2026年5月9日発売の
別冊少年マガジン 6月号に連載されている
アルスラーン戦記 151話の
ネタバレ&感想になります。
第151章 意志の継承
内容ネタバレ
クバードの死を悼むように
アズライールの鳴き声が王宮に鳴り響く中
クバードの剣を受けた蛇王は
自身の剣を落とし倒れこんでいた。
肩の蛇も弱っているのか
動きが目に見えて遅くなっていたが
蛇は蛇王の頭を割っていた
クバードの剣を引き剝がす。
すると絶命したと思われた蛇王は
見る見るうちに回復していき
それを見たジムサは頭を割られても
死なない事に恐怖を覚えていた。
戻ってきたトゥースから
逃げろと言われたであろう!と声をかけられ
我を取り戻したジムサはすぐさま
その場から逃げ出していた。
ジムサと並走するかのように
馬を走らせながらトゥースは声をあげる。
クバード卿が我らを逃がした理由がわかった。
あんな・・・頭を割られ毒を打たれても
死なぬものをどうやって倒せと言うのだ!と。
しかしジムサの考えは違うようで
未だ恐怖を顔に張り付けながら口を開く。
いや・・・倒せはしないが
しばらく動きを止められるという事は分かったと。
離れていくジムサ達を見ていた蛇王が
クバードから受けた傷を回復し終えた次の瞬間
蛇王に従う兵士達が歓声を上げる。
アンドラゴラス王が逆臣クバードを討ち取った!
アンドラゴラス王がクバードを討ち取った!
クバードを討ち取った!討ち取った!討ち取った!
その歓声は王宮内に響き渡り
歓声を耳にしたアルスラーン達は
一様に衝撃を受けていた。
そうした中、嘘だ!と声を上げたのは
王宮へと向かっていたイスファーンだった。
クバード卿が死ぬ訳がない!
あのお方は「ほらふきクバード」だぞ!
これは壮大なほらだ!と。
しかしそんなイスファーンの言葉を
否定したのはジムサと共に蛇王の前から
戻ってきたトゥースだった。
トゥースは告げる。
ほらではない。クバード卿はアンドラゴラス王・・・
いや・・・蛇王ザッハークの手により討ち死に・・・!
アンドラゴラス王のなりをした
蛇王が東の「王の門」にいる。
クバード卿は俺たちを逃がすために
身を挺して・・・と。
将たちがクバードの死に衝撃を受ける中
兵達は蛇王が復活したと聞き騒然としていた。
そこへファランギースとジャスワントも合流し
今何が起きているのか話を聞いていると
イスファーンが皆の注目を集めるかのように
手を上げ、皆に訊ねる。
誰かアルスラーン殿下が王宮を出たという
情報を持っている者はいるか?と。
そんなイスファーンの声に答えたのは
合流したばかりのジャスワントだった。
我らは宮殿にて殿下と合流するつもりで
西の「王妃の門」に向かったのだが
アンドラゴラス王に快哉を叫ぶ兵に
占領されていて近づけぬ。
ギーヴとエラムが足止めを食らっていた。
ダリューン卿にもシャプラングを
届けねばならぬのに・・・と。
ジャスワントから話を聞いたイスファーンは
ここにいる主要な将たちに戦えるか?と確認を取ると
兄から受けた教訓を胸に
蛇王に怯える兵達を前に声を上げる。
蛇王は東の「王の門」だったな。
速やかに南に「妃の門」から突入しよう。
王宮におられるアルスラーン殿下を
お救いするのが今、我らのなすべき事!
異論のある者はおるか!?
そんなイスファーンの声に
主だった将たちが同意の声を上げると
蛇王に怯えていた兵士達も
自分達のすべきことを理解したのか
武器を掲げ応えるのだった。
どうにか門が開かないかと試行錯誤していた
ギーヴ達だが剣や矢で門を開くことは出来ず
足止めを食らっていた。
そうした中、破城槌と共にイスファーン達が
姿を見せたことで事態は一変する。
幾度となく叩きつけられる破城槌を前に
頑丈な妃の門がみしみしと音を立てるが
門を守る兵士達からの矢も激しくなり
頭上を取られていることもあって苦戦していた。
兵士達がやはり頭上を取られているのが
不利すぎる!と嘆きながらも
懸命に盾を構えて矢を防いでいたところ
突然城門の上にいた兵士が
下に叩きつけられる光景を目にすることに。
一体何が起きているのか分からず
城門の上へと目を向ける兵士達が目にしたのは
怒りに震えるザンデが城門上の兵士を
次々と下に放り投げている所だった。
敵も味方も何が起きているのか戸惑う中
イスファーンは今が好機だと声を上げる。
攻勢が強まりさらに混乱が増す中
門の裏側にいた兵士にヒルメスが襲い掛かり!?
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
クバードが亡くなったという衝撃は
アルスラーン達にとって
かなり大きかったようですが
兵士達にとっては蛇王復活のほうが
より衝撃的だったみたいですね。
まあ、パルスという国の成り立ちにも
関係してくるようないわば神話上の敵が
復活したわけですから分からなくもありませんが。
ただやっぱり国外の人間は
パルス国人よりも衝撃は薄い気がします。
ジャスワントに関してはなんとも言えませんが
蛇王を実際に目の当たりにして
その脅威を理解しつつもジムサは
未だ心折れていないみたいですしね。
蛇王が復活したという情報だけで
体が震える程、怯えていた兵士達を見るに
パルス人とそれ以外では
その影響にも違いがあるのかなと。
まあ、それでも蛇王が脅威なのは
間違い無いことではあるんですが
対抗する手段はいくらあってもいいと思いますし
それが求められる場面もあるのかも。
何にしても今は蛇王がいない妃の門を突破して
アルスラーンと合流することが第一だと思いますので
上手くいくのか行かないのかも含めて
これからどうなるのか楽しみです。
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