第１０話 Talk of the devil, and he is sure to appear.
内容ネタバレ
黒い犬に変貌したものの傷から血が溢れ危険だと判断した
チセはなんとか落ち着かせようと抱きしめると
力尽きたのか倒れてしまう。
そして倒れた黒い犬の傷がさっきの死体と同じようなものだったことから
あれはこの黒い犬がやったものではないと気づく。
そして倒れる前に言っていたイザベルという人を探したほうが良いのかと
思案しているとそこにアリスの姿が。
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そいつを持っていかないと師匠がと無理やり連れて行こうとしたため
チセは持っていた薬をアリスに投げつける。
その薬はチセが以前作った匂いを嗅いだだけで眠ってしまう失敗作だったようで
アリスは意識を喪ったように倒れてしまい・・・。
夢の中でイザベルからユリシィと呼ばれていた黒い犬が目を覚ますと
そこにはチセの姿が。
チセは妖精避けを焚いているからおかしなのは寄らないと言い、
傷の手当をしたことを告げる。
チセにイザベルのことを聞かれたユリシィは
イザベルがすでに亡くなっていることを話す。
そしてその傷は誰にやられたのかを聞いていると
眠っていたアリスが目を覚まし・・・。
チセからなんのために黒い犬が欲しいのかと聞かれ
素材にするためだと語るアリス。
そしてその素材はキメラという別の動物と別の動物を
かけ合わせてつくる生物に使われるようで
それを持っていかないと師匠が・・・と。
アリスがあらかた事情を話したその時、影からエリアスの姿が。
現れたエリアスにアリスはおかしなガキに脅されていることを話し、
無くなった腕もそいつにとられたと語った上で
あいつをどうにかして欲しいと頼むアリス。
エリアスはあの死体がそいつの仕業であることを聞き
放っておいて教会にがなられるのも好きではないと
頼みを聞き入れることに。
そしてアリスにあいつとは何なのかを聞いていると
ユリシィが何かに気づく。
そしてチセもそれに気づいたようでとっさにアリスを庇って
何かに刺されてしまう・・・。
現れた人物は件の魔術師でキメラを伴って姿を見せ、
アリスに全部喋ってしまうなんてしつけがなっていないと言い、
アリスが無事であるのを見て間違えちゃったかと軽い感じで呟く。
そしてエリアスにチセはただのモルモットでお前が人間に執着するわけないと
昔からの知り合いのように問いかけたその時
エリアスの身体が変貌し始め・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
ん～さすがにチセがあの程度で死んじゃうとは思えないですし
命に関わることはないかなと思いますが
エリアスはちょっと油断しすぎじゃないかと。
以前にドラゴンの地に運ばれたときも
猫関係のウルタールに行った時も
一時的にせよ連れ去られたり捕まったりされているわけですし
もうちょっとしっかりしてほしいものです。
今回チセが刺されたのだってあれだけ傍にいたわけですから
もうちょっと何とかならなかったのか、この骨頭！って感じです。
まあなんにしてもウルタールにおける澱みの原因を作った魔術師が
ようやくエリアスたちの前に姿を見せたわけですが
ぶっちゃけ年齢がわからないですね。
パッと見、少年のようにも見えますが
レンフレッドに対して上から目線でしたし
エリアスともなんか知り合いっぽい感じで話しかけてましたので
あの外見と年齢はかなり違う気がします。
まあ、どちらにしてもキメラなんてものを作ろうとするやつが良いやつのわけないですし
チセを傷つけた以上、エリアスがマジギレするのも間違いないと思いますので
敵確定でしょうね。
それ以外にもウルタールでのことやレンフレッドに関することからしても
どう見ても悪役なのは間違いないですけどね。
次回の展開としてはマジギレしたエリアスと
あの魔術師とのバトルになるのかなと。
なんだかんだ言ってエリアスは今まで本気らしい本気を出していないので
次回でそれがどんなものなのか明らかになりそうですね。
どちらにしてもチセちゃんに危害を与えたわけですから死んでよし！って感じです。