2026年9月9日発売の
週刊少年サンデー 41号に掲載されている
界変の魔法使い 第42話の
ネタバレ&感想になります。
其の四十二 魔法使いと祝祭の日
内容ネタバレ
アギリから突然祝辞を頼まれるという
無茶振りをされた世無は
は?と言いたげな表情をしていた。
侍女達に着替えさせられているアギリは
笑みを浮かべながら言葉を続ける。
建国五十周年記念だからな。
特別格調高いやつを頼むと。
世無は呆れた顔で
いや、なんでオレがと返す。
蒼国の後見は【青】の魔法使いだろ。
オレが出たら変な感じに・・・
その言葉に対しアギリは
【青】は来ないと語る。
祝いの場にはまだ出たくないらしいぞ。
文を読み上げる式神だけ来てると。
世無はあいつまだ喪に服しているのか。
相棒を界変で失ったのは三年も前だが・・・と
思い出すように口を開くが
アギリはそんな世無に笑みを向ける。
お前たちにすれば三年など
昨日みたいなものじゃないのか。
ともかく友人代表として箔つけてくれよと。
断れないぞ。私に借りがあるはずだと言われた
世無はえ゛・・・今 使うの!?と驚きながらも
諦めた表情で民の前に立ち、祝辞を述べるのだった。
世無がアギリから無茶振りされた
祝辞を述べていた頃
王子はロキと共に部屋にいた。
手を開いたり閉じたりする王子にロキは告げる。
やっぱり式典見に行けば良かったんじゃないのか?
動けない程の痛みでもないくせに。
鬼壱が現れるのは夜だろう?
今大人しくしていた所で変わらんぞと。
そんなロキの言葉を聞いた王子は
少し下を向きながら返す。
世無には言わなかったんですけど
ちょっと・・・怖いんですよね、式典。
ロキはえ?何がこわいって?と尋ねるも
王子はその言葉に答えることなく
服を着て外に出ようとしていた。
後をついて来ようとしているロキに
王子は少し庭を見に行くだけなのでと
大丈夫だと伝えるもロキは舌打ちしつつ
王子を睨みつける。
主から戻ってくるまで目を離すなと言われていると。
庭に出た王子は見かけた鳥を見て
青陽は鳥も青いな・・・と思いながら
櫟江が言っていたことを思い出していた。
今宵は満月・・・
何が起きても不思議ではありません・・・。
そう言った櫟江に王子は
満月だと何かが起こるの?と尋ねると
櫟江はお話ですよと答える。
ですが昔から・・・満月の光は
人を狂わすなどと言いますねぇ・・・と。
王子はなんで?と尋ねるも
櫟江にもわからないようで
なぜでしょうねぇ・・・と言いつつ
いつもは欠けているものが・・・
完全な形になるからでしょうかと語る。
満月だけではありませんよ。
夕焼けが血のように赤い日など
何か起こりそうに思いませんか?
いつもと違う・・・他とは違う・・・
”特別”だと思うと人は魔法に
かけられてしまうのですよと。
そんな櫟江の言葉を思い出した王子は決意する。
特別・・・それなら今日を、”特別”な日にしよう。
魔法をかけられる側ではなく
かける側になるんだ・・・
僕は今日、魔法使いになる――と。
噴水が見える階段に座った王子は
じっとこれからの事を考えていた。
危険ではあるけど・・・鬼壱さんに
記憶を覗かれればあの日のことを思い出せる・・・
思い出せば神眼の力に近づける――
逃げることも、櫟江を蘇らせることさえ
僕には可能なはずだ――と。
街では空に祝砲が打ち上げられ
皇帝のパレードが始まっていた。
紙吹雪が舞い踊り民達が建国を祝う中
突然噴水の向こう側に黒い液体のようなものが現れる。
その瞬間、王子の神眼が反応を見せ
パレード中のアギリもまたその気配に気づいたのか
睨みつけるように王宮へと目を向けていた。
王子が突然体勢を崩したのを見て
ロキはどうした?と声をかける。
どうやらロキには現れたモノが視えていないらしく
王子があ・・・れ・・・と口にしても
何の違和感すら感じていないようだった。
ガタガタと震え始める王子をよそに
現れたモノは触手のようなものを伸ばし始める。
伸ばされた触手の先には木や鳥がおり
触れた瞬間、跡形もなく消えていた。
それを見た王子は失っていた記憶を思い出し
目の前の光景を睨みつけるように口を開く。
思い・・・出しました・・・
あれは、”界変”ですと。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ついに鬼壱の呪いの期限となる
建国祭当日となったわけですが
まさかこのタイミングで界変が起こるとは・・・
これから本格的に界変となるのかは
発生条件がわからないので何とも言えませんが
これまでの流れを見るに王子の存在が
関係している可能性が高そうな気がします。
前回は王子がいた飛国で界変が起きて
今回は王子がいる青陽で起きたわけですからね。
もちろん全く関係ない可能性もありますが
両眼が神眼というとんでもない存在なだけに
王子がいたからこそ起きたと考えても
おかしくないかなと。
それか神眼持ちが複数集まったことで
界変が起こる条件を満たしたとか?
未だ明らかにはなっていないものの
当時飛国に王子以外の神眼持ちが
いた可能性もあるわけですし。
何にしてもある意味鬼壱の呪い以上に
厄介なことが起きたのは間違いないので
界変をどうにかできるのかはわかりませんが
お祭りムードから一転して
亡国の危機が訪れることになりそうですね。
結果として青陽が滅ぶのかどうかは
なんとも言えない所ではありますが
世無も神眼もちであるアギリもいる以上
何らかの行動を起こすでしょうし
一体どうなるのか楽しみです。
第43話へ
