第１１章 カーラーンの出陣
内容ネタバレ
部下からアルスラーンたちを逃した報告を受けるカーラーン。
部下たちを怒鳴りつけその場から退席させると
それを見ていたのか仮面の男の姿が。
仮面の男に申し訳ありませんと言うカーラーンだったが
男はアルスラーンをそれほど脅威に思っていないのか
引き続き期待していると言いその場を去って行った。
そしてカーラーンがギスカールに兵を動かす許可を求め探し歩いていると
見かけたルシタニア兵から現在の地位に関して味方を売った方が出世の近道になるとの
誹謗中傷を受けることに・・・。
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今日も手掛かりがなくふと三年前の世間知らずの小僧のことを思い出したりしていた。
そしてカーラーンが出陣のため街中を通っているとき
カーラーンの兵士が一人の少女を無理やり物陰へ連れて行くのを見て
その行為を止めさせるべくその後をつけるとそこには首を切られた兵士と
短剣を持つ少女の姿が。
その様子に呆然としていたが次の瞬間少女から攻撃され
なんとか躱すことに成功するもののその少女が只者でない事に気づく。
そして自らを騎士見習いのエトワールと名乗り、少女に名を名乗れと
攻撃を仕掛け被っていたフードを取ろうとした瞬間、
フードと共にカツラが外れ相手が少女ではなく男であることに気づく。
男であったことに動揺して男から攻撃を受け飛ばされるとそこには奴隷たちの姿が・・・。
ルシタニア兵の格好に気づいた奴隷たちはいつになったら
自分たちを解放してくれるのかとエトワールに群がり、その隙をつかれて男に逃げられてしまう。
逃走した男、エラムは近くの廃墟にいたアルスラーンたちに王都の様子を報告していた。
そして出陣したカーラーンがどうやってアルスラーンを見つけようとしているのかと考えていると
ナルサスは自分ならばどこか適当な村を焼き、その後アルスラーンを脅迫すると語る。
それを聞いたアルスラーンはカーラーンはあれでも武人だとしてそんなことをしないと言うも
ナルサスから王と国を売った武人だと言われてしまい・・・。
そしてアルスラーンはナルサスにカーラーンがどこの村を襲うとしているのか聞くと
その行いを止めるため出陣を告げる・・・！！
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
裏切ったカーラーンですが自業自得とはいえ
ルシタニア軍の中でも立場があまり良くないようですね。
ぶっちゃけざまーっていう感情もありますが
それよりもそういう風になることを分かっていたのにも関わらず
何故裏切ったのかその理由が気になりますね。
今までの感じだと大人物という感じではありませんが
パルスにおいて万騎長の位まで上り詰めた将軍ですので
無能ではないと思いますし、そんな人物が裏切る理由ってなんだろうかと。
なんとなく今までの話的にはアンドラゴラスよりも王に相応しい人物がいて
その人物のために裏切ったのかなと。
そしておそらくですがその人物はあの仮面の男なのではないかと予想してます。
まあ、あくまで勘もいいところですけどね。
次回の展開についてですがようやくアルスラーンが動きだすことになりそうですね。
相手はおそらくカーラーンになるであろうと思いますが
アルスラーンたちは４人しかいない以上なんらかの奇策を用いるしかないかなと。
どちらにしてもこれからの展開はかなり面白くなりそうなので期待したいですね！