2026年7月9日発売の
別冊少年マガジン 8月号に連載されている
アルスラーン戦記 153話の
ネタバレ&感想になります。
第153章 蛇王の逆鱗
内容ネタバレ
蛇王と戦士たちが激戦を繰り広げられる中
王都では兵士たちが王宮には近づかないようにと
注意喚起をして回っていた。
蛇王が復活した!
蛇王は塔から落ち身罷られた
アンドラゴラス国王陛下の御身体を乗っ取り
再びパルスを暗黒の世に作り変えようとしている!
エクバターナの民よ!
国王陛下の姿をした蛇王に騙されるなよ!と。
蛇王が復活したと聞かされた民達は
皆恐怖に震え上がっていたが
兵士たちはさらに言葉を続ける。
アルスラーン殿下は今 勇敢なる戦士たちと共に
王宮にとどまり蛇王を討ち果たさんと戦っておられる!
偉大なる国王陛下の亡骸を蛇王から取り戻すため!
パルスを再び暗黒の世に戻さぬため!と。
その言葉を聞いた民達は落ち着きを取り戻すと共に
アルスラーン殿下へと思いを馳せる。
あの気弱な王子がご立派になられて・・・
蛇王と戦うなんて・・・なんという勇気・・・!と。
王都の民達は口々にアルスラーンを称えるように
その名を呼び、その歓声は蛇王の元まで届いていた。
その声を聞いた蛇王は吐き捨てるように
アルスラーンの名を呟き、怒りに震えるのだった。
一方その頃、ヒルメスは魔道士に操られた
兵士達との戦いの中にいた。
襲い来る兵士達を相手に圧倒するヒルメスだが
操られた兵士達は傷を受けても
何事もなかったかのように立ち上がり
いくら剣を振るってもキリがない有様だった。
兵士達を操る魔道士は告げる。
ザッハーク様の僕たる身に与えられし術の一つ。
操空蛇術!と。
その名の通り魔道士から放たれた蛇は
兵士達の身に取り付くことで操り
その動きは人間の戦い方とは一線を画していた。
そんな兵士達の攻撃に驚きながらも
応戦するヒルメスは兵士達を見て思う。
こやつら・・・死体ゆえ生者ではありえない動きをする!
動きが読めん・・・少々面倒だな!と。
そんな事を考えていたヒルメスだが
魔道士がヒルメスが斬った兵士の足を操り
攻撃してきたことで被弾してしまうことに。
利き腕に傷を負いながらも奮戦するヒルメスを
あざ笑いながら魔道士は告げる。
蛇王様がこの場に到着するまで・・・
あと少しの時間付き合ってもらうぞヒルメス!と。
自分の身を顧みることなく襲い来る
兵士達の攻撃を防いでいたヒルメスだが
魔道士はそんなヒルメスの足にも蛇を伸ばし
一瞬動きを止めさせると近くにあった
破城追をヒルメスに向かい走らせる。
身動きできず潰されかけるヒルメスだが
その窮地を救ったのは飛び込んできたザンデだった。
ザンデは破城追に飛び乗ると
車輪を剣で破壊することで向きを変えることで
ヒルメスを救うことに成功する。
しかしその足には魔道士の蛇が迫っており
ヒルメスはザンデに注意を促す。
魔道士の術だ!気をつけろ!
奴は近くにいるぞ!と。
その言葉を受けたザンデが周囲に目を向けるも
魔道士の姿はなく戸惑いを見せる中
ヒルメスはさらに言葉を続ける。
魔道士は地に潜る術を使う!
おそらく地中のどこかだ!
こやつら自分から姿を現す気はないらしい!
どこにいるか分からん!と。
その話を聞いたザンデはならば!と
自身の足に纏わりつく蛇を鷲掴みにすると
力いっぱい引き上げる。
それにより魔道士がいるであろう場所に向けて
蛇がピンと伸びているのを見たヒルメスは
そうか!と同じように蛇を引っ張り上げる。
二人は掴んだ蛇が交差したのを見て
そこだ!とその地点めがけて剣を振り下ろす。
地面に突き刺した剣は魔道士の体を貫いたようで
地中から出て来た手がくたぁと力を喪った瞬間
操られていた兵士達は糸が切れたかのように
その場にドサドサと倒れるのだった。
魔道士を始末したヒルメスとザンデが
安堵からか息を吐いた瞬間
地中から魔道士の笑い声が響く。
く・・・くくく・・・
時間は稼ぎましたぞ・・・蛇王様ぁ・・・
その声に応えるかのように
ヒルメスらの背後には蛇王の姿があった。
それに気づいた二人はすぐさま振り返るも
ヒルメスは片目を喪い、ザンデは胸に傷を負ってしまう。
しかし蛇王の攻撃はそれだけでは終わらず
反撃に出たザンデは利き腕を切断され
ヒルメスもまた肩口を斬りつけられていた。
これでパルス王家の血は絶えるとして
蛇王がヒルメスに止めを刺そうとした瞬間
ザッハーク!と名を呼ぶ声が辺りに響き渡る。
その声に動きを止めた蛇王が
声のした方へと目を向けると
そこにはルクナバードを持つアルスラーンの姿が。
ルクナバードを見て血相を変える蛇王に対し
アルスラーンはダリューンらと共に
城壁の上から見下ろしながら告げる。
そうだ 宝剣ルクナバード。おぬしの弱点だ。
どうした やはりこの剣が恐ろしいか!
この世界を統べようと大望を抱く者が
たった一振りの剣を恐れるとは・・・片腹痛い!
来い蛇王ザッハーク!
私は逃げも隠れもせぬ!と。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ついにアルスラーンと蛇王が邂逅したところで
今回の話は終わったわけですが
正直勝ち目があるのか気になるところ。
あの様子を見る限りアルスラーンは
未だルクナバードを抜けないみたいですし
肝心のヒルメスはボロボロと
決して状況はよくないかと。
アルスラーンが蛇王に対して
びびってんじゃねーぞ!と言わんばかりに
啖呵を切ったシーンは正直カッコよかったです。
ですがあれも蛇王に対する
何らかの対処法がなければ
無謀でしかないですからね。
単純に宝剣を扱うことができるヒルメスを
守ろうとした可能性もあるので
一概には言えないところではありますが・・・
なんにしても今回の戦いで魔道士の一人は
討ち取ることができたものの
ザンデは利き腕を喪い、ヒルメスもまた
片目を喪い、さらに大怪我を負った以上
状況としては悪くなったのかも。
それにしても気になるのは蛇王に対して
宝剣以外の方法で討つことができるのかどうか。
クバードが蛇王の頭に剣を叩きつけても
結局回復してしまったわけですし
例えダリューンが蛇王に致命傷を与えても
あまり意味がないような気もします。
それでも戦わなければ
弱点があるかどうかもわからないですし
対処法も考えつかない以上
戦うしかないのはわかるんですが
なんとも厳しい状況だなと。
なんにしてもアルスラーンがあれだけ啖呵を切った以上
蛇王と対峙するのは避けられないと思いますので
次回どんな展開が待っているのか楽しみです。
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