた。

 

そんな将たちを前に昌平君は口を開く。

各将遠方より集合して頂き感謝する。

 

年明け早々呼び集めた理由は

今更詳しく説明する必要はないと思うが・・・

この年で李牧を討ち倒し趙を滅ぼすと。

 

録嗚未は・・・にしても集合早くないか・・・

正月はいつも十日は飲んでいるんだがと言い

信もまたその言葉に同意するが

昌平君は向こう・・・はもっと早いと告げ

李斯がその後を引き継ぎ説明する。

 

李牧の城 武安に元離眼の紀彗を始め

主たる将が入城したとの報告があったと。

 

昌平君が補足するように

青歌の司馬尚もだと口にすると

王翦は一瞬ピクっと反応を見せるが

信以外の将たちは当然だとして認識していた。


その後、昌平君の主導の元

趙攻略戦についての話し合いが行われ

皆がこれからの動きを確認することに。

 

そして粗方の動きが決まった所で

昌平君は皆に告げる。

 

これはあくまで趙側の動きも

想定した上での戦略図だ。

 

実際は始めれば大小のズレは当然生じてくる。

だがそれに対し各軍の力なら十分対応し得る。

 

対応しながら突き進めるはずだ。

よってこの配置を基本として

趙攻略戦を始める。

 

各々自軍に戻りそのつもりで準備に入れ。

今日見聞きしたことは当然決して口外するな。

自軍・友軍の命取りになると。

 

昌平君の話が終わった所で

政は最後によいかと皆に告げる。

 

此度の趙攻略戦はこれまでで

最も広域に亘り展開される。

故に一堂に会するのはこれが最後であろう。

 

知っての通り李牧には

宜安・番吾で連敗を喫している。

 

だが遡れば15年前 馬陽の戦いから

李牧は我々の前に立ちはだかり続けている。

 

王騎 麃公そして桓騎が李牧の前に倒れた。

その最大の障壁に対し、我らは韓の力を吸収して

文字通り全てをかけて戦いを挑む。

 

失敗すれば今度こそ終わり・・・だ。

だが俺に不安はない。

 

騰将軍は抜けたがその軍は録嗚未が代表で引き継ぎ

新しい強軍玉鳳・楽華そして飛信隊がいる。

 

俺は今の秦軍が歴代最強と信じる!

今度こそ李牧を討ち趙を滅ぼせ。

次に一堂に会するのは邯鄲の王宮だと。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

第3次?になる趙攻略戦に向けて

秦も趙も本格的に動き出したみたいですね。

 

裏ではすでに色々動いているんでしょうけど

やっぱり大戦に向けて動いているのを見ると

読んでいる方もテンションが上がってきます。

 

それに今回は秦にとって

誰よりも因縁深い李牧ですからね。

テンションが上がるのも仕方ないかと。

 

それにしても秦はともかくとして

趙側はまさに総力戦って感じですね。

 

見たことあるのかないのか

よく分からない将もいましたが

李牧に加え司馬尚も姿を見せたことで

その本気っぷりがよくわかります。

 

秦側としても魏や楚と領土が隣接していなければ

蒙武も参戦したでしょうけど

そうもいかない以上、仕方ないのかも。

 

どちらにしてもこれに失敗すれば

中華統一が露と消えるわけですから

秦軍としても出せるギリギリの兵力を動員して

これまでにない規模の大戦になるでしょうね。

 

そうした中、気になるのが

予告にもあった邯鄲の動向について。

 

現段階で中華で最強と言っても良い

李牧ですが彼の欠点というか

趙の欠点は一枚岩でないことですからね。

 

王である幽繆王は政に興味がなく

李牧を買っているように思えるので

恐らく問題はないかと。

 

問題なのは趙国の宰相である郭開が

李牧の活躍をよく思っていない事。

 

正直李牧と比べたら小物もいいところですが

趙の宰相という地位は軽くなく

何をしてくるか分からないだけに

李牧にとって急所になる可能性もあるのかなと。

 

とりあえず次回の予告にて

邯鄲のことが描かれるようですので

郭開が何を考えているかは次回にでも分かるのかも。

まさか何もしないとは思えませんしね。

 

何にしても大戦に向けて

どんどん準備が進んでいくと思いますので

これからどういう展開になるのか楽しみです。

 

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