雑誌掲載最新話 地上へ・・・

地上へ・・・ 最新 第39話 ネタバレ&感想 ターニングポイント

2025年10月22日発売の

週刊少年サンデー 47号に掲載されている

地上そらへ・・・ 第39話

ネタバレ&感想になります。

 

第39話 クローバー

内容ネタバレ

 

現在監視している結とヒイロ

そして今まで起きた出来事を映した

モニターを見ながら始は語る。

 

幾度となく繰り返される世界の終焉だが

歴代の”私”の研究成果により

超人は着実に強くなっている・・・。

 

だがその影響か、日常の出来事にも

多少の差異・・が生じる。

 

たとえばビャクグンがスーパーマーケットに

行ったのは今回が初めての出来事だった。

 

でも・・・あること・・・・を境に

そこからの変化が一切なくなる。

 

その地点から先は常に滅びに向かって

すべてが同じ繰り返しになるのと。

 

霧島からその境となる出来事について

聞かれた始は言葉を続ける。

 

シオンの自由帳に書かれた108番目の願い・・・

四つ葉のクローバーを見つける。

今まさに彼らが行っているこの事象からよ・・・!

 

恐らくこのエピソードの近辺に

ターニングポイントがあるのだと思うわと。


四つ葉のクローバーを探しに

高架下の原っぱにやってきた結とヒイロ。

 

しかし見つかるのは三つ葉ばかりであり

嘆くヒイロに結は笑いながら説明する。

 

基本この植物は三枚葉で

ごくごくたまに四枚葉のものがあり

めったにないから縁起がいいのだと。

 

縁起について詳しく説明を求められた結は

なんていったらいいかわからず

とりあえず運が良くなることだと説明。

 

ヒイロはその言葉に衝撃を受けたようで

思わず”運”!?と零すほどに驚いていた。

 

つ、つまり四つ葉のクローバーを見つけると

索敵率が上がったり、生存率が上がったりすると!?

それはシオンが欲しがるのも納得です!と。

 

想定外の方向に盛り上がるヒイロに

そんな確実な効果のあるものじゃないと

改めて説明しつつも

どういったらいいか分からない結が口にしたのは

幸せになるのだということだった。

 

そんなやりとりがあってから

数時間経ったのか

すでに辺りは夕暮れを迎えようとしていた。

 

そんな様子を見ていた霧島が

四つ葉のクローバーはと口にすると

始は過去すべてのパターンで

一度も見つかったことはないと語る。

日が暮れるまで探して、結局あきらめるのだと。


モニター越しの結がそろそろあきらめよっか?と

言いながら立ちあがり体を伸ばす中

ヒイロはシオンとの会話を思い出していた。

 

シオンはヒイロに言った。

キミは幸せって一体なんだと思う?

 

ボクにもよくわからないんだけれど・・・

地上の人達はみんな、この”幸せ”を求めて

生きているように思えるんだ・・・と。

 

そんな事を思い出したヒイロは

あることを決意していた。

 

”シアワセ”になる四つ葉のクローバー・・・

これを見つけて結にあげれば

恩返しできるかもしれないのです!と。

 

そんな様子を見て結も

再び四つ葉のクローバー探しを再開する中

ヒイロは思う。

 

地上に来て以来、ヒイロは結に

色んなことをしてもらったです。

 

でもヒイロは何も持っていないので

お礼が一つもできていない!

 

何か一つだけでも・・・

そう何か一つ・・・一つだけでも!

 

そう思いながら懸命に探していたヒイロは

ついに四つ葉のクローバーを発見する。

 

そんな今まで起こるはずもなかった光景を

目にした始と霧島が驚愕する中

ヒイロは嬉しそうに結に声をかける。

 

その瞬間始は変わった・・・変わったわ!

これは初めて起こる変化だわ!と身を乗り出す。

 

モニターの向こうではヒイロが見るです結!と

嬉しそうに結に駆け寄ろうとしていたが

その瞬間石に躓いてしまう。

 

足元を見ていなかったヒイロは倒れ込み

結はそんなヒイロの方へと振り向くが

その瞬間二人の口は重なってしまい・・・!?


それを見た始は涙を流しながらも

嬉しそうに口を開く。

 

こ・・・こんなことは・・・

今まで絶対なかったわ・・・と。

 

思わぬ事故に慌てる二人を見て

霧島はハハッ青春だねえと笑いながらも

その目には涙が流れていた。

 

・・・これで結末が好転するとは限らない・・・

だが、かすかでも望みがあるなら人は・・・戦える!と。

 

その瞬間、空間の歪みを感知したと

警報が鳴り響く。

新たなオブジェクト出現の兆しですと。

 

その警報を聞いた始は

間違いない・・・ヤツだわ!と立ち上がる。

世界に終焉をもたらす者・・・ディメンシオ!

 

そう口にした始だが自身の身体に

異変を感じたのか動きを止める。

 

それに気づいた霧島から心配されるも

始はなんでもないと誤魔化すが

自身の右手が消えかかってるのを見て

身体を震わせながらも笑みを浮かべるのだった。

 

その日の夜、布団に入ったヒイロは

先程の影響からか胸が高鳴り眠れずにいた。

 

それは結も同様の様でドキドキしつつも

窓の方へと目を向けるとそこには

コップに入った四つ葉のクローバーが・・・。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

なにやら青春っぽい出来事がありましたが

私的には霧島の視点に近かったですね。

一言でいえば若いな~と。

 

まあ、二人にとっては眠れない程に

心臓バクバクのようですが

それが世界に大きな影響を及ぼすかもしれない

出来事だったとは思ってもいないでしょうね。

 

まだ本当に影響があるかどうかは

なんとも言えないところではありますが

始の手が消えかかっていることから

この出来事がターニングポイントになったのは

恐らく間違いないと思います。

 

それがいいことなのかどうかはわかりませんが

あのままでは始がこれまで経験してきたことと

同じ結果にしかならなかったでしょうし

これまでとは違う未来になるのかも。

 

それにしても始の手が消えたことは

一体どんな意味があるんでしょうね?

 

ディメンシオが出現した直後なので

時空に関することだとは思いますが

もしかしたらこの世界線で倒すことに成功して

その歪みが無くなった結果として

始の存在が消えてしまうとか?

 

その場合、始としても

待ち望んだ結果ということもあって

歓迎すべき事態なのかも。

 

ともあれ今回の出来事が

ターニングポイントになって

少しでも良い結果が生まれればと

願うばかりです。

 

第38話へ

第40話へ

-雑誌掲載最新話, 地上へ・・・
-,

© 2025 オススメ漫画ネタバレ情報局